修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

OKTOBER FEST in Hiroshima 2019

2019-09-20 07:03:17 | 散歩道

  通算6回目のドイツビールの祭典「広島オクトーバーフェスト」が開催されている(9月13日(金)~23日(月))ので、いつもの「オクトの会」のメンバーで出掛けました。一昨年までは広島市民球場跡地で開催されていましたが、今年は東区二葉の里のエキキターレでちょっと小規模に開催されていました。昨年開催がなかったので久々にドイツのビールと料理を楽しく堪能しました。〔9月18日(水)〕

↓ 薄暮の会場風景です。広島駅北側の広島テレビ新社屋隣の通り“エキキターレ”で開催されています。

 ↓ 広島駅北口のペデステリアンデッキから見た広島テレビ新本社屋です。フェストは左隣のビルとの間の通りで開催されています。


↓ 夕暮れ迫るこの日の広島の空は典型的な「秋の空」でした。


↓ 広島駅北側の二葉山の山頂では仏舎利塔が夕陽を見事に反射していました。


↓ 会場入口に掲げられた案内看板!


↓ 午後5時過ぎの会場は薄暮ながら順調に入場客が増えてきていました。


↓ 夜の帳が降り始めた午後6時過ぎの会場風景です。ステージでは大道芸人のショーが始まっていました。


↓ 各店の店頭にもまた通りにも人影が多くなってきていました。


↓ 会場がかつての市民球場跡地と比べて狭いことが気になりました。ここでは大きな楽隊やダンサーは入れません!

 ↓ 広島テレビ社屋一階が屋内会場として解放されていました。

 ↓ 大道芸人“おんぷらんと”の二人によるちょっとアクロバティカルな芸が続いていました。


↓ いよいよ夜の帳の降りる時間となりました。


池の原から吾妻山を歩く

2019-09-19 06:51:08 | 山歩き

  池の原で秋の花々を堪能した後、吾妻山への登山道を辿りました。上りは好天でじりじりと肌が焼ける程に暑い天候でしたが、山頂に着く頃になって俄かに島根県からのガスに巻かれて島根県側の眺望はもとより比婆連山もガスに隠れてしまいました。広島県側の眺望は開いていましたが、休暇村へ下山する頃になって弱い雨が降り始め、山もガスに隠れてしまいました。〔9月15日(日)〕

↓ 吾妻山へと伸びる登山道脇に大きなツリガネニンジン(ユリ科ツリガネニンジン属)の株がありました。背後の吾妻山の稜線は晴れていました。


↓ 登山道脇にヤマハッカ(シソ科ヤマハッカ属)が咲いていました。手で触ると芳香が手に移りました。


↓ 登山道で高度を稼ぎ、山頂から下る稜線の肩まで上がりました。ススキ越しに池の原が望めました。


↓ 稜線の肩から山頂に向かう登山道の真ん中にイブキトラノオ(タデ科イブキトラノオ属)が見事な姿勢で咲いていました。
 

 ↓ 登山道脇のブッシュの中にタンナトリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)の群落がありました。

↓ 稜線の登山道沿いはイヨフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)が花盛りで、さながらフウロソウ・ロードといった趣でした。


↓ 登山道沿いのブッシュに骨太なサラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)が点在していました。


↓ 中腹の湿原にもアケボノソウ(リンドウ科センブリ属)の群落がありました。

 ↓ 中腹の湿原の外縁を飾っていたのはシラヤマギク(キク科シオン属)のようです!

 ↓ 登山道の中腹から正面に猿政山(1,267.7m)が、その左奥に高野毛無山(1,155m)が望めました。
 

↓ ここでもアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)が最も美しい頃合でした。

↓ 吾妻山(1,238.4m)の山頂の到達する頃に、俄かに島根県側からガスが湧き眺望が閉ざされてしまいました。


↓ 三連休の中日の日曜日とあって、吾妻山山頂には沢山のハイカーの姿がありました。

 ↓ 吾妻山の山頂から望む池の原、備北の山並みの大眺望です!

 ↓ ガスが晴れて奥出雲町の谷間が望めました。

 ↓ ガスが開けて大膳原の先の比婆山(御陵)(1,264m)から池ノ段(1,279.5m)へと続く稜線が望めました。

 ↓ 吾妻山の山頂の片隅にリンドウ(リンドウ科リンドウ属)が咲き始めていました。

 ↓ 下山路でママコナ(ハマウツボ科ママコナ属)に出会いました。


↓ 稜線の肩付近のススキの原越しに備北の山並みを望みました。

 ↓ 登山道脇にマルバハギ(マメ科ハギ属)が咲き始めていました。


↓ 下ってきた池の原で、ツリガネニンジン(ユリ科ツリガネニンジン属)の群落に出会いました。


↓ 池の原に咲くタムラソウ(キク科タムラソウ属)の群落です。吾妻山の稜線がガスに巻かれ始めています。

 ↓ 池の原を散策中の家族連れの姿がありました。背後の吾妻山はガスに巻かれてきました。


↓ 休暇村吾妻山ロッヂの傍の草地に咲くマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)とウメバチソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)です。背後の池の原はもう霧に巻かれています。


吾妻山山麓池の原

2019-09-18 06:47:05 | 山歩き

 秋のシルバーウィーク前半の三連休の中日、妻のチャコと比婆の吾妻山(1,238.4m)に出掛けました。休暇村吾妻山ロッジに車を停めて、まずは秋の花々が咲き誇る山麓の池の原を散策しました。〔9月15日(日)〕

↓ 池の原の小坊主の小丘をマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)の群落が紫色に染めていました。

↓ 休暇村吾妻山ロッジの裏手から池の原越しに吾妻山を仰ぎ見ました。

↓ ロッジ裏手の登山道脇の斜面にウメバチソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)が咲き始めていました。

↓ マツムシソウも同じ斜面に咲いていました!
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↓ 登山道脇に咲くのはカワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)でした。

↓ 池畔にススキが繁る原池越しに吾妻山を見上げました。

↓ 原池の池畔をピンクに彩っているのはミゾソバ(タデ科タデ属)の大群落でした。

↓ ミゾソバは満開の見頃でした。

↓ スイレン(スイレン科スイレン属)の咲く原池越しに池の原、吾妻山を望みました。

↓ 池面に影を落とす紅のスイレン!

↓ 白いスイレンもちょっと離れた池面に咲いていました。

↓ 原池の池畔の湿地にキセルアザミ(キク科アザミ属)が咲いていました。

↓ 同じく原池の畔に湿地にはアケボノソウ(リンドウ科センブリ属)の群落がありました。

↓ 原池の池畔をピンクに染めたタムラソウ(キク科タムラソウ属)の群落です!

↓ 原池の北側にある小高い小坊主と呼ばれている丘にはマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)が一大群落をなして咲いていました。丘の下をハイカーが行きます。
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↓ 小坊主に咲くマツムシソウの群落越しに吾妻山へ向かう登山者を見送りました。

↓ 小坊主の小丘の斜面を覆うマツムシソウの群落です。

↓ 見事な群落を形成して咲き誇るマツムシソウです。

↓ マツムシソウの茎の天辺でトンボが羽を休めていました。

↓ 蝶たちは蜜を求めてマツムシソウの花を転々としていました。

↓ 小坊主から眺望やお花場畑を楽しんだ後に吾妻山へと向かう登山道が伸びていました。

↓ 小坊主の小丘の上から丘の下に伸びる正面登山道を眺めました。

↓ 小坊主の小丘から眺めた池の原です。休暇村吾妻山ロッジの背後遥かには毛無山(福田の頭)(1,252.7m)が聳えています。


中秋の名月

2019-09-17 06:45:01 | 散歩道

 今年の中秋の名月は9月13日(金)でした。一年のうちで最も月が美しいと言われるこの日、広島の街でもその名月を見ることが出来ました。今年は中秋の名月と満月が一日ずれて、その翌日が満月であったようです。この夜は元の職場の同期のメンバーとの親睦会があり、その宴席からの帰りに中空に浮かぶ名月を拝みました。〔9月13日(金)〕

↓ 薄い雲の間に姿を現した今年の中秋の名月です!

↓ 広島駅近くの猿猴川に架かる猿猴橋の上空に浮かぶ名月です!

↓ 京橋川の右岸の園地から見上げた中秋の名月です!

↓ 翌日の満月は一年で最も小さい月と言われていますが、流石の名月は広島の街に見事に輝かせてくれているようでした。

↓ 幟町の世界平和記念聖堂の上空で輝く中秋の名月です!

↓ 酔いを醒まそうと街を歩いている間に、中秋の名月は薄い雲に包まれるようになって行きました。


比婆山系を歩く(3)~池ノ段そして下山

2019-09-16 06:44:00 | 山歩き

 立烏帽子山のピークを越えて一旦鞍部に下り登り返すと池ノ段の肩に到達します。比婆山連山の周回や縦走を企てる時にはその肩から直ぐに下って比婆山(御陵)に向かうのが普通ですが、この日は初秋の花々を愛でるのが主目的だったので、池ノ段の尾根を南に辿りそのピークを少し過ぎて茫漠としたススキの原などをも逍遥しました。下山後には山塊の麓の熊野神社に詣でました。〔9月9日(月)〕

↓ 立烏帽子山と池ノ段の間の鞍部にはイヨフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)の一大群落が広がっています。

 ↓ その鞍部にはまた様々な花も咲き乱れています。ワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)もススキと共に咲き誇っていました。

 ↓ 鞍部から池ノ段の肩を見上げました。斜面に多いホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)が少し色付いてきているようでした。

↓ 池ノ段の肩の斜面の叢にイワショウブ(ユリ科チシマゼキショウ属)の花が咲いていました。広島県のレッドデータブックで「絶滅危惧Ⅱ類」に分類されている貴重な植物です。

 ↓ 池ノ段から望んだ吾妻山(1,238.4m)です。手前の平地は大膳原!

 ↓ 池ノ段の肩の正面に迫る大きな山塊は比婆山(御陵)(1,264m)です。

 ↓ 池ノ段の尾根筋にもうリンドウ(リンドウ科リンドウ属)が咲き始めていました。

 ↓ あまり多くはないもののカワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)の姿もチラホラと見えていました。


↓ アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)は今が最も美しい頃のようです!

 ↓ 池ノ段のピークにある石像です。かつて国土地理院の地図にはこの地点に1,279.5mの三角点が載せられていましたが、現在の地図にはそれがありません!

 ↓ 池ノ段のピークのその先には茫漠たるススキの原が広がっています。後背は福田の頭(1,252.7m)山並みです。

 ↓ 叢の中にマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)が点在して咲いていました。

 ↓ それまで姿が見えなかったウメバチソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)の花も姿を現してくれました。

↓ ブッシュの中にタンナトリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)の姿も見られました。

 ↓ 池ノ段の尾根筋から見た竜王山(1,255.8m)です。
 

 ↓ 池ノ段のピークから池ノ段の肩方向を振り返りました。
 

↓ 叢にイブキトラノオ(タデ科イブキトラノオ属)の姿がありました。

↓ 今回は見られないかと諦めかけていた頃に、アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)に出会えました。

 ↓ シラヒゲソウ(ユキノシタ科ウメバチソウ属)にも出会えました。

↓ タムラソウ(キク科タムラソウ属)に蜜を吸うキアゲハが絡んでいました!

 ↓ サラシナショウマ(キンポウゲ科サラシマショウマ属)が登山道沿いに力強く咲いていました。

 ↓ 老杉が林立する熊野神社を訪ねました!

↓ 熊野神社から竜王山に向かう登山道沿いの一角にカリガネソウ(クマツヅラ科カリガネソウ属)がまだ咲き残っていてくれました。