徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

ユニオン

2005-03-29 21:02:31 | Music
レイソル戦でもないのに柏の葉で取材。実は柏の葉は行ったことなかったのだけれども、やはり噂通り、ちょっとどうかというくらい便が悪い。
Dr.アミノこと東大教授の大谷勝さんにアミノ酸のレクチャーを受ける。

柏のユニオンで古井戸「オレンジ色のスケッチ」、RCサクセション「EPLP2」、「EASY TEMPO vol.1 A CINEMATIC EASY LISTENING EXPERIENCE」購入。
久々にチャボの「ノイローゼ・ダンシング」聴いたがエラくかっこいくて感動。シングル構成のベスト盤だが「窓の外は雪」「おはようダーリン」他名曲揃い。

凱旋&ライブ

2005-03-24 03:34:27 | Music
いよいよ『タカダワタル的』が来月4月30日から5月13日のGW中(吉祥寺音楽祭開催中)、ホームタウン吉祥寺・バウスシアターで凱旋レイトショー上映だそうです。凱旋だからといって何かあるような情報はないのですが、おそらく渡さんは半径500メートル圏内にいるのではないかと思われるので、そんな遥かなる想いを抱きつつ観に行こうと思います。というか吉祥寺音楽祭に出るのか? 渡さん……。
また4月8日にはザ・スズナリで「高田渡と仲間たち」のライブ。ほとんど「タカダワタル的」そのもののライブになると思われるです。ちなみに今年秋上映予定の下高井戸シネマが最終劇場公開の模様。

もひとつライブ情報。このメンツで料金のこの安さ。とにかく必見。野音の周りで吾妻さんと牧さんとスマイリーさんの載っているバックナンバーでも手売りしようかな。ちなみにMI CASA.SU CASA=「自分の家だと思ってゆっくりくつろいで下さい!」とのこと。

「MUSIC DAY 2005“MI CASA.SU CASA”~スローなYaonにしてくれ?~」
■公演日:2005年5月4日(水)
■開演:1:30PM■開場:1:30PM
■会場: 日比谷野外音楽堂 日比谷野外大音楽堂
■指定・2500(ステッカー付)
■発売日情報:2005年3月26日(土)
[出演]吾妻光良&THE SWINGING BOPPERS/saigenji/シアターブルック/THE THRILL/The Miceteeth/他
問合せ先:[フリップサイド]03-3470-9999

終了そしてまた突入

2005-03-24 01:58:27 | Works
GATE-ONEへプロデューサーのチェック用デザインを納品。これでほぼ作業としては終了。4月にはリリース予定となるでしょう。中洲通信5月号も怒涛の如く明日校了。今年の年度末は嵐のようでした。次はGW進行ですか!

これより4月にかけては、昨年10月より続いているクンフー映画評論家・知野二郎さんとの共同作業が本格的な実作業へ突入。

敵対的

2005-03-23 07:57:17 | News
「ライブドアには他社より優れたIT技術も、独創的なアイデアもない、ライブドアと提携する意味がない」Yahoo news(毎日新聞)
「フジテレビに影響力を及ぼそうという意図のもと、ニッポン放送を支配しようというライブドアの行為は容認できない」毎日新聞(3月19日)

あからさまに敵対的で挑発的なのはフジテレビの方じゃないのか。

「堀江さんが嫌いとかではなくて、買収されたニッポン放送は今までのニッポン放送ではなくなるということ。他のラジオ局と同じになってしまうので出演する理由はない、という気持ちが(みゆきには)あったようです」
(中略)今回のみゆきの証言は「企業価値」を訴える書面として、同局が東京高裁に提出していた。書面中には、みゆきのほか、同じくオールナイトの人気パーソナリティーだったタモリや、脚本家の市川森一氏、倉本聰氏の証言もあった。同局は高裁に対し、「人気パーソナリティーを確保することは極めて困難で、降板は聴取率の低下を意味する」などと主張したという。スポーツ報知

いくらニッポン放送に思い入れがあるとしても、そんな理由で出演しない方が不自然だし、そんな理由はあり得ないと思うのだが。中島みゆきも女を下げたか。というか事務所の人間がここまで代弁しちゃって大丈夫なのか? 発言すればするほど、行動すればするほど、何らかの力が働いていると思わざるを得ない。タレントは損ですな。
自分に被害が及ばないときは、ホリエモンを面白がって取り上げていたくせに……テレビでホリエモンに対して攻撃的なコメントを吐くニッポン放送(OBを含む)の社員さんへの違和感はそのへんにある。このおっちょこちょいぶりは放送メディア全体に共通しているが。

人気お笑いコンビ「ナインティナイン」が連日のニッポン放送騒動について、25日までに独自の見解を示した。同局のレギュラー番組「オールナイトニッポン」の公式HPで、ライブドアへ経営が移った場合に降板を示唆するタレントに対してクギを刺した。「“リスナーを大事にしている”のであれば、リスナーを無視して、経営が変わったらパーソナリティーを降りるということを発表するのはよくないと思う。それでなくてもリスナーは不安やろうに…。ナインティナインは今のところその意向はないので、皆さん毎週ラジオ聴いて下さいね」としている。
デイリースポーツ
オールナイトニッポン公式HP

ナイナイ、見直したよ。本当の現場の声という気がするです。
ソフトバンクにどうこうないが、拍手で迎えるフジ社員って何なんだ? 単なるブランド好き?

4ちゃんねる

2005-03-23 07:09:30 | Music
馴染みの中古レコード屋さんでバーブラ・ストライサンドの「Funny Girl」を買ってみたら、ジャケットにでかくSQ方式と印刷されていた。だから買ったというわけではまったくないのだけれども、調べてみたらソニーに開発した4チャンネル仕様のレコードなのだという。70年代、レコード会社各社は規格の統一もないまま、競って4チャンネル開発していたそうだ。さすがにそれは記憶にない。
岩崎宏美ファンの方がHPに書いていた解説がわかりやすかったのでちょっと引用。

4チャンネル方式というのは,現在でいえば,映画のLDやDVD等で使われているドルビー・サラウンドみたいなもので,前後にスピーカーを各2本づつ置いて,音に囲まれている状態で音楽を聴こうというもので,一般的には後方スピーカーからはホールの反射音に相当するものを出しました。当時,これをやるには4トラック式テープレコーダーを使うのが技術的には一番簡単で,また,各スピーカーの音の分離も良かったのですが,テープは高いので,LPででも同様な効果を出そうということで,3つの方式、すなわち,ビクターの「CD-4方式」,ソニーの「SQ方式」,それ以外の会社の「QS方式」が考案され,販売されました。そのうち,SQ及びQS方式は従来のカートリッジを使用しましたが,CD-4方式は「シバタ針付のカートリッジ」という5万Hzまで再生できる(普通は2万Hzまで)特殊なものを開発しました。4チャンネルで再生するにはこのシバタ針付のカートリッジとそれを4チャンネルに戻すデコーダーがなければいけませんが,現在はそれらを入手することはほぼ不可能です。

それから当時のエンジニアさんの証言「4チャンネル方式によるステレオ録音と再生」

中学生の頃はレコパルも読んでいたが、経済的理由と住居の問題でオーディオは早々に諦めたので、最近のオーディオマニア事情にはまったく疎いのだけれども、70年代~80年代にはまだ確実にいたマニアの人たちはホームシアターに行っちゃったんでしょうか。ひたすら「再現」「臨場感」を追求するオーディオマニアの方々には、寺島靖国さんのジャズ本じゃないけれども、業を感じたりする。
いつか踏み入れそうな予感を覚えつつ、普通に聴くぶんには2チャンネルでもオッケーらしいのでオレはほぼ問題なしです。ということで、El Chicano「Revolucion」「Celebration」、Sonny&Cher「LIVE」、OST「On A Clear Day You Can See Forever」「Funny Girl」「Funny Lady」「the Wizard Of Oz」「Pele」購入。

大詰め

2005-03-21 22:57:33 | Works
GATE-ONEで写真打ち合わせ。ちょっとだけ飲んでいく。今日はVocal Jam Sessionで、メンバーは関根敏行(p)橋本信二(gt)トオイダイスケ(b)小泉高之(dr)。お客さん(?)の多くは妙齢の女性で、彼女達がプロのミュージシャンの演奏に合わせて、ステージに立って歌うということらしい。おじさんも少々。30、40分ほど経ち混み始めたところで(みんな歌いに来ているので)退出。中々良い経験をしました。ライナー製作も今週が大詰め。てか抱えてる仕事、全部今週が山場になるかもである。

『j.j.jackson with the greatest little soul band in the land』、earl van dyke『the earl of fank』、jimi hendrix『la forum 26th april 1969』購入。

2005-03-21 00:16:36 | Books
八本正幸さんから『鴉の肖像』のDVD(10分ver)を頂く。これは10年以上前にLBにも登場していただいた(BNあり)探偵作家の故・渡辺啓助先生(享年101歳)のドキュメンタリー。先生の脳のMRI画像に「鴉」が写っていることからインスパイアされた八本さんの映像作品なのだけれども、『新青年』研究会の会報で画像は見たことがあったが映像は初見。素晴らしい。先生を紹介してもらったM氏とも7、8年連絡つかず終いだが(某舞踏集団と生活を共にしているそうだが)、達者でやっているのだろうか。生命力のありそうな人だから大丈夫だとは思うが。

取材時にいただいた「鴉」の絵と署名本は今も宝。

勝ち負け

2005-03-15 23:10:32 | Works
……と、浦和で気を抜いて飲んでいるつもりはなかったのだが、12時過ぎにフラフラの状態で神楽坂へ戻る。多少スケジュールがズレてしまったが、編集協力していた日本プロ野球選手会のノンフィクション『勝者も敗者もなく』(ぴあ)の校了作業。監修者で日本プロ野球選手会の広報プロデューサーの山崎さんに挨拶し、ひたすら校正作業。昼過ぎに終了。昨年のプロ野球再編問題を選手会側から見た迫真のドキュメント。『仁義なき戦い』の群像劇のように展開していく再編問題、どう考えてもサッカーファンなオレだがかなり面白い本です。
夕方にはぴあOさんから連絡が入り、無事登場人物(要するにプレーヤーの皆さん)の了解も得て校了した模様。お疲れス。

浦和の夜(3月14日)

2005-03-15 22:56:47 | LB中洲通信2004~2010
浦和のパブ・スマグラーで久しぶりに吉沢康一さんと会う。この酒場のマスターの平野さんは吉沢さんの中学の後輩ということで、さらに浦和であるからしてレッズな酒場ではあるのだが(レッズのゲームのビデオを8割は所有しているという)、正統派なパブでサッカーファンには居心地良さげな酒場。5月号が出来上がったらまた行きたいものである。ちなみ今回のカメラマンの湯川くんも吉沢さんの後輩。

今回のテーマはレッズとネット。
日本サッカーにネットはどのような影響を果たしたのか云々……と話始めたのだが、酒も入ってきたせいもあり、次第に取材なのか、単なる飲み会なのかわからなくなってしまった。スマグラーで1時間半ほどテープを回し、次に「力」へ移動。
こちらから話を振ろうと思ったら、吉沢さんから、今や浦和の都市伝説と化している「一人フーリガン」の名前が出てきた。吉沢さん自身は知らないらしいが、その友人氏がコンタクトを取ったらしく実在は確認できた模様。友人氏が一緒に撮ったというツーショットも見せてもらい、少しだけ友人氏ともお話させていただいた。ということで、見ましたよ、一人フーリガン(ディテールはまったく思い出せないのだが)。しかしどんな原稿になるのか、オレもまだ知らない……。

力では専務の田藤さんにも話に加わっていただき、浦和に吉沢あり、というところを見せてもらった。さすが伝説の男だね~。レバ刺しウマー。

ロックンロールの御大/DVD『ワンステップ・フェスティバル』

2005-03-14 00:35:32 | Music
今月もまた高い買い物をしてしまった……『ワンステップ・フェスティバル』4枚組CD&DVD。
70年代中盤の、長かった日本のロック黎明期の終わりを証明するような豪華なメンバーを集めた内容。「ヨーコ・オノが嫌いだから」との理由でPANTA氏が頭脳警察の出演を断ったのが残念だが、それでも参加バンドはサンハウス、ウエストロード・ブルース・バンド、カップス、クリエイション、四人囃子等など錚々たるメンツ(レコードデビュー前のバンドも多いが)。
聴いてみて再認識したのが、内田裕也氏のロックンロールヴォーカリストとしての実力だ。自身の1815ロックンロールバンドのセット以外に、ジュリーとのセッションで『恋の大穴』を歌っているのだけれども、所謂ロックンロール的な“ウラ”の取り方、シャウト、ハモリ(ジュリーの濡れた声質に対して渇き切った裕也氏の声質が絶妙)……さすが御大。

またDVD特典で内田裕也氏が「ワンステップフェスティバル」を語っているのだけれども、このインタビューがいい。フジロックあたりの昨今の野外フェスの礎になったのでは、と質問する高沢正樹氏(浦和ロックンロールセンター)に対して、「いやそうは思わない」とあっさりそれを否定して「あれは時代そのものだよ」ときっぱり答える裕也氏。その他にも、
「俺なんか90%悪いことしてるけど、10%ぐらい、人々がよくなればいいな、と、ロックも少しは役に立つべきじゃないか、と。風俗への影響とかだけじゃなくて」
など裕也節満載のインタビューである(CDのブックレットにも転載)。

現在発売中のLB4月号の「卒業しない男たち」にも是非登場していただきたかったが、スケジュールが合わず断念。
しかしキーポンロッキン。

day by day

2005-03-13 04:41:49 | Music
味スタから高田馬場へ移動。GATE-ONEで大口純一郎さん、小泉高之さん、トオイダイスケ君の撮影とコメント取材。今晩のセットは大口純一郎(p)橋本信二(gt)小杉敏(b)小泉高之(dr)梶原まり子(vo)&トオイダイスケ(b)。まり子さん、『day by day』凄まじくグルーヴしている。ラスト『what a wondarful world』も素晴らしかった。21時過ぎにはライナーのデザインを担当するツースリーのNも来て、紹介&打ち合わせ。N、橋本さんとまり子さんとどんな話をしてたんだかわからないが、すぐ馴染む。2時近くに店を出たのだけれども、だいぶ“大人の世界”に感銘を受けた模様。まあ同性なら尚更まり子さんのヴォーカルに感動するだろうなあ。今週はいよいよ見本出し……の予定。明日はGATE-ONEでとりあえず最後の取材。

DVD『今よみがえる郡山 ワンステップ・フェスティバル1974』CD『ワンステップ・フェスティバル』(4CD)、grant green『the final comedown』『the latin bit』『am i blue』、ella fitzgerald/joe pass『take love easy』購入。

第2節 東京ヴェルディ戦

2005-03-13 04:11:13 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
味スタで今季初観戦。徐々に良化している手応えを感じたスコアレスドロー。市川に連携・反応の遅さが目立つか。しかし両サイドのオフェンスについては今後はかなり期待できそう。

「研究されているなと感じた。こっちにボールが入ったら、縦を切って、二人で囲んでっていう感じだった。でも自分のスタイルは崩したくないし」(相馬崇人)
「こういう展開になるのは予想の範囲でした」(林健太郎)

ああいうゲームはドン引きとは言わんですよ。もっともヴェルディ自体が相手をドン引きさせるようなチームでもあるまいし。んなこと言ってると、もうそろそろ強豪復活終了カモ。

PANTA in 赤坂/PANTA LIVE 2005-荒情の月 ONE DOUBLE!!

2005-03-12 03:07:54 | Music
高田馬場でテープライターのYさんに取材資料の受け渡しをして、急いで赤坂GRAFFITIへ向かう。
PANTA東阪名ツアー“PANTA LIVE 2005-荒情の月 ONE DOUBLE!!-PANTA featuring 菊池琢己”の最終日。今回の赤坂は2DAYSで、2日ともチケットは買ってあったのだけれども、昨日はどうしても最初から行けそうもなく断念。今日は必ず、ということで、フライングパブリッシャーズのⅠさんにも連絡し、ライブレポート用に撮影をさせて頂いた。
で、だ。これが涙が出るくらい素晴らしい出来だった。ライブレコーディングもしているようで、2ndテイクが多少あったのが気になったけれども、それ以上に気合いの入ったアコースティックライブだった(さすがに3回目のアンコールの時はPANTAさんも「あーやるやる、わかった。やるよ!」と叫びながら楽屋から現れたくらい、客も熱が入っていたのだ)。しかし、アコースティックで演ると、PANTAさんのメロディーメーカーとしての才能の高さがさらに浮き上がって来る。
終盤、最強のロックンロールナンバー『マラッカ』~『ルイーズ』で一気にハコが熱くなり、PANTA日本語訳の『GOD』(ジョン・レノン)~『万物流転』の選曲では、高揚し過ぎてカメラのファインダーを見ることができなかったですよ。MCでのPANTAさんもロック小僧で素敵なのだけれども、やっぱり歌っているPANTAが素晴らしい。
2002年のNAKED TOURも2枚組ライブCD『2002 neked tour live at doors 15~16june2002』として発売予定

赤坂GRAFFITI(20050311)
(1)追憶のスーパースター
(2)ガラスの都会
(3)朝を呼ぶ男
(4)月の刃
(5)夜と霧の中で
(6)フロイトは大嫌い
(7)イフゲニア
(8)落ち葉の囁き(完全版)
(9)見知らぬ友への反鎮魂歌
(10)うたかたの命
(11)地図に無い国
(12)氷川丸
(13)北回帰線
(14)マラッカ
(15)ルイーズ
(16)オリオン頌歌第2章
★アンコール①
(17)ONE NIGHT LOVER(with aja)
(18)ネフードの風
(19)ステファンの六つ子
★アンコール②
(20)GOD
(21)万物流転
★アンコール③
(22)R☆E☆D
(23)裸にされた街