昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

わが家の初収穫のミニトマト

2007-09-12 20:51:18 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 昨年、隣家を真似たトマトつくりが、初めてにしては上々の出来だったことから、老妻はそれに味をしめたのか、今年も五月早々にホームセンターから苗を三本買ってきて、昨年使ったプランターに植えていた。
 それからというものは、膝の悪いのをおして、日ごろの手入れに余念がなかった。例えば、翌朝の気温などの予報に応じて物置にしまい込んだりナイロン袋を被せたり、また晴れた日の水やりなども欠かしたことはなかった。
 まるで幼い子や孫を慈しんでいるかのようで、その間、わたしが手を出すことといえば、水やリのときの台所から窓までの水運び程度だった。
その甲斐あってか、老妻は今朝早くに起きて穫り入れて来たらしくて、私が起きてゆくと直ぐに、今年初収穫の熟れたミニトマトを見せてくれた。昨年とは種類が異なるせいか、形は真ん丸で色もやや黄色みがかっていた。
 味のほうは、さっそくその日の朝食時に味わったのだが、昨年とまったく同じで、取り立ての歯ざわりと云いその新鮮な旨味は、日ごろ欠かさず食べている市販の物とは比べようも無かった。

 初収穫で・・・初物?・・・これって家で穫れたミニトマトの初物に違いないから、「初物75日」の喩えどおり、まず七十五日の長生きは間違いないだろう。
 そんな冗談を言い合う、今朝の和やかなひと時でした。

 短歌の作法などまったく判らないのですが、最近幸いにも知己を得ることの出来た先輩ブロガーに倣って作ってみました。もとより人前に出せるもので無いのですが、これも勉強(75歳の手習い)のためとあえて載せたしだいです。

 ※ 膝痛の老妻が手塩の 
   ミニトマト 
   今朝の初穫り喜びあえり

     
 5日ほど前に撮ったミニトマトの生り具合

 今年の初収穫で、また初物となったミニトマト