畑のつぶやき

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食、農への思い

レンコンずくし

2010-12-08 19:09:53 | 暮らし

12月8日(水)  のち  いちじ 

雨は朝のうちに上がる。ある程度の量は降ったようで、水溜りは大きい。ときどき冬の太陽も顔を出すが、寒い曇り空。出荷作業で、作業場で動かない仕事だ。この冬初めて、カイロを腰に張る。午後は、納屋建築。

秋から冬にかけて、我が家の野菜便には、レンコンが入る。隣の集落の知人の栽培だ。山間のゆるい斜面に敷地があり、家の周りには、段々の田んぼがある。その小さな田んぼを蓮田にしている。鶏ふんなどの有機肥料で、無農薬で栽培している。彼らも販路を探していたし、我が家としても、無農薬のレンコンはありがたいと、譲ってもらうことにした。

毎回、収穫したままの状態で、届くレンコンは、いくつもの節に分かれ、つながっている。当然、一般に流通しているような、太くて、丸いものだけではない。細長い部分もあれば、伸びて行く先の方は小さく、とがっているような部分もある。写真のような状態だ。

この状態から、節の所から切り分ける。細長いものや、小さすぎるものは、野菜便に入らず、撥ね野菜となる。この量は、毎回、かなりの量になる。当然、撥ねた部分は、身も薄く、乾燥してシナシナになるのも早い。貴重なレンコンを無駄にしたくないと、料理をする。毎日の食卓には、2~3品以上のレンコン料理が上がることになる。レンコンずくしの食卓である。二人とも、レンコン好きだからよいが、普通なら、テーブルがひっくり返されることになりかねない。


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