昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

梅の便り

2010-05-10 20:32:28 | 日々の雑記
 昨夜札幌の弟からのメールに、満開の梅の写真が添付されていた。弟はこの数年来、自分の家の庭に咲く梅の写真をメールで送ってくれていた。
 初めは東北や道南の函館ならともかく札幌で梅が、しかも盆栽でなくて戸外で花開くなんてことは信じられなかった。
 ところが送られて来た写真の梅の花は、どう見ても間違いなく弟の家の庭に咲いた花だったのです。
 たとえ写真の花であっても、ここ釧路の今の時季はとにかく風が強いうえに、気温は例年に無く不順で未だに霙などの予報が出るほどに不順なのです。
 桜の開花予想は一応今月半ば過ぎなっていますが、それだって今の気温からしてあまり当てにはならないでしょう。
 今、市内の公園や自転車道路を歩いて見ても、目に付く花と云えば蝦夷紫躑躅がようやくほころびかけた程度です。
 弟は、私のブログからそんな釧路の事情を知ったからでしょう、この時季になると梅の花を、そしてまたわざわざ{百合が原公園}の色々な花の写真を送ってくれます。

 ちなみに弟は一歳年下で、私とはいわゆる年子の関係です。今ではお互い歳をとっていますから、滅多に会うことありませんが、子どものころは双子と間違われるほどに、通学や遊びなどいつも一緒でした。
 親の言うことを聞かなかったり悪さをしたりも一緒で、また叱られて家から逃げ出す時も一緒お互い庇いあったものです。
 またカルタ(百人一首)取り遊びなどでは、「お前ら組んでいる・・・」などと、遊び仲間から、よく非難されたものです。
 私たち兄弟は、仲間の中でも人一倍負けん気が強い方でしたから、決して組むなんてことは無かったのですが、とにかく中が良くて何時も一緒でしたから、友達たちにはそのように見えていたのでしょう。

 病後であまり外歩きが出来ない今、送られて来たこの梅の花にどれだけ癒されたことか、何度なんどもメール開いて見入っています。

札幌の弟からのメールに添付されて来た札幌で満開の梅の花!