昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

新調した携帯電話

2006-09-13 18:42:06 | 日々の雑記
 先日の夕方携帯電話が突然圏外となった。我が家でしかも充電を終えたばかりなのに、何故か何度と無く電源の入れ直しを繰り返したが、一向に改善される気配が無かった。普段ならば余り必要としない携帯電話だが、明日に限って隣村の親戚を訪ねる所用があった。
 距離こそ30キロ足らずだが、人家の少ない山道が続く場所だけに携帯は必需品であった。素人が幾ら弄繰り回してラチが明かないままに、折り良く最近程近いところに出店して来たドコモショップへ出掛けた。

 思うに、此の携帯電話も車同様に、現役を引退してかれこれ3年も経つから、己の年齢と経費のことを考え合わせると無理してまでも持つような代物では無い事は、日頃から充分に弁えているつもりだ。しかし車も携帯も一旦その便利さを体験したからには、唯の理屈だけでは通らないものがあるのだ。

 初めは修理に出そうと思ったのだが、店員の説明を聞く内に修理よりも新規取替えの方が、手っ取り早くてその上予想以上に廉価いことも判った。
 予想していた修理価格の半分にも満たない価格を提示されたので、この際思い切って妻の分も併せて取り替えることに決めた。老妻の携帯は約4年前、兄弟姉妹での沖縄旅行の際に買ったものだから、かなり旧式で機能的に劣り常日頃から姉妹間でのメールの遣り取りでは随分と苦労していた。それが二人とも一気に新品でそれもカメラ付きとなったのである。
 カメラこそ家に二台(ソニーとルミックス)在るから、無理してカメラ付きでなくとも良かったのだが、しかし手にして見るとても便利ですっかり気に入ってしまった。

 因みに機種は以前と一緒で「NEC」だが、今度のものは「ムーバN506iSⅡ」というもので、価格はファミリーとシニアーの各割引きにポイイトを足して、何と一台1,575円(現金払い)に手数料が2,100円(料金と後払い)の〆て3,675円であった。
 かくして夫婦併せて2台とも、新品と取り替えることが出来たわけでまさに「目出度し・・・目出度し」と相成ったのである。こんなチッポケで高々3千円そこそこの物でも、七十歳過ぎた老夫婦にはこの上ない幸せなことであった。

新調した二人の携帯電話「ムーバーN506iSⅡ」