昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今冬初めての白鳥

2008-11-21 18:24:34 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 今年初めてと書きましたが、川の近くに住む人の話によると、やはり3日前に来ていたのでした。実はあの日以来、外歩きとか買い物とかの折などに見に来ていたのですが、ようやく今日になって目にすることができました。
 この前のブログに書いたように、買物途中に橋の上から見たのは、やはり白鳥に間違い無かったのです。
 ただ3日前に見たのは確か3羽だったのですが、今支流の仁々志別川の河口に居るのは、幼鳥を含めて5羽の群れでした。私たちが初めに見た親子に後から2羽が加わったのでしょう。
 私たちが川岸まで下りてゆくと、餌にでもありつけるかと思ったのか、一斉に寄って来たのですが、生憎餌になるような物は何も持っていませんでした。
寄って来る途中で、一旦は立ち止って警戒している風でしたが、私が懐からカメラを取り出すしぐさに気付いてか、再び辺りを警戒しながらも近寄って来ました。
 しかしカメラを向けると、直ぐに方向を変えて対岸側に戻り始めたのです。ここでは対岸の方が、遊歩道が無い分だけ雑草が茂っている分、それに道路からもかなり離れているので、より安全なのです。
 デジカメに撮ったあと、さらに携帯にも撮ってから戻ろうとした時、やはりデジカメを持った人が近づいて来ました。初めて会う人でしたが、カメラを持っていただけで親しみを覚えて、日頃の人見知りにも関わらず気軽に話しかけていました。
 この近くに住んでいるからなのか、この川の白鳥についてはとても詳しいようで、色々なことを話してくれました。
 白鳥が飛んで来るようになったのは、3年前あたりからだと思っていたのでしたが、じつは10年ほど前からすでに来ていたということでした。
 ブログを始める前には、河畔に来るなんてことはほとんど無かったし、またこんな街中の川にカモメならともかく、こんな大きな白鳥が飛んで来るなんてことは、てんで思いもしなかったからです。
 白鳥だけでは無くて、アオサギもまたこの川で初めて見たのでした。

 さらにその人の話では、夜になるとこの辺りにはキタキツネが現れるので、白鳥たちの数が少ないときには動物園の池で夜を過ごしているとか・・・。
 そして仲間の数が2、30羽ほどにもなると、何処へも行かず川の真ん中あたりで、固まって過ごしているそうです。

 今日はこの冬初めての白鳥にも合えたし、気さくな人に出会えて色々なことを教えて貰い、本当幸せな一日でした。
 
 今年は、渡り鳥たちの鳥インフルエンザが心配されるとかで、残念ながらあまり近付いての写真はのぞめないようです。鳥たちには何の罪は無いのですから、とても可哀想ですね。

白鳥たちは辺りうかがいながら近寄ってきた。

あの年寄りたち大丈夫かな・・・?

大丈夫!きっと餌をくれるかも・・・まあ・・・待て待て!


やっぱり怪しいよ!帰ろうっと!