畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

展示会

2008-11-16 19:04:57 | 暮らし
11月16日  ときどき 

弱い雨だが、時々降ってくる。仕事ができないほどではないが、タマネギの苗を植えるくらいで、仕事は切り上げる。
付き合いのある、二軒の農機具店の展示会があり、それぞれに、顔を出す。今の農業は、機械なくしては、とてもやれない状況になっている。それぞれの作業にかかる時間をいかに少なくするか、で、効率が計られ、そのことにより、収益になるようにできている。同じ作物、たとえば、ニンジン。私たちは、手動の播種機を押して種をまく。大産地はトラクターに播種機を付けて、一度に何列も蒔く。私たちは、そのつど、手で引き抜いて収穫する。一方では、引き抜いて収穫してくれる機械が登場し、すでに使われている。キャベツや白菜も機械で植えて、機械で収穫されている。大量に収穫された野菜は、そのまま、大都市の市場へ。
とても、私たちの様な、小規模農業は太刀打ちできない。私たちは、何種類もの野菜をつくり、少量づつを、消費者の皆さんに、直接届けることで、かろうじて、農を、業として成り立たせている。
しかし、米作りはなかなかそうはいかない。どうしても機械に頼らざるを得ない。田植え、稲刈りは、短期間に労力を集中しなくてはならない。また、重労働でもある。年齢を重ねるにつれ、体に楽をさせたくもなる。しかし、農業機械は、非常に高価だ。そして、年間の稼働時間も少ない。悩ましい限りである。
農機具店には、200万、400万と云う範囲で、農機が、ずらりと展示されている。

庭の花、 ネリネ




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2 コメント

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Unknown (紀子)
2008-11-17 10:06:50
行ってよかった 土の黒さと柔らかさに感動しました
あの土を造るのは 究極の悦楽 ありがとう (わたし
以前 へんなコメントした?) 
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公ならば (ふく)
2008-11-18 13:41:37
お世話になりました。まさに地に足のついたお二人の様子を垣間見せていただき幸せな気持ちで帰途に着きました。人参の泥も貴重品扱いしてきれいに寄せてうちの猫の額に戻しました。畑にどれだけの手間暇がかかっているかよーくわかりましたので。
還暦を迎えられた由、お二人ともメンテナンスはこまめに、どうかお丈夫でお過ごしくださいませ。ありがとうございました。
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