畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

エアコン

2015-07-30 18:39:47 | 農作業

7月30日(木)   いちじ 

昨日のポンプホース等の片づけ。機械の引き上げ。炎天下の下のホースを巻く片づけなどは、なんとも気合が入らない。気が滅入り、たらたらしてしまう。書類を作ったり、農協に行ったりはするが、昨日、遅くまで外に出て居た付けか、午後はだらりと、推理小説を読んだりで、休憩時間を多くとってしまう。この夏初めて、エアコンの部屋で小一時間ほど休む。


水汲み

2015-07-30 06:20:08 | 農作業

7月29日(水)   ときどき 

エンジンポンプ、ホースなどを荷台に出かける。一か所は、備え付けのサイホンパイプを利用し、水路に水を落として、田んぼに水を入れることができる。水が入ることを確認して、もう一か所に向かう。堰のすぐ脇なので、堰の土手にポンプを据え付けて、ホースを伸ばして、田んぼに引く。エンジンをかける。勢いよく田んぼに水が流れ込む。しばらくして、ある程度水がいきわたると、畔際の水路に水が漏れ始めてくる。他の土が大きくひび割れているから、その割れ目から水が漏れることは想定の範囲内。水を入れながら、水漏れか所をスコップでふさいでいこうと思って、準備していた。水の漏れている近くの畔際の割れ目を崩し、土を踏みつぶす。少々の漏れはこれで止まる。

しかし、水が徐々にいきわたるにつれ、考えの甘さに驚かされる。30メートルほどの畔の全体から、水が流れ落ちている。何か所からは、かなりの勢いで漏れている。とてもではないが、人力スコップでは間に合いそうもない。急きょ家に帰り、ミニショベルを運んでくる。それからが大仕事。畔際、イネ株との間を、ミニショベルのバケットで、削りぐちゃぐちゃにこねて、バケットの背で踏み叩く。大量に漏れているところは、畔の方まで、堀削り、ボラ穴を踏み、塞ぐ。ようやくに、田んぼ全体に水がいきわたるのは、だいぶ日が傾いてから。個の田んぼには、上の方に小さな田んぼ2枚が付属。そちらへも水を入れたいので、小型ポンプで、いきわたってきた水を汲み入れる。どうやらこれで良しとなったのは、もう真っ暗な8時過ぎ。最後は、小型ポンプだけ、動かしたまま、疲れた体で、引き上げる