未熟なわたしはヘルメットをかぶるどころか、学ランを着て、セクト同士がどつきあうのをただ眺めていました。凄まじいどつきあいをやっていましたよ、連中は。わたしの同級にも嵌ったのがいて、「自己批判しろ!」なんてわめきながら、元裁判官の教授を追い回した挙句、どつくのがいました。件のあいつ、今頃どうしてるんだろ?
世代論でいうと、一般に若者は潜在的に暴力的ですから、口実さえ与えればすぐに顕在的に暴力的・威嚇的になるようですね?残酷にもなります。でも、昨今「理由なき反抗」に走る若者たちについては、徹底的に取り締まって、くさい飯を食べてもらうのが一番の薬じゃないかと考えるようになりました。どうやら、理念のない暴力に心底苛立つ年齢になってきたようです、いやだ、いやだ。
学園紛争当時も、どちらかというと腕っ節が強そうでドグマにはまり易いのが、オピニオンをリードしていました。企業の仕組みを受け入れて自己否定すれば、たちまち企業戦士に早変わりというわけです。
入ったのが、名目上は法哲学なのですが、現実にはマルクス主義法学と労働法のゼミで、いきなり「資本論を読め!」で面食らいました。「経済学批判序説」でお茶を濁しましたが、この本を読んだことによって学問の何たるかについて多くのヒントを得ることができたように思います。多分「怪我の功名」というやつでしょう。
世代論でいうと、一般に若者は潜在的に暴力的ですから、口実さえ与えればすぐに顕在的に暴力的・威嚇的になるようですね?残酷にもなります。でも、昨今「理由なき反抗」に走る若者たちについては、徹底的に取り締まって、くさい飯を食べてもらうのが一番の薬じゃないかと考えるようになりました。どうやら、理念のない暴力に心底苛立つ年齢になってきたようです、いやだ、いやだ。
学園紛争当時も、どちらかというと腕っ節が強そうでドグマにはまり易いのが、オピニオンをリードしていました。企業の仕組みを受け入れて自己否定すれば、たちまち企業戦士に早変わりというわけです。
入ったのが、名目上は法哲学なのですが、現実にはマルクス主義法学と労働法のゼミで、いきなり「資本論を読め!」で面食らいました。「経済学批判序説」でお茶を濁しましたが、この本を読んだことによって学問の何たるかについて多くのヒントを得ることができたように思います。多分「怪我の功名」というやつでしょう。