畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

骨休

2011-07-20 18:39:32 | 暮らし

7月20日(水)  ときどき 

雨音はしない。降っていないのかなと思っていると、屋根をたたく音がしてくる。相変わらず、降ったり止んだりなのかと思う。4時少し過ぎだった。雨に甘えて、寝坊をしようと決め込み、目を閉じる。雨のせいなのか、ヒヨドリのけたたましい叫び声はない。静かな朝だ。時折、遠くで、ウグイスの囀りは、眠りを妨げない。起床は6時。

予報は、関東南部では、多い所は、300㎜ほどの雨量になると云っている。しかし、そんな雨が降るのだろうか、という空模様だ。パラパラとは降るが、すごく短時間。雨量にはカウントされない。しかし、充分に濡れるほどには降る。そんな感じだ。午前と午後に、それぞれ、二時間くらいづつ畑に行く。昨日に続き、大豆の植付だ。さすがに、畑土は、しっとり濡れている。昨日のように、ちょっと掘ると乾いていると云うことはない。となると、違った苦労が起こる。水分をすった畑土は、長靴にべったりと付着する。倍ぐらいの重さと、歩きにくさで、手間取ることになる。

空模様も困ったもんだ。合羽のズボンははくが、上はどうしようかと迷う。昨日は、着ないでやっていたら、雨で濡れた。ちょっと降り出してきたから、上着にも袖を通して、作業する。昼上がりで、着替えなくてはならないほどに、汗まみれとなる。どちらでも同じだと、午後は、雨に打たれても、程よいシャワーだと、そのまましゃがみ込んで、作業していた。シャツを濡らした雨がつたわり、パンツもジトーっと濡れてくる。これ以上重くなっては困ると、濡れたシャツの上に、合羽を羽織る。

たいして降らない台風の雨に、翻弄されながら、能率の上がらない畑仕事。しかし、やはり雨は、骨休めにはなった。


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