行縢探検倶楽部

延岡市にある行縢山(むかばきやま)を気楽に楽しんでいる皆さんの情報交換の場ですのでお気軽に書き込みください

湯平温泉(俳人 山頭火編)

2016-11-02 11:07:25 | Weblog

「しぐるるや ひとの情けに 涙ぐむ」

山頭火が川で洗濯をし、河原に干していたところ、時雨になってしまったが、宿で読書をしていた山頭火がそれに気が

付かなかったため、宿の娘さんが河原にとりに行ってくれ、山頭火がいたく感激したことを詠んだ句。

この句は、昭和5年放浪の俳人「種田山頭火」(1882~1940)がこの地湯平を訪れた際に詠まれた句として有名です。

温泉街入口に歌碑がありました。


山頭火ミュージアム

俳人「種田山頭火」を記念した美術館。

(開) 10:00~17:00、(料)100円

毎年11月「湯布院と山頭火展」開催

室内には、机と筆が用意されています。

大分県での山頭火の足跡と句碑

 山頭火が詠んだ句を画家の武石憲太郎が絵にしたものです。

尚 この湯平温泉には、菊池幽芳(きくちゆうほう)や野口雨情らも宿泊していたそうです。(sakarun)

 菊池幽芳の句

「 山峡は  霧立ち込めて  水の音  いよいよ高し  雨の湯平 」

野口雨情の句

「 わたしゃ湯の平 湯治のかえり 肌にほんのり 湯のかほり 」