旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

徒然

2009年12月03日 22時22分30秒 | Weblog
早く仕事に慣れるためにがむしゃらに仕事と取り組んできた。実感として7合目あたりを過ぎたようなので以降は量から質への転換を図る。劇的な転身から5カ月が経過した。遣り甲斐のある仕事だ。現在の職業に満足している。

『止まるを知りてのち、定まるあり。定まりてのち、よく静かに、静かにしてのち、よく安く、安くしてのち、よく慮り、慮りてのち、よく得。ものに本末あり、ことに終始あり。先後するところを知ればすなわち道に近し。』「大学」の第一章の後半部だ。曾子はうまいことをいう。

そういえば、メルロ・ポンティの著作の英訳"Phenomenology of Perception" "The Primacy of Perception" が近いうちに届く。現象学にかかわる著作だ。サルトルの「分別ざかり」の日本語訳の切れの悪さに閉口したことがある。英文で読んでみると明快だった。到着を待っている。カントの”Metaphysics of Morals”(道徳形而上学言論)の英訳も手に入れた。

メルロ・ポンティはフランス人、もちろんカントはドイツ人。曾子は中国人なのか漢人なのか、他の民族なのか。そのあたりはよく解らない。

2 コメント

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寒い日が続いてます。 (近藤)
2009-12-07 21:09:38
眉をしかめて煙草にマッチで火を点けているポーズをとっている写真の人ですか。^^
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ん?? (はやと)
2009-12-10 23:26:13
そのお方はアルベール・カミユさんでは?
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