昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

白鳥の親子

2008-02-02 17:40:40 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 今朝の気温は、今冬2番目のマイナス17度まで下がったようです。
 朝早くから真っ青な空が窓越しに見えていたから、おそらく放射冷却現象だったのでしょう。
 しかも製紙工場の煙は今日も真っ直ぐに天に向かっていたので、先ず風の心配はまったくありません。今日もまた外歩きは間違いなくできるはずです。

 予想どおりに陽がのぼるにつれて気温は上ってお昼近くには、マイナス4度にまでになりましたので、さっそく外歩きに出掛けることにしました。
 行く先はやはり自転車道路です。なんと云っても先日の除雪のおかげで、轍や足跡のデコボコは少なくて歩き易いからです。

 歩き初めてから間もなく、道路沿いの川にうごめく白いものを見つけ、一旦堤防に下りて確認すると間違いなく白鳥でした。しかも親子連れで、川上に向かって泳いでいました。直ぐにカメラを向けたのですが、遠過ぎてはっきりしません。
 ちょっと急坂でしたが、思いきって土手を下りてゆくと白鳥たちも驚いたのでしょう、岸辺から遠ざかり幼鳥は岸辺の枯れ草に身を隠してしまいました。
 しかし川幅が狭いうえに、水面が出ている流れも少ない支流ですから、遠くまで逃げられません。程なくして幼鳥の居場所も分かり、カメラに納めて早々にその場を離れました。

 正月過ぎまでは、新釧路川にたくさん居たのですが、先日来の低気温で結氷してしまったので、今ではまったく姿を見せていませんでした。
 親子で渡って来たのでしょうが、目ざす川は結氷・・・キット行き暮れて住宅街の直ぐ傍の小川で休んでいたのでしょう。

堤防の端ギリギリまで出たのですが、遠過ぎて・・・

つがいの白鳥の親たち

岸辺の枯れ草の陰で見つけた幼鳥


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2 コメント

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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2008-02-02 21:16:30
これは、まさにオオハクチョウです。本州では、福島県以北でしか見られないと思います。私は一度も見たことがありません。ですから、できれば、福島まで撮影に出向きたいと思っています。北海道での越冬は厳しいだろうと人は思うかも知れませんが、ごく一部を除いて全面凍結する諏訪湖にはコハクチョウが飛来しています。三枚の写真はどれも鮮明で、良く伝わってきます。特に三枚目の幼鳥の仕草がとても可愛いです。無事、北帰行ができるよう願っています。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2008-02-08 18:27:24
 コメント有難うございます。少しばかり体調が悪いことにかこつけて、しばしばお返事が遅れてしまい申しわけありません。
 いつも感謝しております。

 オオハクチョウとコハクチョウとの区別は出来ませんが、poloさんのお蔭で少しずつ判るようになりました。
 今年は昨年とちがい、本命の新釧路川が全面結氷していて今は一羽も来ておりません。
 立春が過ぎても相変らずの寒気で、人間ばかりか小鳥や水鳥たちもさぞや大変だろうと思います。
 Poloさんおっしゃるとおりで、無事に北へ帰れたら良いのにと思ってしまいます。
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