旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

東洋思想

2011年05月05日 07時58分30秒 | Weblog
『思想という用語は広く一般に使われているが、哲学・思想用語中ではもっとも曖昧な用語のひとつである。丸山真男は、「広義の思想」を次の4つの成層としてとらえている。いちばん上には、(1)もっとも高度に洗練された体系的な理論、学説、教義などがある。次に、包括的に、(2)世界についてのイメージ(イマージュ)である世界観、世界像、あるいは人生観などがあり、その下には、(3)より具体的な問題に対する具体的対応としての意見、あるいは態度といったものがあり、そして一番下には、(4)理性的反省以前の生活感情、生活ムード、実感、さらには意識下の次元がある。この分類でいけば、哲学の理論や学説は、第(1)の分類に属する。』「小学館 哲学辞典」から引用のうえで一部を改竄。

ユダヤ思想1,2 イスラーム思想1,2 インド思想1,2,3 インド仏教1,2,3 チベット仏教 東アジアの仏教 中国宗教思想1,2 日本思想1,2の全16巻「岩波講座 東洋思想」が届いた。儒学(儒教)を広義の思想ととらえるのか宗教ととらえるのか興味深いので中国宗教思想1,2から入った。ついでチベット仏教、インド思想1,2,3の順で読み進む予定だ。