畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

チャチャ

2015-03-15 17:39:16 | 猫、犬

3月15日(日)   いちじ こ

花畑。畑の準備。短い畝だが、葉物など用に、3畝のマルチ張。葉物などの播種用の畝を5畝作る。午前中も弱い霧雨上のものを感じるが、午後からは、うっすらと地面が濡れるかどうかというほどに、何度か降ることがあった。

猫には、三つの名前があると、依然触れたことがある。猫は、よく獲物をとる動物だ。飼い猫で、餌を十分に与えていても、家の周りの草むらや、田んぼの土手などで、じっと待ち構えていて、獲物をとる。それぞれに個性や得手不得手もあるようで、どの猫というわけではない。そもそも飼いならされて、狩猟本能を捨ててしまったようなぼんくら猫もいる。我が家では、そんな猫の方が多いかもしれない。作業場などの高い棚に出荷用の段ボールを置いているが、周囲はネズミの糞だらけで、文句を言っている。猫のくせに、ネズミを捕れないのかと。ネズミを捕るのがネコ。これから暖かくなると、猫がじゃれているとみると、ヘビを加えて、放り遊んでいて、驚かされることがある。これがヘコ。

我が家のチャチャは、ときどき、小鳥を加えて帰ってくる。今年になって、もう3度ほど、ヒヨドリを加えているのを見て、褒めてやった。今朝、洗濯物を干していた連れ合いが、前の空き地でコジュケイが泣いている。狸はいないのかね、と言っていた。さあ、作業開始と外に出ると、その草むらの奥の方から、チャチャが出てくる。口にはハトより少し小さめの鳥のようなものを加えている。獲物を捕らえたと報告するように鳴き、落ち着く場所で、じゃれ始める。近くに行くと、泣きながらそばに来て、頭をなでろと、すり寄ってくる。

     

草むらには、コジュケイだった。チャチャに、コジュケイとヒヨドリの違いを教えても無理だよねと、連れ合いと話したが、チャチャはトコである。