畑のつぶやき

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食、農への思い

汚染地図

2011-07-23 19:11:28 | 食、農への思い

7月23日(土)  いちじ 

連れ合いは、昼前から、患者会関連のイベントに出かける。久しぶりに、朝から出荷作業。午前中には終わらせ、午後は箱閉めだけにして、昼食。さあ!と勇んで作業場に行ったら、ミョウガが、デーンと鎮座していた。近所の人が、持ってきてくれたのだ。以前にも頼んだことがあるので、今日が出荷の人知って、持ってきてくれたのだ。計量して箱に詰め、伝票のうち直し。予定がくるってしまったが、旬のミョウガ、送れて良かった。

昨日の新聞。特集欄に、放射能汚染のルート図が特集されていた。火山学が専門の、群馬大学教育学部の早川由紀夫教授によるものだと云う。火山の噴火で吐き出される火山灰の分布を、応用したものだと云う。記事を読んだ後で、早川氏が、インターネットで公表している、というので調べてみる。かなり早い時期から、公表していたらしいが、こう云う情報は、自ら求めないと、なかなか伝わってはこない。

最近、問題となった、牛が汚染された稲藁を食べさせられ、内部被ばくをしてしまい、その肉が、人の食料として、汚染食品として流通したこと。その汚染された稲藁は、政府や、東電の云う、「危険地帯」に指定されていない地域で採集されたものだった。広範囲にわたる、放射能汚染を心配し、あるいは、その危険性を、指摘していた、多くの人たちに対して、安全を主張し続けた、政府、東電。

たとえば、この早川氏の、訴えに少しでも、注意をしていれば、肉牛を内部被曝させないで済んだ可能性は、かなり大きいはずだ。

今、政府や、東電、そしてその下で庇護されている学者、識者たちの発表、発言は、信じることはできない。マスコミの報道も、公式的なものは、すべて、疑ってかかるべきだ。唯、政府、東電に批判的な報道から、自らの感で、真実に近いものをかぎ分け、自分から、正しい情報をつかみ取って行かなければ、この事態に、対処できないと思う。

ちなみに、早川氏のブログのアドレスは、下記です。

http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-date-201107.html


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