旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

読書の秋

2013年10月31日 19時15分10秒 | Weblog

フッサール                                                  

以前からフッサールの「厳密な学としての哲学」を読んでおきたいと思っていた。蔵書があるフッサールの「デカルト的省察」(岩波文庫)から読んでみて、なお勢いが残ったら「厳密な学としての哲学」を買って読む予定にしていた。

ところが、今日になって「ブレンターノ フッサール」という固有名詞が口を突いてでてきた。そうだ、フッサールは世界の名著に収録されているはずだ。世界の名著の背表紙を追うと、あった!第51巻が「ブレンターノ フッサール」だ。「厳密な額としての哲学」と「デカルト的省察」に加えて「ヨーロッパの学問の危機と先験的現象学」が収録されている。

「厳密な学としての哲学」は著作が手元にないので読むのが延び延びになっていた。さっそく読みはじめた。世界の名著は解説がわかりやすいので、読み方を誤る不安がない。フッサールの師匠筋にあたるブレンターノの「道徳的認識の源泉について」も収録されている。


コメントを投稿