修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

花のまわりみち 八重桜 イン 広島

2022-04-21 18:43:56 | 散歩道

  造幣局広島支局の「花のまわりみち 八重桜 イン 広島」が新型コロナ禍中ながら今年も4月13日(水)~19日(火)の間開催されました。今年で31回目の開催でした。早い時期に訪ねようと思っていましが、結局は4日目の4月16日(土)になってしまいました。会場に入って気付いたのは、懸念していた前日未明まで降った大雨でかなりの花が酷い影響を受けていたことでした。一つ一つの樹と花を見ていくとその傷み具合に気が滅入るように感じましたので、専ら園内を周回しながら八重桜の多様さ、多彩さ、品種間のコラボの妙などを遠目を中心に楽しむこととしました!〔4月16日(土)〕

↓ 遠目で会場内を見通そとすれば、多様多彩な花々の模様が目に飛び込んできました。

↓ 個々は少々傷んでいても、多品種が重なり合うことで、多様、多彩は異次元の美が現出される感じでした。

↓ 今回は64品種、216本の桜が展示されていましたが、勿論今が丁度見頃の花もありました。

↓ 前日未明までの大雨で散ってしまった花は地面をピンクに染めていました!

↓ 毎年、今年の花が選ばれていますが、今年の花は「兼六園菊桜」でした。

↓ こんな対照的な色合いの花のコラボも楽しいものでした!

↓ 「関山」は「我を見よ!」とばかりに咲き誇っていました!

↓ 圧倒されそうな迫力十分な咲きっぷりでした!

↓ 青空に落書きをしたのは誰!?

↓ 「紅普賢象」はこの時期の園内を最も明るくしていてくれました!

↓ 花見客は園内を自由に歩き回れます。「花のまわりみち」。

↓ 中にはちょっと眩しいくらいの花も!

↓ 花の色を重ねてみれば、楽しく美しく、摩訶不思議な花園でした!


金秀寺の枝垂れ桜~庄原市高野町

2022-04-21 10:13:52 | 広島の桜2019

 標高550メートルほどの高原の里に円正寺と金秀寺という二つの寺院が並んで建っています。円正寺に参拝した後はいつもの倣いで隣の金秀寺を訪ねました。ここにも一本の枝垂れ桜があり、円正寺の桜と併せて「高野のしだれ桜」と呼ばれています。金秀寺の枝垂れ桜も樹齢300年ほどの古木で、花弁がややピンクがかっているのが特徴です。ここも7~8分咲きといったところでした。〔4月12日(火)〕

↓ 金秀寺の門前から山門脇で塀を越えて外に向かって枝垂れ落ちる桜を見上げました。

↓ やや濃いピンク色を呈して咲く様は、樹勢盛んな印象でとても300年を超える古木とは思えないものでした。

↓ 境内に入って本堂前の狭い庭で整った姿で咲く様を眺めました!

↓ まだ満開とまではいっていませんでしたが、高みから枝垂れ落ちてくる姿はピンク色に染まった滝の落下かと思えました!

↓ 長く枝垂れて最後は房となって地面ぎりぎりに浮かんでいます!

↓ 金秀寺は浄土真宗本願寺派の寺院。宗祖親鸞聖人像の頭上で見事に枝垂れる様を見ることが出来ました!

↓ 庭の植え込みと枝垂れ桜の織り成す造形が高原の里に春を運び込んでいました!

↓ 夕刻の逆光の中、ピンク色の暖簾が境内に張られました!

↓ 本堂裏の高台から見下ろした金秀寺の枝垂れ桜です。