昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

仁々志別川の水鳥

2007-02-02 18:38:09 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 昨日正午のプラス気温と無風状態とは多いに異なり、今日は同じように晴れていたのだが、気温はマイナス3度と低い上に8メートルを超す風がとても冷たかった。          
 ウォーキングをしようと勇んで出掛けて来た自転車道路だったが、とてもとてもウォーキングなどの出来る状態でなくて早々に退散した。
 しかし折角く出て来てみすみす引き返すのも癪だったから、せめて白鳥でも見て帰ろうと思い、何時もとは別の舗装なども未完の細い川添の道を進んだ。

 大寒の頃には川岸に結氷が見られていたのだのが、3月上旬を思わせる此のところの気温に、それらの結氷はすっかり消えてしまっていた。
 そして何気なく見遣った川べりの、露わになった枯れ草の上に、屯ろする約10羽ほどの水鳥の群を目にして直ちに車を停めた。やや遠目だったのと、乏しい私の知識からでは定かで無かったが、少し近付くと市内の運動公園の池で見覚えのある「マガモ」に相違ないと思った。
 ただそっと近付けば良かったものを、土手を下りる時に慌てて音を立ててしまったせいで、のんびりと寛いでいたマガモたちを驚かせてしまったようで、一斉に川の中へ逃げ込み遠ざかって行ってしまった。
 初めから驚かす気など毛頭無く、少しでも近付き良く観察したかっただけなのに、すっかり驚かせて仕舞い、その迂闊さが悔やまれてならなかった。

川べりの枯れ草の上で寛ぐ水鳥

慌てて川の中へ逃げ込んで遠ざかる水鳥