畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

三日分

2012-04-21 19:43:18 | 暮らし

4月21日(土) 

二日も飛ばしてしまった。ほとんど初めてのことじゃないかと思う。一日だけなら、翌朝にでも、手をつけ、飛ばさずに、つなげてもよいだろうが、二日となると、そうもいかないだろう。しっかり、飛ばしたままにしておこう。

やはり、今回の、友人との別れは、いささか、ぐさりと来るものがあった。癌と分かった時には、すでに、余命を申告されるほどに、進行していたと云うが、その後の抗がん剤治療で、ある程度は、癌を抑えつけていると、聞いていた。申告された期間は、とうに追い越し、このまま、克服してしまうのではないか、と思うほどにはなっていた。少なくとも、そんな風に話すほどに見えていた。それが、抗癌剤治療の過程で、とんでもないことになってしまったようだ。あまりにも、急激に、突然に、死期を迎えてしまった。

そんな、友人の告別式から帰り、少し、気落ちしていたようだ。

今日の作業。水漏れ穴の多発する田んぼ。畔に畔シートを取り付ける。道路から、田んぼへの進入路の手直し。道路の舗装をやり直したので、進入路との境が、急な段差が出来てしまった。機械の走行時に、不便なので、ダストを運び、なだらかの坂に手直しをする。無農薬栽培用の田んぼの苗の種蒔。5月の下旬ころに植えたいと思うので、種まきの時期をずらす。30枚ほど播種。ハウスに並べ、太陽シート被覆。

さて、飛ばしてしまった二日を振り返り、記録だけはしておく。

4月19日(木)  ときどき 

午前中は、宮畑で、トマト用の畝立マルチ。早々に引き揚げ、昼食後、告別式に向う。野辺の送りをし、帰宅、仕事は待ってくれないので、肥料用の鶏ふんの袋詰め。東京より、Kさん到着。アトピーもある程度楽になったので、身体を動かすためにもと、手伝いに来てくれる。Kさんは、我が家に良く来ていたので、友人とも親しかった。連れ合いも含め、3人で、故人との思い出話を肴に、精進落とし。

4月20日(金)  のち 

Kさんと宮畑。鶏ふんを散布してもらい、私は、畝マルチ。昼食後、一休みをしていると、弱い雨だが、ポツポツしてくる。とりあえずの畝は、準備できたので、Kさんには、育苗作業をしていてもらい、機械の引き上げに行く。その後は、田んぼの見回りに行く。二地区の田んぼの水が、ほとんどなくなっている。やはり、一度だけの水を入れての耕起では、しっかりと溜まってくれない。日曜以降、もう一度水を入れての耕起をしようと、そのまま帰る。田んぼに水を入れると、何かと気が落ち着かない。夕食後、Kさんは、帰京。

そんなことも飛ばしの原因だったのかも。


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