畑のつぶやき

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原種回帰

2009-03-25 19:15:07 | 暮らし
3月25日(水)  のち  のち 

西洋サクラソウ


もう何年になるか分からない。園芸店から買ってきた、鉢植えの西洋サクラソウの一種を、花が終わってから、母が庭の、梅の木の下に、植えつけたそうだ。
認知症と、尻に根が生え、ほとんど部屋からでなくなる前、父も庭の草取りなどをしていたころだから、かれこれ、10年近くにもなるだろう。その花が、今年も、咲き群れている。この数年は、全くの放任状態。回りの草も、取ってやることもない。老親が、まめに手を入れていたころは、梅の木の下を、びっしり覆っていたように、想いだせる。さすがに、他の草との、共生では、わが世の春とまで、栄えられないようだ。しかし、しっかりと生き続け、毎年、このころには、黄色の花を咲かす。



花は小さくなったようだし、野の花のような雰囲気は、原種に近くなったからだろうか。
けれども、これだけの雑草の中、半蔓性の勲章草や、蕗のように、強烈な個性の草達と、共に生きているのは、このサクラソウも、自身に合った環境なんだろうか。



きょうは、昼頃から雨の予報なので、早めに田んぼに出る。昨日運んでおいた、油粕と米糠を散布する。うまい具合に、薄日が差すほどの天気で、風も弱く、良い日だった。予定通り、作業を終えて、機械を積んで、帰ってきたころ、昼少し前ごろから、ポツポツ。午後は、ほん降の雨になる。が、それも一時。4時過ぎには、止み、陽が射す。しかし、今、また雨が。

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