goo blog サービス終了のお知らせ 

旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

夢現(ゆめうつつ)

2011年02月15日 21時30分12秒 | Weblog
「親知らず」の抜歯から3日が経った。経過はよい。傷口はすっかり閉じて昨日から出血もない。気のせいか頭まで軽くなってきた。肩こりは「親知らず」が原因だという先入観がある。だからというわけでもなかろうが肩凝りが霧散したようだ。またひとつ若返ったような爽快な夕べが訪れている。

今日は前触れもなく同窓生が職場に現れた。他愛もない話をまくしたてて帰って行った。最近同窓会に現れるのだけれど、ふたりでじっくり飲むような間柄ではない。それにしても最近、職場に古い知り合いがよく現れる。ここ1カ月だけでも片手を下らない。

予兆というのか兆しというのか、最近、何かが起こる前には必ずといってよいほど日常生活に関わりのない人間が現れる。悪い知らせの前には胸騒ぎがあるし、良い知らせの前には心の高揚感がある。錯覚なのか幻想なのか3年ほど前に広島にいるはずのない人を見た。あの日からそうなのだ。

メタポ検診の結果が出た。もっとも心配していた血糖値は拍子抜けするほど低かった。異常所見は高脂血漿および高血圧のみで心電図にかすかな所見、気がかりなのは背が1.5㎝縮んだことでこれは目下治療中だ。身体の疾病がひとつ、またひとつと治癒するに従って感覚が研ぎ澄まされてゆく。高血圧を治療すれば神に近づくのではないかという妄想がみえる。心が危険水域に入り始めたようだ。