徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

煮えきらず/天皇杯準決勝「浦和×鹿島」

2006-12-30 03:04:26 | Sports/Football
コンビニでチケットを買って、国立で天皇杯準決勝浦和対鹿島。
めちゃくちゃ寒かった上に、何で、この鹿島にウチが負けたのかよくわからないような寒いゲームだった。ナビスコ決勝の千葉戦並の煮え切らない鹿島をまたもや見させてもらった。今年は調子の波がありすぎたね、鹿島。3連敗したのも、対戦するタイミングの問題だけだったような気さえしてきた(もちろん相性というのもあるだろうけれども)。
終了後、急いでチケット確保。例年のこととは言え、早めにチケットは買っとけよとは思うのだが、2006年のJリーグとしてはいいカードになった。プレイヤーの離脱状況を考えると、浦和も今回ばかりは磐田、鹿島戦のようなわけにはいかないだろう(と思いつつ、数年前のマリノスのような勝ち方をし続ける浦和の連覇も…あり…か)。

家に帰って、またもや深夜の大掃除。

素敵なサムシング♪

2006-12-29 05:59:50 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
負けていい開幕戦などもちろんない。
もちろんないのだが、開幕戦・甲府戦を非常に苦労して勝ち、今季のエスパルスに大いに期待したのは確かだ。引き分けの多かった昨シーズンを受けて、喰らいついてでも「結果」を残す姿勢を見せてくれたような気がした。そして序盤を3連勝し、その後3連敗を喫する。ゲームを観ていない人間は、これで「今年の清水はいつも(正確には「ここ数年」なのだが)の清水」と思い込んだだろう。しかし4月1日のガンバ戦で、期待は確信に変わった。
今季のエスパルスには、ほとんどと言っていいほど、若さを見せたことはあっても、「悪い流れ」は見られなかったと思う。もちろんその後、9月から10月にかけて鹿島、浦和戦での2連敗のあと、3戦連続引き分け、そしてガンバ戦での惨敗(しかし後半の序盤までは拮抗した内容だったが)というストレスのたまりそうな時期があったのは確かだが、中盤から終盤にかけての2連敗、3引き分け以外に、それほどシーズンを通して悪い流れの時期はなかったと思う。序盤の3連敗は言われるほど悪い内容ではない。それだったら7月の京都、福岡連戦の方がヤバかった。
しかも良いのか悪いのかわからないけれども、京都、福岡連戦直後の静岡ダービー(一応ホーム)、2連敗直前の千葉戦(アウエー)、3引き分け直前の福岡戦(ホーム)というのは、観ているこちらが感嘆してしまうような、文字通りの完勝であって、いくら2連敗しようが、3引き分けしようが、シーズンを通して絶望的なほどの調子落ちはまったく感じられなかった。それは今シーズンの戦い方がまったくブレなかった証明でもある。
すべての戦いに何らかの意味(理由)があり、敗戦、引き分けを通して「何か」を得ていく感触をスタンドからも感じ取れた。もちろん「何が」足りないかもわかったしね。

そして崩れないエスパルスの中心にはテルがいた。
2006年のベストイレブンにテルが選ばれなかったのはどう考えてもおかしな話だが(テルがもっとオフェンシブならばさらに選ばれた可能性は高いだろうが、チームの現状を考えればそこまで求めるのは酷かもしれない)、崩れ落ちそうな場面でチームを支え続けたのはやはりテルだった。文句なしに、今年のMVPだろう。序盤3連敗の緒戦、千葉戦の敗因がテルの大ミスだったのは皮肉なものであるが。
また、功労者としてテルを挙げるのは当然なのだが、それ以外にもスタメン以外からも時折輝きを見せたプレーヤーが登場したことも大きい。それは純平であり、浩太であり、アレシャンドレであり、また浦和戦での斎藤もそう言えるだろう。チーム内の状況の良さ、バランスの良さを伺わせる。純平を除き、それぞれが故障を抱えてしまったのは残念だが、来季に向けて可能性は充分見せつけてくれた。

実り多き2006年シーズンを終えて、現時点で森岡、斎藤、マルキーニョスの退団が決定している。森岡、斎藤はエスパルスファンとしては一言では言えないような思いがあるし、現役を続けるための離脱なのだから、まだお別れを言うのは早いだろう(野次飛ばすかもしれんしね)。
一方、天才ドリブラー・フェルナンジーニョの移籍加入、さらに佐野克彦(DF)、長沢駿(FW)のユース2人に加えて、来季も原一樹(FW)、廣井友信(DF)という大学のトッププレーヤーが加入する。エスパルスはもしかして大学サッカーファンにとってはドリームチームのようなチームになってしまうのだろうか(現在強化指定の2人も含めると結構すごいことになりそうだが)。バックアップにまだ多少の不安があるとは言え、今年もかなり良い補強が進められていると言えるだろう。

来季は、他クラブから今年よりも厳しいマークに晒される当然だろうが、今はむしろ、エスパルスならばそんな厳しさに立ち向かえるだろうという期待の方が大きい。厳しいマークに晒される、五輪代表で主力の何人かの若手が抜ける、だから清水の順位(調子)は落ちるという人はいるかもしれないが、そういう人(クラブ)はナメて下さって結構である。
ウイイレ10でエスパルスにフェルナンジーニョを入れたら、さらに攻撃にメリハリついて面白くなった。これは正夢だろう。

最後に今年のベストゲーム。これはもはや矢島の伝説的ゲームとなった清水対ガンバ大阪戦(あとは清水対大分、鹿島対清水、千葉対清水、清水対福岡、横浜対清水あたりか)。来季こそ清水のニステルローイ矢島として本格化するシーズンにしてもらいたいものである。いや、それにかかっていると言っていいかもしれないけれども。

今年の酒

2006-12-28 23:44:14 | 素日記
昨日は、最後の最後にいろいろ判明して凹む。まあ起こっちゃったもんは仕方ないし、年内はどうやったって動かないので切り替え、切り替え。

夕方、印刷屋さんに年賀状を受け取りに行き、その後御徒町へ。今年の年賀状ははっきり言って手抜きです(何だかんだ言ってやっぱり自力年賀状の方が金がかかる)。御徒町の吉池で年末年始の酒と魚の買い込み。今年はいつもの八海山とメーカーズマーク(もちろんsionのあの曲で決めた)、それからstones(イングランドのジンジャーワイン)。

以前BSで放送されていた「懐かしの紅白歌合戦」なき後、年末らしさを味わう歌番組がないと思ってたら、スターカラオケチャンネルで「レッツゴーヤング」が放送されている。正直、契約しながらしばらく見てなかったスターカラオケ、ナメてました。浅野ゆうこが必要以上にむちむちした太ももを露出させて、ずうとるびが中途半端なドゥワップを歌い、キャンディーズが英語で『サー・デューク』を歌う(もちろんミキちゃんがリードだぜ)……嗚呼、70年代。スターカラオケのこの路線は正しい。断固支持。

忘年

2006-12-27 06:10:14 | Works
夕方から高円寺で書籍企画の打ち合わせ。さて時間があるようでないような。

夜は三軒茶屋へ。エレックレコードの忘年会にちと遅れて参加。久々に湯田さんと合流し挨拶。居酒屋の座敷がぎゅうぎゅうになるくらいの参加者で(まあその方が忘年会のライブ感があるんだが)、VAP軍団の方々の席に無理やり入らせていただき呑む。ロックオン状態で身動きが取れないまま、次から次と運ばれてくる宴会料理を喰らう。萩原社長、七田さんをはじめ新旧エレックのお歴々が勢ぞろいしている中、カメカメ合唱団、ニッポン放送の亀渕さんもいらしていた。酒が入っているとは言え、さすがDJ、挨拶が上手い。今年は特にネタが豊富だもんなあ…。
22時前に散会。今日はいい感じ。

異存なし

2006-12-27 05:47:41 | LB中洲通信2004~2010
月曜日。今年最後の入稿用原稿を何とか書いて新小岩へ向かう。写真家の北野さんと共に新小岩から船橋にあるコの字を4軒ハシゴし、リサーチ。新小岩では北野さんが「気になる」という秘密基地のような素敵な立ち飲みコの字があり、個人的には今回の最有力候補。カウンターに陣取るオヤジたちの、薀蓄も含蓄もいらない酒に向かう姿勢、そのストレートな呑んだくれぶりがとても好印象(女が付け入る隙がないのもいい)。その後、船橋の加賀屋。もうその時点で何が何だかわかってないが。
詳細は北野さんの日記にある。まったく異存はない。

そしてひとりオレは、なぜか錦糸町からタクシーで帰宅。総武線の繁華街制覇か。

バランス/麗蘭2006 [明日の為に、今日もある。]

2006-12-27 05:23:10 | Music
日曜日。SHIBUYA-AXで麗蘭2006 [明日の為に、今日もある。]
まずは麗と蘭、ふたりでアコースティックセット。1曲ずつ早川さんを呼び、北澤さんを呼び、いくぶんまったりした感じでライブが始まる。それが『あこがれのSouthern Man』『アメリカンフットボール』『今夜R&Bを…』から『時代は変わる』で、いつもの緊張感のある流れになり(この4曲だけで1時間いっちゃったか)、チャボのThe Times They Are A Changingの叫びに間髪置かず『Get Back』、そして『ミュージック』という必殺のジャンプナンバーで一気に空気が変わったように感じた。実はここまでで本編終了なんだが、もちろんその後はアンコールという名の第二部である。ということでここからオーディエンスの声も出る出る。アンコールでは麗蘭初の『雨上がりの夜空に』も飛び出して、これも当然盛り上がる。一瞬RCのライブを観ているような気分になった。それはもちろん公平の華やかでファンキーなフレーズがあってのものだけれども。要するに麗蘭というバンドとオーディエンスが辿り着いた絶妙なバランス。

今回は何だかちっとも「長く」は感じなかった。それでも3時間。まあ「明日の為に」という感じがしないでもなかったが。磔磔も盛り上がるだろうなあ…。

天皇杯終了

2006-12-25 04:54:24 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
アウトゥオリ監督(鹿島)「主な原因は、不注意にある。(中略)それができていれば戦術・技術の話もできるが、それがなければ何も話は始まらない。その中で気持ちを切り替えた瞬間に、我々らしい部分というのが少しは出始めたと思う」(J's GOAL 12月23日付け

土曜日。天皇杯・鹿島戦。5回戦の大逆転劇から打って変わって、天敵・鹿島に2-0から逆転負けを喰らって、2006年の清水エスパルスの活動が終了した。2006年シーズンは若きチームにとっては実り多きシーズンであったが、中でも名将アウトゥオリ率いるアウエイ鹿島戦はチームの成熟、両監督の采配について示唆に富んだゲームだったと思う。そして、今大会をもって日本を去り行くアウトゥオリは天皇杯でまたしても清水に手痛い教訓を与えてくれたわけだ(ありがたや、ありがたや)。
敵将は「不注意」とは言うが、淳吾と矢島による2得点は見ている者に勝利を確信させるほど鮮やかなゴールだった。問題はその後で、前半とは逆に「それができなかった」清水の「不注意」によるものだ。だからこそこんなに悔しい敗戦もないのだけれども。これより約一ヶ月のオフに入ってしまうわけだが、果たしてプレーヤーたちは、この敗戦の糧を来シーズンにどう生かしていくのだろう。
今年の天皇杯決勝の雪辱を晴らし、チームを離れる森岡の(エスパルスとしての)最後の舞台を元旦の国立で、というモチベーションもあっただけに、非常に残念な結果。今シーズン3戦全敗を喫してしまったアウトゥオリと鹿島というチームは、やはり清水の「復活」を語る上では乗り越えるべき壁だったと言うことだろう。アグレッシヴで批判されがちな相手ではあるけれども、そういう相手こそ美しいサッカーで乗り越えていかなきゃ駄目だよね。そういう意味で、来季アウトゥオリのいる鹿島と対戦できなくなってしまうことも残念だ。

健太「鹿島アントラーズが今非常に好調なのはわかっていたし、こういう厳しいゲームになるということは、選手にも話していた。この試合に勝ったチームが優勝するだろうという話を選手たちにしていたので、鹿島にはぜひチャンピオンになってもらいたいと思う」(J's GOAL 12月23日付け

うん、今回は鹿島が優勝するだろう。
さて次回はオレたちにとって実り多かった2006年シーズンを振り返る。

シブタク

2006-12-21 20:44:21 | Works
宮益坂の渋谷卓球倶楽部を取材。天井は低いが卓球台が15台並んだスペースはかなり広々とした印象。撮影用にラケットとボールをお借りして入江とラリー。あーやっぱり卓球はいいわ~。

取材帰りにネタ用のリラクゼーショングッズ等を物色。

青島幸男、岸田今日子、ナカス的に取材してみたかった方々が次々と亡くなられた。まあショックと言えば世代的に近い、カンニングの中島の方がショックなのだけれども。

『the acid test』、ry cooder『blue city』、『guitar workshop special b.b.king & sons live』購入。

灯り

2006-12-21 20:33:21 | 素日記
11月にPIONEER LIVING CAFEがあった場所に今度はSMAP SHOPがオープン。長い行列ができていた。やっぱり、いまだに日本最強軍団ですね。

次の取材へ向かう途中、表参道akarium.のオフィシャルブックを購入(寄付)。なくすのは簡単だけど、改めて始めるのはとても面倒臭い手順を踏まなければならない。8年ぶりに復活!だけでいいとは思わない。あのとき表参道の灯りを消した連中は、今どう思っているのだろう。また、これはなくすときに充分な論議が尽くされていなかったという証明でもある。この10年、日本各地でかつての廃仏毀釈運動のような文化の否定・破壊が起こっている。そんなにココロの余裕がないのかね。その要因を考えてみると……。

LIVING CAFE

2006-12-21 20:16:39 | Works
表参道ヒルズで昨日から再オープンしたPIONEER LIVING CAFEを取材。プラズマテレビ “ピュア”ビジョンでホームシアター体験ができるスポット。
画像が暗めなのは、これがテレビを観る環境に一番相応しい明るさなのだという。また表参道ヒルズには意外と座れる場所が少ないそうで、期間限定ながら人気になるかも。来月19日までの予定が21日まで延長。

忘年

2006-12-21 20:02:53 | 素日記
斎藤君、スマイリーさんと、何故か恒例になってしまった忘年会 in 斎藤宅。
考えに考えて持参した日本酒2本をあっさり否定され、激論の末、疲れて寝始めるスマイリー、誕生日も近いからか素敵なお店からお誘いがあり、夜の新宿へ消えようとする斎藤。んじゃ、明日の取材早いんでオレも帰るか。ということで呑み始めてから酔うまで、瞬発力勝負みたいな忘年会。

マチコ先生

2006-12-21 19:51:50 | LB中洲通信2004~2010
水曜日。蒲田の日本工学院専門学校で『まいっちんぐマチコ先生』の漫画家のえびはら武司さんを取材。今年、平成版、新世紀とタイトルをマイナーチェンジしながら連載が続くマチコ先生の単行本が連続リリースされたので、記念インタビュー。えびはらさんもキャラとその世界観を、どうやって守りながら青年誌、一般誌に掲載するか腐心しているようだ。マチコ先生と男の子達は、スケベでありながら永遠のプラトニックである。まあそれは今時貴重なのかもしれないけれども。只今次の単行本用の書き下ろしに取り掛かっている模様です。
それにしても、えびはらさんはヴィジュアルとトークに落差があるよ(もちろんいい意味で)。

別件の取材アポで憤怒。

男の一生で一番バカな季節/「みんな昔はリーだった~EXIT FROM THE DRAGON~」

2006-12-19 04:25:13 | Movie/Theater
久しぶりのPARCO劇場。後藤ひろひとの新作『みんな昔はリーだった~EXIT FROM THE DRAGON~』を観る。『白野』の記者会見で緒形拳さんは「男の芝居をやる」と宣言していたけれども、これは正しく、まがうことなきオトコノコの芝居である。

正直言ってディテールの部分で、リーさんらしさとは何か、リーさんの美学とは何か、はたまた香港功夫映画とは何かという部分が、少々観客に伝わっていなかった印象を受けたのだけれども、これは観客にオンナノコが多いので仕方がない。パンフレットの中で、京野ことみも(リーさんの魅力が)「わからない」と発言している。彼女は正しくて、正直だ(ちなみにセーラー服が猛烈に似合っていた)。わからなくて当然。それが後藤ひろひろの描く【男のかっこよさは男が決めていた時代】だろう。またそれが、何ら実りのないやせ我慢を美学とする中学生男子というものだ。
中学生女子的な気風が残る演劇ファンを前にして、中学生男子の悶々とした情念を伝えようというのもちと無理があるのかもしれない。その点で説明的になるべきだとは思わないが、しかしリーさんよりもデニーロの方が(たぶん)観客に伝わっているように見えたのが、何だかなあ、という感じではある。

ま、それはともかく。
中学生男子という、男の一生で一番バカな季節が濃厚に伝わってくる舞台ではある。そしてバカな季節を過ぎても男は(良くも悪くも)バカという、真正面から爽やかな青春・成長物語を描く好芝居ではある。あの“don't think,feel”で有名な『燃えよドラゴン』のリーさんとラオ青年(トン・ウェイ)の説法の一場面をストーリーの中心に配し、所々にリーさんに魅入られた中学生男子の心のサウンドトラック「fist of fury」(風?)のテーマが流れる。

<「考えるな、感じるんだ!それはいわば月を指し示す指先と同じだ」
 李は自分の指先を見つめるラオの頭を軽く叩く。
「指先に意識を集中するな!さもないと、その先に連なる“天なる栄光”を見失ってしまうぞ。わかったな?」
 李の言葉に嬉しそうに礼をするラオ。だが李はそのラオの頭をまたも叩く。
「どんな時でも相手から目を離すな。たとえお前が礼をする時でもだ」>(知野二郎香港クンフー映画評論集『龍熱大全』より)
 果たしてバカな中学生男子にとって“天なる栄光”とは何なのか。

 何と言っても永遠の中学生男子であるホリケンがいい。そしてガチンコでリーさんを崇拝する中学生を演じる竹下宏太郎のリーさんぶりと身のこなしが素晴らしい。板尾創路はちょっとおいし過ぎる役柄だったが、冒頭の場面を観る限りは、まだまだ消化不良気味かも。ただラストシーンはオトコノコだったら確実に熱くなります。

月曜日ということもあったのかもしれないけれども、終演後、後方の席にふと目をやると、空席が少なくなかった。
あれは「本当はくるべきはずのオトコノコ」たちが観に来なかったせいだ。
オトコノコのための舞台を女子にだけ見せてどうすんだよ、男子。
PARCO劇場は12月30日まで。その後、福岡、広島、大阪、新潟、愛知公演。

Tシャツとポスター購入。これもオトコノコだったら当然ですね。

新橋

2006-12-18 03:23:45 | Works
夕方、新橋でR25の忘年会に顔を出す。
今年のゲストはブラザーコーン&男女ユニット(名前忘れた)。コーンさんのプロデュースでR25世代のデュエットソングを作るそうです。相変わらずやり手だなあ……。2時間ほどビール。
日曜日だってのにずいぶん電車が混んでいた。さすがに年末だね。

そういや今年の12月8日はジョンを聴かなかったな。

charlie parker『bird/the savoy recordings』、peter green『in the skies』、kenzi『solo working-twenty anniversary-』、矢野顕子『home musicⅡ』『super folk song』購入。

秋冬/SION アコースティックLive 2006~SION with Bun Matsuda~秋冬

2006-12-18 03:08:20 | Music
土曜日。昼まで寝て、天皇杯の結果をネットで見ながら、BSで幸四郎の忠臣蔵第三部。最後の花道に目頭が熱くなる。また第一部から改めて観直そう。
夜は代官山のUNITで「SION アコースティックLive 2006~SION with Bun Matsuda~秋冬」。事務所から送っていただいたインフォメーションに20時STARTと書いてあったので、うむ、SIONのライブも大人時間になったか、と思って(でも悪い予感を抱きつつ)ゆっくり家を出たら、19時STARTでした。「一瞬」の文さん熱狂ソロで会場に入り、前半すっかり見逃したよ……。ということで、セットリスト。

【SION アコースティックLive 2006~SION with Bun Matsuda~秋冬】
1 午前3時の街角で
2 低い空
3 雪かもな
4 夜しか泳げない
5 なんとかしなきゃ
6 Test
7 火がつかない
8 一瞬
9 曇り空、ふたりで
10 お前が好き
11 ガード下
12 ノック・オン・ザ・ハート
13 メーカーズマーク
14 ちょっとでいいんだ
15 新宿の片隅から
16 ハード・レイン
17 お前がいる
(enc1 イングウェイ・マルムシオン弾き語り)
18 新曲?
19 ゆうじ
20 12月
(enc2 with Bun Matsuda)
19 砂の城
20 たまには自分を褒めてやろう
21 元気はなくすなよ
(enc3 with Bun Matsuda)
22 このままが

野音でもやっていたけれども「メーカーズマーク」、それから「元気はなくすなよ」は凄まじく沁みます。SIONて、ホントにフレッシュさを失わないメロディーメーカーだと思う。「元気はなくすなよ」は、2006年のSIONを考えると意味深な一曲。もちろん曲調は違うけれども「通報されるぐらいに」に通じているような気がする。まあとにかく良いバラッドには間違いないのだけれども。
文さんとのユニットもずっと良くなってきた。「ハードレイン」のアレンジと文さんのギターが素晴らしい。最後「砂の城」で歌詞を忘れて「文さんよりも先にボケるかもしれん!」と叫んでいたけれども、これだけ曲が書ければ大丈夫でしょう。最後は「このままが」の合唱で終了。

鶴さんは今頃インドですな。