畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

逃げ月

2014-02-18 17:59:54 | 農作業

2月18日(木)  

日常に戻る。2月も半ばを過ぎた。やらなければならないことが、目の前に山積みだ。2月は、あっという間に過ぎてしまう月だ。3月に入ると、期間限定で、延ばすことのできない作業が、たくさんある。2月中にどれだけ段取りができているかが、大事になってくる。

野菜類の育苗は、とりあえずは、つぶれたままのハウスと、サツマイモ育苗トンネルを利用して、始めてもらうことにする。毎日目に飛び込んでくる折れ曲がったハウスパイプの撤去を急ぎたいが、使用する道具がまだ来ない。今日のメールで、入荷したとの知らせあり。明日くらいには出荷してくれるだろう。畑の片づけを急いで、ジャガイモの植え付けも目前だ。田んぼの準備もあるのだが、こちらは、昨秋のごたごた続きで、前作業も手を付けていないところもだいぶある。明日、19日は、雨水。暦の上からも、農作業に向けて、土岐は進んでいる。

しかし、焦ってもしょうがない。やれることから、と、味噌つくりの道具類の片づけ。格納庫内に入れてある、薪類を、風呂釜用にして、薪置き場に運び、積んでおく。かなりの量の薪ができる。一通り片付けが終わり、これで、日常作業ができるようになる。午後は、明日の野菜収穫。

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イベント

2014-02-17 19:08:18 | 農作業

2月17日(月)  

Kさん、昨夕到着。暮れ以来。鍋をつつきながら、飲み会が、遅くまで続く。

しかし、早く火をつけなくてはという思いが強く、暗いうちに目が覚める。5時半を回ったころだった。起床。表に出て竈に火をつける。昨日の晴天と、火を燃したおかげで、周りは乾いているので、火付きはよい。今日は、我が家の13kgの釜二つと、地元の友人が、一度味噌を作ってみたいということで、3kgの大豆を入れた小さな釜を用意した。都合三つの竃で、豆を煮る。Kさんも出てきて、火の番を代わる。

10時ころには、千葉の料理店「優」の店長が、お客さん二人と到着。もう何回かの、味噌つくり参加である。全員そろったので、お茶にして、ひと時懇談。少しゆっくり休んでしまい、11時過ぎから、作業開始。昼食は、作業終了後ということにし、ぶつづけで、ミンチ機を回す。今日は、風もない晴天。天候にも恵まれ、作業も順調に進む。

私は、ひと段落したら、昼飯つくり。今日は、根菜類を具にした、おこわ。昨晩から水に浸しておいたもち米を蒸し、鶏肉と根菜を炒め煮にする。

作業が終了するのと、おこわが完成するのはほぼ同じ時間。2時過ぎからの遅い昼食となる。昼食後、みんなで、洗い、片づけてくれて、4時過ぎころ、遅くなり、道路が凍結しない内にと、帰ってゆく。

どうなることかと心配だった、一大イベント、二日間の味噌つくりは、こうして終わった。お疲れ様でした。

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2014-02-16 18:29:13 | 農作業

2月16日(日)  

千葉の自然食品店の一行は、昨夜半ごろの到着だった。私は、12時近くまで待っていたが、限界で、連れ合いにバトンタッチし、布団に入った。だから、到着は知らなかった。

6時前、まだ暗い中起床。釜戸に薪をくべ、火をつける。下はぐちゃぐちゃだし、薪も完ぺきには乾ききっていない。火の燃えが悪い。米袋を破き、細い枝などを大量にくべて、なんとか火を落ち着かせる。白みかけたころ一行も外に出てくる。一年ぶりのあいさつを交わして、後は任せて、食事の支度にかかる。

地元の友人の分、大豆13kg。自然食品店分、13kg。釜戸は二つ。10時ころには、豆も煮えて、ミンチの作業に入る。途中のお茶の時間を入れても、13時には、すべて終えて、昼食。3時前には、帰ってゆく。私は、段取りをするだけで、後の作業には手を付けず、余った時間は、食事の支度と、会計の領収書の整理などをしていた。

皆が帰った後、明日の準備。空いた釜に、大豆と水を入れて、すぐに火を燃せるようにし、薪も再度点検しておく。

今日は、昨日までとは変わり、よく晴れあがる。しかし、強風が吹き、からのポリ桶が転がるほどだった。明日はこの風も収まり、静かな天気のようだ。

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孤島

2014-02-15 18:41:29 | 農作業

2月15日(土)   のち  いちじ 

一晩中降り続いたようだ。いつごろから、雪が霙になり、雨に変わったかはわからない。明るくなるころは、雨だった。このまま降ってくれれば、積もった雪も消えるだろうと期待するが、8時ころには、降り止んだ。しかし、気温は高く、外に出ると、生暖かく感じるほどだった。この暖かさが続くのだったら、道路も何とかなると期待した。しかし、その後すぐに、気温は下がったようだ。作業場で、何か寒いねと口にするほどだった。今調べてみたら、6時に3℃台だったのが、7時には14℃台と急激にじょぷ称し、9時には15、2℃になり、10時には4、2℃と急激に下がっていた。その後は、7~8℃台で推移。こんな急激に変わる天気って、なんだろう。そしてまた今、ぱらぱらと雨が降っている。

我が家の周りは、先週の雪が残っていたところ以外は、今回の雪は、ほぼ消えた。しかし、周囲の道路は、チェーン規制や、通行止めが続いている。宅配の運送業者も、外からの便は入らないし、こちらの荷物も千葉のセンターに届けられない、と言っていた。だから、今日発想の荷物は、明日配達できず、早くて、明後日となるといっていた。温暖の地と言われている、南房総の当地が、陸の孤島となってしまった。

それでも、明日、明後日は、どうにかして、味噌つくりをやろうと、朝には、明日用の大豆を洗い、水に浸した。夕方に、集荷してもらった後には、ドラム缶のかまどを据え付け、大釜をセットする。朝、すぐに火をつけられるように、浸し大豆を移しておく。ついでだと、明後日の大豆を洗い、水に浸す。この寒さだ。浸しすぎるということはないだろう。

 

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2014-02-14 17:12:43 | 農作業

2月14日(金)   のち  霙

目覚めるころから、弱い雨がしとしとしていた。明るくなるころには、白いものが混じり、霙となり、雪交じりになる。前回の雪が完全に消えきっていない内に、再び積もるほどの雪になりそうだ。田んぼの黒の北側などには、吹き溜りのように、前回の雪が、白く線のように残っている。そんな光景が、午後から強まった雪で、一面真っ白に変わった。

野菜の収穫に行く。霙のように湿った雪だから、雨がっぱを着ての収穫。風も出てきて横殴りの霙にたたかれる。ゴム手袋に軍手といういでたちでも、30分もすると、指先は感覚がなくなり、動かなくなる。車のヒーターもそれほどの効果はない。一部の野菜は、明日の気温上昇予報にすがり、残してくる。

午後、連れ合いの趣味で作ったベーコンを、だっきパックしてくれと頼まれ、機械と袋を用意し、パック詰め作業。2時間近くかかる。その後は、パソコンの設定の続きとか、会計のまとめをやろうかと、机につくが、雪の影響か、瞬間的停電に、たびたび襲われる。なまじ、作業中に停電となり、すべてゼロになったら無駄になると、中止する。

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残骸

2014-02-13 19:42:55 | 農作業

2月13日(木)  

明日、再び、南岸低気圧の通過で、雪か雨だという。今回の崩れは長引き、土曜日も降り続くようだ。

日曜日、月曜日の二日間、味噌つくりの予定だ。両日は晴れて、グチャグチャの中だろうが、作業はできるから問題ない。しかし、前回のような大雪で、道路が封鎖されたりすると、困ることになる。東京や、千葉方面から、参加する人たちの交通が困ることになる。今のところ、明日は雪でも、土曜日は雨のようで、そうなると、雪も解けるだろうと、楽観して、予定の変更は、しないつもりだ。

となると、次に困るのが薪。薪になる多くは、庭の隅に積んである。露天だから、二日も続く雨に打たれると、湿って、燃料の役にならない。今日のうちに、雨の当たらない内に入れなくてはならない。長いまま積んであるので、薪として使えるぐらいの長さに切って、格納庫内に運び込む。こんな作業も、昼から、2時間近く費やすことになる。

朝から、ハウス解体作業にかかる。POフィルムや、防虫ネットなど、被覆資材の取り外しは終える。POフィルムも、規格通り畳んで縛り、廃棄できるようにしておく。

フィルムが取り除かれ、無残に折れ曲がった、ハウスパイプ。

     

  

 

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解体着手

2014-02-12 18:58:16 | 農作業

2月12日(水)  いちじ 

夜中、みぞれ状のものが降っていたようだが、短い時間だったようだ。朝には、雪の影響のないところは乾いていた。積もった雪はまだ完全に融けてはいない。ところどころ白く残るし、庭は乾くことなく、水たまりもあり、ぐちゃぐちゃだ。

午前中は出荷作業。ほぼ午前中に箱詰めまで終わらす。連れ合いは、久々で、患者会の当番で、出かける。納品書を打って、荷物を作った後に、ハウスの片付けに着手する。まず、被覆してある、POフィルムを外さなければならない。溝のある金具にスプリングを押し込んで、止めているので、そのスプリングを外す。やりにくいところは、カッターで切るしかない。撤去したフィルムは、廃プラスチックとして、リサイクル回収があるので、その規格通りに畳んで縛る。風がある程度あるので、あおられて、やりにくい。とりあえず、天井部分だけは撤去する。

だいぶ明るくなった。5時のチャイムが鳴ってから、片づけにかかる。

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雪国

2014-02-11 19:17:00 | 農作業

2月11日(火)  いちじ 

朝起きる。外は雪がちらちらしている。地面もうっすら濡れている。その雪は、7時を過ぎるころから、本降りとなり、先日の雪が解けたアスファルト道路も、真っ白になる。昼前に降り止むが、その後も、時々弱い雨がぱらっと来たり、白いものが舞ったりの天気。解けていない雪の上にまた雪が降る。雪国に変身したようなこの頃。今日の雪は、その後、すぐに消えてくれたが。

壊されたハウスの解体作業に手を付けようと、気を入れて、少し早めに起きたのだが、この雪で、気勢をそがれる。8時前に、犬にトイレだけでもと、外に出るが、10分ほどで戻ると、頭も衣類もほの白くなっている。濡れるほどの雪だし、寒さもきつい。意気込みむなしく、作業中止。午後は、どんな天候でも、野菜の収穫だ。昼前は、再び、パソコン。新しいほうでの作業が、問題なくできるかの試運転。

午後は、花畑。秀畑は、連れ合いに頼む。畑の雪はほとんど消えて、ちょっと日陰の草のところに白く残る程度。しかし、北風が強く吹き、気温も低く、濡れ野菜の収穫は、冷たくて大変。車のエンジンはかけっぱなしで、ヒーターのスイッチも付けたまま。ときどき、手を温めながら、作業する。

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油断

2014-02-11 09:41:59 | 暮らし

2月10日(月)  いちじ 

昨日のある程度の暖かさでも、雪は消えていない。アスファルト道はほぼ消えているが、農道、田畑、空き地などは真っ白のままだ。我が家の庭も真っ白のまま。矢野の雪が落ちる、家の周りは、固く積もっている。来週に控える味噌つくりに向けての、麹つくりをする連れ合いがぼやく。釜戸を据える場所に苦労する、と。3kgづつ5回、白米を蒸して、麹を仕込む。雪が積もり、消えていても、グチャグチャの庭は、まきを燃すには最悪だ。

農業資材店の社員が来てくれた。つぶれたハウスを早く建てなければと、早速に電話をしておいた。ハウスを見て、「早速、発注しておきます」。「立てるのも頼むよ」と、お願いすると、困ったような顔になる。

この雪で、かなりのハウスが、つぶれたのだという。施設園芸のハウスは、大被害だし、再建を急がれる。それを聞いたら無理は言えない。資材だけの注文で引き下がる。

暖地ゆえの大被害なのだろう。そのうえ、この20年近くは、台風も含め、大きな災害はほとんどなかった。パイプハウスが、台風や、雪に弱いことは承知していても、油断してしまっていたのだ。

さて、大変だ。老骨にムチ打って、ハウス新築という、余分な作業に着手しなければ。まずは、撤去だ。こちらのほうが、大変な作業だが、明日から、ぼちぼちと手を付けよう。

午前中は、母を送り出し、部屋などの掃除、洗濯。

午後は、昨日に続き、パソコン。昨日は、積雪をよいことに、家にこもり、パソコンの引っ越しを完了した。ダウンロード、印刷したテキストを片手に、大奮闘。どうにか、荷物は、新居に運び込んだ。しかし、新居は、荷物が散らかったまま。運び込めないソフトは、新たに設定しなければならないし、作業中、どこかにやってしまったようなものもある。日常使うものは、早急に使えるようにしなくては。ここでも、便りは、リモートサポート。申し込んでも、1時間から2時間待ちだ。やはり、XPのサポート終了の影響か。そんな間に、毎日の雑用を片付ける。

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雪害

2014-02-11 08:19:56 | 暮らし

2月9日(日)  ときどき 

雪は、弱まりながらも、夜半まで降り続いたようだ。そして、銀世界の夜明け。

どのみち仕事にはならないだろうと、ゆっくり目の起床。家の中で、パソコンの引っ越しには、ちょうど良いぐらいに思っていた。コーヒーを飲みながら、新聞に一通り目を通し、犬にトイレぐらいはさせてやらないとと、外に出る。日差しはまぶしいぐらいだ。何か、違う景色の中にいるように感じる。どうも雪化粧だけのせいではないようだ。気が付いた。我が家の前の荒れた空き地に、違和感を覚える。普段は見えない景観が目に映っている。荒れ地の奥はシノベ竹が、数メートルの高さで群生し、その向こうは全く隠されている。しかし、今日は、隠れている景色が、丸見えだ。昨日の雪が、竹の枝葉に積もり、その重みで、シノベ竹は押しつぶされるように、曲りしなり、低くなっていたのだ。

はっ、と思う。ハウス!。

無残な光景が飛び込んできた。

    

  

パイプハウスが雪に弱いことは、十分承知していた。雪のたびに、気にしてはいた。しかし、今まで、30年近く、何もなく来ていたことで、すっかり油断をしていた。その、今回、数十年ぶりという積雪。

3棟あるハウスがすべて、つぶれた。写真のハウスは、水稲の育苗兼施設栽培用。40坪ほどもの。もう一つは、15坪の野菜の育苗ハウス。肥料や、資材を入れてあるハウスは、リサイクルのもので、なければ無いで、どうにかなる。

もう育苗の季節だ。急いで、どうにかしなくては。

 

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