昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

イルミネーション

2008-12-21 17:45:09 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 今年もまたクリスマスのシーズンが近づき、あちこちの住宅街や商店などで、エルミネーション点灯され始めました。
 必ずしもキリスト教の信者では無いのでしょうが、イエス・キリストの降誕を祝うお祭り行事は古くから行われて来たようです。
 ただし私らの子ども時代には、それらがあったのかどうかは、まったく覚えていません。
 それは樺太が辺境の地だったからなのでしょうか。否!アルファベットが敵国の言葉だと、全面的に禁止されていた時代だったのですから、ましてや異教徒のお祭りなどは、まったく論外でとんでもないことだったしょう。
 しかし現在では、クリスマスは国民的行事と言っても良いほどに、広く楽しまれているようです。

 わが家に子どもが生まれたころは、今のような大掛かりなイルミネーションなどまったく見られませんでしたが、こどもの居る家々ではツリー(豆電球の点滅式)を飾ったものです。
 それにしても、家の中ばかりでなく家全体をイルミネーションで飾り立てる処が年々増えており、さらにまたその豪華さも増しております。
 キリスト信者でもないのにと、今さら目くじらを立てる人も少ないでしょうから、それぞれ応分の範囲で楽しむことは、決してやぶさかでは無いと思われる昨今の年末風景です。
 適切な言葉なのか如何かはわかりませんが、これも地球グローバル化の一つなのだと思うのですが・・・。それにまたこうしたグローバル化が、果たして良いことなのかどうかは、田舎ジジイにはかり知れないことです。
 一本によれば、東北地方の農民の間で古くから延々と伝えられている豊作祈願の神事、黒川能を見物に訪れている外国人が多いとか、これも地球グローバルかの一つとして、平和の一因に繋がるのかも知れません。 
 こうしたクリスマスを行うことで、楽しむことが出きるのなら、クリスマスに限らず世界の各宗教のお祭りを、みんなで広げてゆけば、今のテロによる殺傷や宗教がらみの戦争が少なくなって、より平和になれるのではないかと、つくづく思うこの頃です。 

 以上、田舎ジジイの愚にも付かない戯言でした。

下のイルミネーションの写真は、孫の家のある住宅街で毎年のように見かけるものです。

同上

同上

窓ガラス越し見える点滅式ツリーが、とても懐かしくて・・・


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