広島の山々から雪が消える中、四国の1200m峰の皿ケ嶺も同様であろうと思いながら、この日の昼過ぎに登山口の風穴直下の上林森林公園へと車を走らせました。歩き始めると雪は大したことないもののまだ登山道や山の斜面に残っていました。大変だったのは人気の山だけに多くの登山者に踏み固められた登山道の雪がアイスバーン状態になって続いていることでした。山上を望むとこの朝は見事な霧氷だったようで、その霧氷がまだ稜線付近に残っていました。かくして、アイズバーン状態の足元と頭上の霧氷の残滓を気にしながらの山行となりました。〔2月17日(日)〕
↓ 麓から見上げたこの日に皿ケ嶺(1,278m)です!
↓ 風穴の周囲には少しばかりの雪が残っていました。
↓ 北面の急斜面をジグザグに上り行き、やがて北面の高みを巻いて竜神平へと向かう登山道はアイスバーン状態でした。
↓ 午後2時過ぎながら、稜線部にはまだ霧氷が残っていました。この日の朝方には素晴らしい霧氷の森を見ることが出来たことでしょう!
↓ 稜線部近くまで上って行くと、ブナ林の枝にまだ霧氷が残っていました!
↓ 竜神平の小屋付近のブナの樹の枝先にもまだ霧氷が残っていました。
↓ 雪が残った登山道が樹林へと延びる竜神平です!
↓ 竜神平から見上げると竜神小屋上のピークの稜線部は霧氷で覆われていました。
↓ 同様に皿ケ嶺山頂部の森も霧氷で覆われているのが見て取れました!
↓ 山頂部を目指しましたが、登る程に夕陽に照らされた霧氷が融け進んで行きました!山頂直下のブナ林には辛うじて霧氷が残っていました。
↓ この日石鎚山は雲の中でしたが、東方向に真っ白な石墨山(1,456.0m)が望めました。
↓ 雪が融けた皿ケ嶺山頂広場です!
↓ 皿ケ嶺山頂からの西方向の眺めです。瀬戸内海は残念ながら霞んで見えませんでした。足元のブッシュには霧氷が付着していました。
↓ 十字峠への稜線のブナ林も霧氷で覆われていました。
↓ 数年前の台風で倒れた檜林にも霧氷が付着していました!
↓ 十字峠。足元が悪いのでここから竜神平への安全な道を採りました!
↓ 陽は西に傾いてきましたが、北面の森にはまだ霧氷が残っていました。
↓ 再び竜神平に下ってきました。
↓ 登り来た道を下って行きます。足元のアイスバーンも少し緩んで来た感じでした!
↓ 風穴まで下ってきました。駐車場はもう直ぐです!
↓ 車で下って行く途中に西の山の端に沈む素晴らしい夕陽を見ることが出来ました。