畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

気の緩み

2009-04-27 19:45:58 | 農作業
4月27日(月)  ときどき 

強風は収まった。今日を最後の田植(無農薬を除いて)にしようと、準備。深く、水も自由にならない所だが、よほどの事故でもない限り(田植機が深みにはまって、脱出できないとかの)、夕方早めに終わるはず。歯医者の予約が入っているが、充分間に合うはずだ。と、余裕をもって、田んぼに入る。
しかし、植えていくにつけ、車輪が土を抱いてしまう。深い田んぼが多いから、補助車輪を付けている。後輪が、ダブルになっている。その車輪と車輪の間に、土が挟まり、土の輪になってしまう。どうもおかしい。いくら深い田んぼと云っても、ひどすぎる。目を凝らして、見てみると、なんと、片側の補助車輪が、逆に付いている。
トラックに乗せる時は、補助車輪を外さなければならない。だから、その都度、着脱を繰り返す。当然、逆に付けないように、注意はしている。しかし、今回の原因は、前回外した時、片側の車輪の取り付け金具を、内外逆に付けてしまっていたのだ。右も左も、同じ側に、取り付け金具を付けてしまっていた。二つとも、右車輪用になっていた。回転方向を確認することなく、取り付けてしまったのだ。
今日で、終わると、気を緩めてしまったからだ。反省。
田んぼの中だが、取り付けなおさなければならない。素手で、田んぼの泥をかきあげ、30cm以上も掘り上げ、やっと付け直すのに、小一時間かかる。
出足から躓いてしまった。その上、水が多いから(しばらく雨の予報はないから、水を落とせない)、苗が水没し、植えてあるかないか分からなくなる。気を使いながら、ゆっくりと。しかし、走行は、グニャグニャと。曲がって植えてしまう。
でも、予定より遅れたが、予約時間前に、植え終わる。
ほっとする。今年の田植えも、無事終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする