畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

再会

2010-12-21 18:05:18 | 暮らし

12月21日(火)    のち  

午後も半ば頃、パラパラ来たが、続かず、今も曇り空のまま。雨の降り始めは、夜遅くからになりそうだ。

午前中は、休耕地の草刈。今日も、汗に濡れ、昼には、着替える。ここまで来て、風邪をひくのは嫌だから、こんなことをこまめにするようになった。歳を取ったら、その辺は、用心深く。

午後、北総の地区で、有機農業をやっている知人が来る。彼は、もともとの農家の後継者で、有機農業に転換した、農業では、先輩になる。有機農業研究会の、県の活動をまじめにやっていたころに知り合い、いろいろ学んだ人でもある。私は、その後、研究会の活動とは疎遠になったが、彼は、中心になって活動もしている。農業志望の研修生も、受け入れていて、その一人が、就農場所として、南総地区に住みたい希望があり、状況を知りたいと、訪ねてきてくれた。5年ぶりくらいの、再会であった。

まだ若い、研修生。一年近く農業の実習をしているそうだ。全く農業とは縁のない所から、農業をやりたいという若い人は、多い。しかし、農業を始めるには、いろいろと条件があり、いざ始めるまでには、いろいろとクリアしなくてはならないことが多い。農地、住む場所、農機具、収納場所、生産物の販売先、生産が軌道に乗るまでの生活資金、等々。「農業をやりたい」という強い気持ちがあるうちに、希望に沿うような場所にめぐり合ってほしい。

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秒読

2010-12-20 18:44:55 | 暮らし

12月20日(月)    のち  

夜のうちに、ごく弱いが、雨が降ったようだ。大豆の雨支度をしておいてよかった。シートの上に、少しばかりの水溜り。地面も、しっかり濡れている。

今年も、もう秒読みだ。作業の方も少しづつ片づけて行く。今日、大豆畑に残っていた、茶豆と、黒豆を収穫。一作業片付いた。依頼を受けている、休耕地の草刈も着手。半日、3時間ばかり刈払機を振り回す。午前中は、曇り空だったが、12月にしては暖かく、シャツ一枚になって作業したが、昼には、下着を着替えるほどに、びっしょりになる。一年ぶりの草刈だから、ススキや、セイタカアワダチソウは、2メートルを超え、刈り払われた草が、頭から被さってくるほどで、重労働。とても、一日ぶっとうしで、やる気にはなれない。半日くらいづつ、3~4日掛けるつもり。これが終わると、とりあえずは、年内どうしてもは、無くなるはずだ。

餅つきなどの準備もあるから、早め、早めに済まさないと。

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古株

2010-12-19 18:21:55 | 暮らし

12月19日(日) 

予報とはかけ離れた天気。一日、ほとんど日が射さないばかりか、車の窓ガラスがに着くかつかないかの、細かな水滴が、空から降るようなこともある。連れ合いが出かけているので、動物の世話から始める。一日、大豆の収穫で、夕方には、ほぼめどがついた。後は、茶豆と、黒豆を残すだけ。しかし、今週の天気予報は、傘マークが出る。雨になったら、屋根の無い大豆置き場では、濡れてしまう。ホームセンターで、置き場より広いビニールシート(7坪強)を購入。大豆が濡れないように、置き場全体をすっぽりと覆う。明日から数日は、曇りや雨らしい。脱穀が、年を越す可能性も出てきた。

我が家の犬猫、だいぶさびしくなったが、一番の古株が、ゴンだ。山の林道に捨てられていた子犬を、犬好きの知り合いが拾ってきて、犬の散歩の挨拶仲間の、連れ合いが、譲られた。夏休みに、遊びに来た子供たちが、名前を付けた。そのゴンも、来年は、10歳だ。そういえば、だいぶ、ばあさんポクなった。

古株のゴン

新入りのブチも、2歳になるのだっけ。すっかり我が物顔で、車の中で、寝ていたり。油断できなくなった。

一番若いブチ

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猫<犬

2010-12-18 18:43:06 | 暮らし

12月18日(土)  

連れ合いは、清水に出かける予定。なるべく早く行きたいというので、二人で出荷作業。午前中で、終わらし、昼食後、出かける。私は、午後は、大豆の収穫。

所で、タイトルの、(猫<犬)の意味、判りますか。猫が犬より少ない、と云うことです。

私たちが、ここに移住して以来、猫はずっといます。と云うか、最初の猫は、川崎の多摩区生まれの猫でした。住んでいたマンションの駐車場の隅に小さくなっていた、子供の捨て猫でした。娘が見つけ、連れてきました。その時は、すでに、移住することが決まっていたので、一年弱のマンション猫でもいいかと、飼うことにしました。その、「ミーコ」が、我が家の一代目の猫で、一緒に引っ越してきました。

犬は、移住した年の夏、娘が、学校の先生から、譲ってもらった、柴犬の血を引いた雑種。真っ黒で、四つ目の子犬でした。その姿から、名前は、「クロ」でした。以来、我が家には、犬と猫がいなくなったことはありません。ミーコもクロも雌でした。二匹とも何回か出産し、子猫、子犬をかわいがったものです。何匹も、よそに貰ってもらいもしました。しかし、ときには、多くなりすぎて困り、処分したこともあります。犬は、管理できても、猫はそれができず、困りました。多くなると、飼い主にもなつかないような、猫も出てきます。猫が多いからと、捨て猫をして、猫の数を増やしてくれる人まで、いました。そんな、なつかない猫ほど、子育てがうまいのです。そんなことで、多い時は、30匹弱の猫に餌をやっていました。犬は、多い時で、4匹でした。

30年弱過ぎました。今は、ミーコやクロの血を引いた猫も犬もいません。そして、猫の数は、この数年で、激減しました。10匹を超えることはなくなりました。そして、今年、ついに4匹になり、夏過ぎには、3匹になり、(猫=犬 )になりました。

そして、つい先日、私がミニショベルを、畑に運んだ時です。畑について、機械を下ろそうとした時です。トラックのそばに猫がいました。家の猫とそっくりな猫だなあと思いながら、機械を下ろし、作業をしました。家に帰り、夕方、連れ合いが、餌をやる時、二匹しか食べていません。が、その猫は、よく単独行動をする猫。それほど気にもしませんでした。次の日も、二匹だけです。

畑で、気をつけていても、それらしい猫は、まだ見つけていません。

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大豆収穫

2010-12-17 18:21:35 | 農作業

12月17日(金)    ときどき  

ようやく、大豆の収穫を始める。午前中は、収穫してきた大豆を置いておく場所を作る。新築した納屋の前にする。納屋の前は、幅3mくらいをコンクリートの土間にしてある。将来は、屋根を作り軒にしようと思っている。収穫したものを乾かしたり、機械をちょっと置いたり、洗ったりする場所にと思っている。軒があると何かと便利だ。今は、まだそこまでできないが、シートを敷いて、雨の時は、ビニールシートを掛けることができるようにすれば、乾燥場位にはなるだろう。冬だから、長雨や、大雨はないだろうから。足場パイプという、鉄のパイプを、クランプと云う資材で組んで、置き場の枠を作る。その中に、シートを敷いて、四方のハトメをパイプに縛る。6畳間位の置き場が完成。

午後は、大豆の収穫。大変な作業だが、剪定バサミで、大豆の茎を根元から切って収穫する。軽トラックを畑の中に入れて、切ったものは、車に積んでゆく。枯上がっているから、何度も中継すると、脱粒するから。腰を曲げての作業で、きついが、大豆の茎が、斜めになったりしているので、他の方法では、ロスが多くなるから仕方ない。3時間弱、日も傾き寒くなるころには、荷台も一杯になる。

置き場に下ろして、作業は終わる。

七十二候

鱖魚群(けつぎょむらがる)  サケが河川を遡るころ

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正月事始

2010-12-16 18:33:48 | 暮らし

12月16日(木) 

一日どんよりの曇り空。こんな天気だと、気分的には寒い。全国的に、寒い一日と云うが、外で作業していると、それほどの寒さを感じない。風はほとんどないし、冷気と云う感じではない。連れ合いは、朝8時ころから出かける。帰りは夜なので、生き物係をすることになる。

花畑     昨日の続きで、ヤーコンを貯蔵。埋め戻した土がこんもりしているが、その上に、ビニールシートを被せる。冬の間は、雨は少   ないはずだが、貯蔵穴に、雨水が滲みて、溜まってしまうようだと、腐る原因。雨の浸みこみを防ぐため。

宮畑     こちらは久しぶりの出勤だ。大豆を植えてあるだけなので、しばらく放っておいた。収穫前に。草を刈らなければ。二時間ほど草刈。大豆は、ほとんど枯上がっている。急いで収穫だ。

今、餅つき機をセットしてある。正月用の餅は、30日に搗く。もち米の注文もあり、昨日は、三袋を精米しておいた。餅の注文も取ったので、出荷する前に、今年のもち米の試食をしておかないと、と思い、今朝、もち米を洗い、水に浸けておいた。先ほど、機械にセットして、蒸すスイッチを入れた。蒸しあがると、けたたましいブザーが鳴り、搗くスイッチを入れろと催促する。もう30分ほどになる。そろそろ、蒸し上がるだろう。正月の準備を始める、「正月事始」と云う日があり、13日がそれで、あった。ニュースなどでも、各地の行事を放送していたが、本当に、今年も、わずかになってきた。正月の準備をやりながら、やり残しの無いように、今年を締めくくらないといけない。

アッ!、ブザーが呼び始めた。でわ。

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ベーコン作り

2010-12-15 18:43:09 | 農作業

12月15日(水)    のち  

今日から、冬の恒例、ベーコン作りを始める。おもに、連れ合いがやる作業だが、出荷の、水曜、土曜は、作業場にいることになるから、このどちらかに、勲煙することになる。昨晩のうちに、漬けこんでおいたバラ肉を、塩出しし、タコ糸を通し、勲煙器の中に、吊り下げるようにしておく。ドラム缶で作った、勲煙器に、肉をつるし、50℃くらいで、二時間ほど、風乾=表面を乾燥させる。その後、チップに火をつけ、70度ほどに温度をあげ、勲煙する。チップは、燻製用に販売されている、チップウッドを使う。熱源は、カセットコンロを使う。約6時間、勲煙するが、チップは2本、カセットガスは、気温にもよるが、2~3本必要だ。勲煙器の温度計をときどき見て、調整し、交換もする。まるきり留守にはできない。

そんな訳で、朝のうち、連れ合いが、野菜の収穫から帰るまでは、私が、出荷作業をしながら、留守番。その後バトンタッチをして、畑に出かける。サツマイモ、ショウガ、ヤマイモの、主に、種芋の貯蔵作業だ。ミニショベルで、穴を掘る。ショウガとサツマイモは、1.8mほどの深さが必要。砂地が強い場所が良いので、そこを貯蔵場所にしている。都合が悪いのは、去年の穴の場所に、中途半端に重なったりすると、崩れてくるから、広くなってしまうことだ。昼前に、深い穴は掘り上がる。昼食を食べてきてから、貯蔵。穴の底に、サツマイモを並べ、周りを藁で囲い、隠れる位に土を被せる。その上にもみ殻をのせ、後は、掘り上げた土で、埋め戻す。ヤマイモの貯蔵穴は、約半分弱の深さでよい。同じように、土ともみ殻を被せ、後は埋め戻す。ヤマイモの穴には、ヤーコンの種芋も貯蔵する予定だったが、時間が来たから、その分だけ、掘りっぱなしで、帰路に就く。

母のショートステイからの帰り時間が4時過ぎだ。だから、4時前には、いえにかえっっていなければならない。午後の作業時間は、3時過ぎまでだ。

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日記

2010-12-14 18:45:13 | 農作業

12月14日(火)    のち  

よく降る。本降りの雨は、8時過ぎには上がるが、お昼を回るころまで、ときどき、パラパラしていた。

明日の出荷の準備や、納屋建築。明日は、畑に穴を掘って、イモやショウガを貯蔵する予定だ。ミニショベルを畑に運んでおく。砂地がかった畑だが、畝間の踏み固められた所には、水溜りができている。12月も半ばだというのに、これほど畑が湿っているのは、珍しい。

納屋は、機械を収納し、実際に使い始めると、使い勝手の悪さに直面する。方づえが邪魔になる。柱を鳥居状に組んで建てるには、なくてはならなかった。しかし、方づえがあると、動き回って頭をぶつけたり、機械の走行の時の障害となる。うっかりぶつかったりすると、どちらかが壊れることもないとは言えない。取り外すことにする。撤去した時、建物の構造上、横方向に弱さが出る。何らかの代わりの補強を考える。垂直方向に三角形を作ると、邪魔だから、鉄骨の上に、水平方向に、三角形を組む。火打ち梁のような役割をさせるようにする。やりかえると、室内が、すっきりと広くなった感じだ。

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ジンジャーシロップ

2010-12-13 18:32:33 | 暮らし

12月13日(月)    のち  

雨の予報なので、作業場内の作業を予定しておいた。先日収穫したままのショウガの整理、種生姜の選別だ。気温が低くなるのが心配で、ござやシートを掛けて、保温しておいたので、葉っぱなども、ほとんど収穫時のままで、こびりついている畑土も、しっかり濡れたままだ。リアス海岸のように入り組んだショウガに着いた土は、なかなか落ちない。種生姜として貯蔵するには、極力収穫時のままで、切り分けない方が良いので、土がついて重いままコンテナに入れておく。細かく折れ分かれてしまったものは、貯蔵せず、使ってしまうことに。

連れ合いは、ジンジャーシロップに凝っている。この秋になりかなりの量を作った。ショウガを薄くスライスして、水と砂糖と、好みのスパイスも入れて、弱火で、一、二時間煮る。ショウガのエキスを煮汁に充分、煮出した後、ざるで漉して、シロップを取る。お湯で割って飲んだり、焼酎のお湯割りに落としたりして、楽しんでいる。(私は、焼酎は、お湯か水だけ、氷もありだが、他のものは、お茶も入れない)

さて、ざるに残った、エキスを絞り出された、カス生姜。しかし、これがバカにできない、すぐれものである。細い千切りにすれば、程よい薬味調味料。甘みが強いが、からみも残っていて、色々使える。今が旬の冬ダイコンやカブ、塩もみしてしんなりさせて、このショウガと和える。茹でた菜っ葉類にトッピングすれば、一味違ったお浸しだ。

もう一つが、ショウガの佃煮。これも細かい千切り。酒と醤油でことこと煮る。塩漬けのシソの実や、ゴマ、鰹節なども入れる。温かいご飯に載せると、香りと、からみが食欲をそそる。冷蔵庫の中のタッパーに、常備食として入っている。

久々の、連れ合いのヒット作。連れ合いは、小さな器に入れて、友人たちに、配りまくっている。

 

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未完で使用

2010-12-12 18:14:40 | 農作業

12月12日(日)  いちじ 

今日も、日中は暖かい。

納屋は、吊扉の鍵も半分完成。とりあえずは、固定できるし、鍵も掛けることができる。屋根や、外壁の、隅や角の最後の収まりはできていないが、機能的には使用できる状態になった。よほどの横殴りの雨以外は、吹き込むことはない。機械の収納には、全く問題ない。

暮も近付き、年内にやらなければならない作業も、つまってきた。イモ類の貯蔵を始め、大豆の収穫、依頼を受けた草刈、等、そろそろ本気で取り掛からなければ。また、作業場の中に置いてある、米の収穫の機械類。餅つきなどの暮れの作業の邪魔になる。納屋へと移動しなければ。と云うことで、建築工事は、ちょっと中断。納屋の中狭しと広げてある、材料や、工具類を片付ける。トタンや材木の切れ端を拾い、おがくずなどで汚れている土間の掃除。

未完成だが、今日から使用開始。コンバインと、籾を運ぶタンクを移動、収納。出来たての納屋に、鎮座させる。

と、ここで、今日、発送予定の荷物を忘れていたのに気がついた。4時を大きく回っている。急いで荷物を作る。集荷は無理かもしれないので、運送会社に持ち込む。やらなくてもよいことを、する羽目になる。

使用を開始することにした納屋

七十二候

熊蟄穴(くまあなにちっす)  熊が寒さを避けて、冬眠する頃

 

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