畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

大晦日

2020-12-31 21:58:00 | 暮らし
2019年秋、関東地方を直撃した台風。移住後初めての大きな被害を受けた。その直後、今度は、私に降りかかる、思いもしない大病。そして、今年は、新年早々の開腹手術から、始まった。初めての、全身麻酔と、気がつけば、胃の一部と、十二指腸、小腸の一部を含んだ、膵臓の頭半分を切除、取り除かれていた。引き続き、術後の抗がん剤服用の術後化学療法。一通りの治療が終わったのは、秋口だった。が、それで、治療が終わったわけではない。
とりあえず、顔の目に見える病巣は切除できたが、ごく一部ながら、周辺リンパ節に転移(切除されてはいるが)していたから、リンパ液の流れに乗って、どこかに不時着していないとも限らない。年に何回になるかはわからないが、経過観察=腫瘍マーカー、画像検査を続けることになる。
そんなわけで、今年は、いろいろあったはずなのに、何もしないうちに、あっという間に過ぎた、短い一年としか思えない。自分ごとにプラスされ、クルーズ船から始まったコロナ騒動は、収まるどころか、どんどん拡大し、社会の閉塞を助長している。個と社会の双方の病により、行動は抑制され、籠り続けることになる。少なくとも、私たちは、田や畑という、人との関わりが少なくて済む場が、生活の場であるから、救われてもいるのだろうが。
そんな、一年も、もう2時間もすれば暮れようとしている。このところ久しく、除夜の鐘を聴くことなく、布団に潜り込んでいたが、この先何回?と、今年は、除夜の鐘をと、テレビの前に座っている。
高齢者にとっては、
紅白より、演歌中心の、としわすれにっぽんの歌、とチャンネルを選んで。
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