早くも3カ月が経過した。ようやく仕事に慣れてきた。長く民間の企業にいたから最初は戸惑った。しかし、残業がない。勤務時間外に顧客に呼びつけられることもない。ひとが相手であるにもかかわらず、究極のところは「やっつけ仕事」だからひとりひとりの相談を終えるとその日の仕事は終る。後を引かない。夕方の5時過ぎには役所を出て確実に自分の世界に戻ることができる。ありがたい職場だ。
市民相手の仕事である。疲れは残る。特に昨年来の雇用環境の悪化によってハローワークには大勢の失業者が押しかけている。勤務時間の方はともかく、悪い癖でつい質を追ってしまうから疲労は並大抵ではない。慣れるために懸命に仕事をやってきたから尚更だ。4か月目からは早く仕事に慣れるためにスピードを上げて来た職務遂行のピードを少し緩める。確かさとか手堅さを旨として仕事に励もうと思う。
悪い癖で仕事関連の書籍をつい買い込んでしまう。新書15冊余りを流し読みした。当たり前のことであるが実用書というものは胸を打たない。長く映画を見ていない。いい映画を見てみたい。よい文章に渇きを覚える。三島やカミユを読んでみよう。「歎異抄」の口語訳を一気に読んだ。「ブッダ最後の旅」のブッダの言葉と同様に本人が望んでいないのに、開祖というものは往々にして後世で神格化されてしまうようだ。親鸞然りである。
市民相手の仕事である。疲れは残る。特に昨年来の雇用環境の悪化によってハローワークには大勢の失業者が押しかけている。勤務時間の方はともかく、悪い癖でつい質を追ってしまうから疲労は並大抵ではない。慣れるために懸命に仕事をやってきたから尚更だ。4か月目からは早く仕事に慣れるためにスピードを上げて来た職務遂行のピードを少し緩める。確かさとか手堅さを旨として仕事に励もうと思う。
悪い癖で仕事関連の書籍をつい買い込んでしまう。新書15冊余りを流し読みした。当たり前のことであるが実用書というものは胸を打たない。長く映画を見ていない。いい映画を見てみたい。よい文章に渇きを覚える。三島やカミユを読んでみよう。「歎異抄」の口語訳を一気に読んだ。「ブッダ最後の旅」のブッダの言葉と同様に本人が望んでいないのに、開祖というものは往々にして後世で神格化されてしまうようだ。親鸞然りである。