畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

試運転

2008-02-19 19:12:01 | 農作業
2月19日  たり  たり

今日は二十四節気の雨水。いよいよ、農作業もいろいろ動き出す季節に入ってきた。
マルチ張機の試運転をする。昨日耕しておいたジャガイモを植える場所にマルチを張ってみる。初めての機械なので、どのように張れるか分からないから、いろいろ試して見なければならない。まっすぐ進めるか、畝間の間隔はどうか、畝の高さの調整は。説明書はあるが、実際に走らせながら試してみるしかない。
一畝目は、隣との間隔が狭すぎたり、曲がったり。でも感じはつかめた。二畝目は畝の高さを調整しながら。そして、三畝めからは思いどうりにかなりまっすぐの畝に仕上がる。時間も速いし、思ったより楽に操作できる。人力作業はマルチの上に飛ばされないようにスコップで土を載せるだけ。だいぶ能率よく、畝立てやマルチが張れそうだ。




春の足音

2008-02-18 18:30:18 | 暮らし
2月18日 

朝一番で病院へ。脳のMRと血液検査の結果を。どちらも異常はなし。
担当の医師は3月で移動になるとのこと。今後も年に1~2回は体のチェックを続けたほうがよいだろうということで、後任の医師に引き継いでもらうことにした。4月の初めに予約をお願いする。
病院が短時間で終わったから、ジャガイモの元肥を振りに行く。ボカシ肥とクン炭を一面に撒く。午後はトラクターを運び、肥料を畑にすきこむ。これで準備は終わった。

我が家や田畑の周りの春の足音を
タンポポ (最近は年中見られるようだが)


フキノトウ (てんぷらもよいし、多く取れたらフキノトウ味噌は酒の肴にもご飯にも最高だ)

野鳥

2008-02-17 19:23:32 | 暮らし
2月17日 

朝晩の寒さは相変わらずだが、日中は日差しがどんどん強くなってきた。北風さえ吹かなければ暖かい。このような天気が4,5日続いているので、連れ合いはせっせと切干大根を作っている。週間予報でも雨マークは出ていないと、張り切っている。
今日は、宮畑の耕起に行く。大豆を収穫した後、そのままにしておいたが、春前に耕しておく。
畑や田んぼを耕していると、必ずやって来るものがいる。野鳥たちだ。セキレイ、ムクドリ、カラス、トンビなどだ。昨日の畑では、ムクドリとカラスが、今日は、セキレイ、ムクドリ、カラス、そして、名前の判らない小鳥。ヒヨドリまで加わった。
彼らは食事にやってくる。土を耕すと、土の中の虫や、虫のさなぎやミミズが出てくる。それを食べにやってくる。エンジンをごうごうと響かせながら走るトラクターを怖がることは無い。すっかり慣れきって一メートルもの近くも平気だ。ただ、降りていこうとすると、ぱっと飛んで、2,3メートル離れてしまう。虫を食べてくれる鳥は、大歓迎。

小さくてよく判らないかも、不明の鳥


セキレイ、トラクターの上から、動き回る小さな鳥を
写せるほどの腕は無いのでごめんなさい

畑耕起

2008-02-16 18:17:52 | 農作業
2月16日  いちじ 

午前中は出荷作業。
午後、トラクターを積んで、昨日片付けた畑を耕しに行く。ハコベやホトケノザは大きい草でも柔らかなので、トラクターのロータリーで簡単に細かくなる。イネ科の草は繊維質なので、細かくならず、ロータリーに巻き付いたりして困るが。こうした草は土に鋤きこんで、緑肥にする。毎回はそれほど多くなくても、年に何回か鋤きこむことで、有機物の投入になるはずだ。
一回目は、ロータリーを低速で回転させ、土を耕す。ロータリーを高速回転に代え、再度耕すと、草はかなり細かく裁断され、土と混ざる。
しばらくこのままにしておき、肥料を撒いた後、もう一度耕しジャガイモを植えつける。



二回耕すと、草はほとんど土に混ざる


今日も夕方には、急速に冷えてくる。外の水道が凍らないよう、水を止め、蛇口を開けておき、早々に家に入る。

畑の片付け

2008-02-15 19:52:33 | 農作業
2月15日  午後いちじ 

今日は一日畑の片付け。人参やチンゲン菜を収穫した後のマルチを片付ける。畝間の草がマルチの上にも侵入し、かぶさっているから、はがすのは大変だ。面倒だからと、ほっておくと、暖かになるにつれ、草の勢いはもっとひどくなる。今のうちにはずして、耕しておくに限る。
ホトケノザ、ハコベ、オオイヌノフグリなどの冬の草は、今の寒いときは、直径30cmにも広がって地面にべったり付いている。寒さや風に耐え、太陽の日差しをたっぷりと浴びるための生きる知恵だ。根も細い根が無数に広がり、土をしっかり抱えている。引っこ抜くのは大変だが、ひとつ取ると大仕事をした如く、ばっときれいになる。
そんな草がマルチの端にびっしりだから、鍬で土を除けるのも重労働。腰を伸ばし伸ばしの作業になる。端の土や草を除いたら、マルチを引き剥がすのだが、所々、マルチの穴に大きな草があるので、それを抜き取りながらになる。
ほかに、草や収穫が終わった野菜の片づけをして、耕せる状態にする。
一両日中に耕し、ジャガイモの植え付けの準備にかかる予定。

びっしりの草


ようやく、端の土や草を取り除く
が、穴の所々に草がある


温床

2008-02-14 20:00:58 | 農作業
2月14日 

朝はこの冬一番の寒さ。6時頃の外の気温は氷点下5度以下だった。1センチもの氷が張る。
野菜の育苗ハウスに温床を作る。以前は、落ち葉や草を積んで醗酵させ、その熱を利用する踏込温床を作っていたが、今は電気に頼っている。
板で枠を作り、籾殻を敷いて電熱線を張っていく。



その上にも籾殻を敷いて、草を抑える為、黒いシートを張り、トンネル用のアーチを差す。



ポリシートを被せ、開閉が楽に出来るようにアーチに止める。
播種、発芽用の温床と、ポットに移植してからの温床と二つ作る。



夕方には終わり、まだ陽も高いので、田んぼの草燃しに行き、二箇所の草を燃してくる。久しぶりに暗くなってからの家路だった。



寒の戻り

2008-02-13 19:03:42 | 農作業
2月13日 

よく晴れた一日だったが、北風が強く、とにかく寒かった。
昨日、二人で温泉で遊んだつけで、出荷の野菜は全部朝取りになる。早すぎると葉っぱはまだ凍っているから、少し陽が高くなってから出かける。
それでも、キャベツや白菜には、葉っぱにまだ昨日の雨が氷になって残っている。その上、防虫ネットをめくってしまうほどの強い風で、手は凍え、鼻水がたれてきそうな収穫作業だった。
畑から戻り、野菜の整理も寒い作業場の中。早く暖かになってほしいと思いながら。(この寒さもまた、農作業には必要で、よいことなのだが、体にはこたえる。)まだしばらくは、この寒の戻りは続く予報だ。が
寒さの中、春は確実に近づいている。今日の陽射しには、強さが感じられた。

浴光催芽中の種芋の天地返しをする。もう二週間くらいで植え付けだ。



野菜の育苗ハウス内の片付け。


箱根へ

2008-02-12 18:57:09 | 暮らし
2月12日 

お返しのカタログギフトで、日帰り入浴券を取り寄せてあった。
昨日から母は四泊のショートステイ。朝から雨とのこともあり、出かけることにした。箱根は数年ぶり。
弘法の湯に浸かった後、富士やホテルに。中華、洋の折中バイキングをたらふく食べて、ゆっくりと温泉に浸かりなおす。といっても30分位が限界だ。アルコールでも飲めれば別だが、車がそうはさせてくれない。
それでも、楽しみの温泉でのんびりした。
今回おどろいたこと。箱根(といっても入り口だからか)の雪を心配しながらの出発だったが、全く雪は無い。道すがらの房総の山越えは雪国に来たような風景だった。山の斜面や、北向きの草地はまだ雪化粧のまま。道路のあちこちの隅には、除雪した雪の山が連なっていた。まるで正反対の風景に驚くと共に、先日3日の雪のひどさを実感した。
こんな雪の中、味噌作りに来てくれた皆さん、本当にご苦労様でした。

ホテルの温泉の入り口

日帰り温泉

2008-02-12 14:23:18 | 農作業
朝、8時、家をでて高速、アクアライン、東名を走り、箱根湯本に到着。ホテルのチェックインの時間には少し早い。
歩いて少しのところに日帰り立ち寄り湯の弘法の湯がある。先ずはそちらの湯からと、ひと風呂浴びる。