畑のつぶやき

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食、農への思い

食品

2008-10-18 18:25:16 | 食、農への思い
10月18日 

予報に反し天気はあまり良くない。一日、どんよりとした曇り基調。午後には、雨にはならないが、車のガラスに、小さな水滴。
昨日に引き続き、借りているハウスの周りの草刈り。および、中の草取り、片づけ。来年の、三月、四月の野菜の端境期に収穫できるものをなんとか、確保するための、作付けをこれから行うため。

昨日、「輸入食品」が、食を危険にさらすことに、中途半端に触れた。
ちょうど、NHKが世界の「食糧危機」を、特集していた。我が家は、途中で「鬼平」に変えてしまったが。
この食糧危機も、食べ物である「農産物」を、商品として、世界的に流通させたことに、基因していることが、具体的に報じられていた。さらに、実際の「物」でない、虚構の「信用」と云う商品にまでしてしまう、巨大資本のうねりに、世界が包みこまれていく現実が、示されていくのじゃないかと思った。
日本の今までの政治は、この流れを推し進める方向にしか、作用しなかったと思う。個々の政治家の、農村票欲しさの、「農業を守る」と云うアジテーションは別として。
そして、いわゆる、国民もほとんどが、今の「食の危機」、「食糧の危機」の到来に、抵抗するどころか、手を貸してきたのが、この半世紀でなかっただろうか。

夜が長くなってきたので、こんなことを、また考えるようになった。
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1 コメント

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Unknown (S.K.)
2008-10-19 18:45:58
実に実に同感です。抵抗するどころか手を貸してきた――まさしく!
そして今、これほど早く危機が来るとは思わなかった、とうろたえているのが現状ではないでしょうか。

無関心から、無知から、あるいは恐ろしくも愚かな楽天気分から、賢くない政治家を選んできたツケは途方もなく大きいです。

二宮金次郎のような農政家、どこかにいないか。尊徳さんがが今いたとして、「国が滅びようとしています。どうすればいいですか?」と問われたら、どのような助言をするでしょう?

当方も夜が長くなってきたようです。
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