昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

久々の阿寒連山

2010-05-05 17:35:13 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 めったに姿を見せることの無かった阿寒の山々が、今日は珍しくくっきりと現れていた。
 いつも折りあるごとにS町の外れまで足を延ばしていたのだが、何時行ってもずうっと雲に覆われているか靄っていたから、実のところ今日も駄目だろうと思いつつも、駄目で元もとといった軽い気持ちで出掛けたのだった。
 ところが行ってみてびっくり、そこには幸いにもまだ雪をいっぱいに被った雌阿寒岳と雄阿寒岳がくっきりと姿を見せていた。
 まさに久々に見る雌阿寒岳であり、また雄阿寒岳の雄姿だった。
 これまでずうっと買物ついでに何気なく足を延ばしたのだが、本当に来て良かったとつくづく今日の天気に感謝した。
 この清々しい連山の雄姿を前では、日々の心の憂さなどは綺麗さっぱりと吹き飛んでしまった。
 心がすっきりと軽くなり晴れ晴れとした気持ちで家に戻った。

今年初めてかも・・・久しぶりの雌阿寒岳!

同じく雄阿寒岳!


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2 コメント

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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2010-05-06 20:56:55
すっかりご無沙汰しました。八ヶ岳で野鳥を探していました。
雌阿寒岳も雄阿寒岳も、身が引き締まるような、偉容を誇っています。不思議ですね、全山雪に覆われた名山を眺めると、身震いがするほどの畏敬の念が湧き上がってきます。おそらく、有史以前の人類が感じた何かを我らの中に潜んでいるのかも知れません。そうとしか説明のしようがないですから。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2010-05-10 20:31:25
 コメント有難うございます。
 八ヶ岳からお帰りでしたか。てっきり当分滞在されるものと思っておりましたから、すっかりご無沙汰してしまいました。
 おっしゃるとおり雪の阿寒連山からは、やはり違った感銘を覚えます。
 啄木が詠んだ{神のごと遠く・・・}の短歌には、おそらくそのような感慨が込められているのでしょう。
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