昨日の激しい雨も上がったので、走り出す。雲が多いのに穂高連峰は良く見える。今日は期待できるか?
途中でコンビニランチを調達し、2時間半かけて900m登ってきた。歳のせいで、やはり坂を登るのが年々遅くなっている。悲しいけれど、そろそろインナーギアT30をT28かT27に換えて、坂を登れるようにしないとダメだね。高ボッチ牧場到着。
下の展望台へ登る。満開のレンゲツツジの向こうに諏訪湖が広がる。
さらに自転車を持ち上げて、展望台へ登る。
あっ!空気が湿っていて、霞みや雲も多いが、諏訪湖の向こうにかすかに富士山が見えるよ。
さらに、南アルプスのシルエットも見える。たぶん北から、甲斐駒、北岳、塩見だね。
展望台の周りはレンゲツツジだらけ。せっかくなので、この風景を一人占めして、持ってきたコンビニランチを頂く。
昼食後、展望台の反対側に出ると、雲の間に、穂高岳と槍ヶ岳の穂先。
少し待っていたら、レンゲツツジと高ボッチ牧場の向こうに穂高連峰、槍ヶ岳、そして常念岳。
高ボッチ牧場で牛さんと山のコラボ写真でもと向かったのだが、まだ放牧は始まって居ないのか?
さて、ここからの眺望だけを楽しみに来た訳ではないので、そろそろ出発しましょう。標高1600mの稜線上をゆるゆると走る林間の道を辿り、
時々歩きを交えながら、標高1800mまで登ってくると、森林限界を超え、向こうに登っていく道が見える。
道の斜面にはレンゲツツジの群落。
疲れ果てて、ようやく鉢伏山荘に到着。標高差1000m+αはアラセブにはやはりキツイ。
さて、もと来た道を戻りましょう。残念ながら午後になって、期待した北アルプスは雲の陰。
松本市街を遠く眺めて、フルブレーキで下りましょう。
登るのに5時間かかったけれど、下るのはたったの1時間。塩尻市街を望む地点まで下ってきました。畑の雑草に見えるのは蕎麦の芽吹き。
雲が多く山が見えるか心配したが、日本の標高ベストスリーの富士山、北岳、穂高岳が一度に見える地点でランチを楽しめた一日だった。ただ、体力、特に心肺機能と脚力の低下を実感させられる55kmでもあった。走ったのはこんなコース。地図ダブルクリックで、詳細地図が開く。