徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

半年突破に思う/9.28首相官邸前抗議

2012-09-29 08:54:04 | News


3月末に始まった官邸前抗議もこの日で半年を迎えた。
まあ、個人的には去年の夏の行動も相当濃かった印象があるが、今年の夏も熱かった。抗議という行動の性格上、場所を固定して戦うというのは非常に粘り強く我慢の要るものだったと思う。人はどうしたって“飽きてしまう”ものなのだから。それでも街を移動し続けるデモ(ンストレーション)ならばそうした“ストレス”も多少は緩和されるものの、ただひたすら建物に向かって、変わらない風景の中でコールとスピーチを繰り返すしかない抗議行動は、どうしたってルーチンになりかねない。
それでも状況が変わるまで、オレたちはひとつのコールをひたすら我慢強く、繰り返して叫んできた。
一方で変わらない状況に我慢できない人たちは何だか頓珍漢な企画を考え出してしまう。
正門前のスピーチエリアで行われた「第九」というの企画は一体何だったのだろう。スピーチエリアは明らかに人が減っていて、「第九」が始まろうとしたとき、列を抜けていく(移動していく)人たちは正直少なくなかったと思う。
わざわざそんなことをしなくてもオレたちは「その場」をクリエイトしていけるはずだ。

この日は久しぶりに国会議事堂前駅で降りて、まず官邸前の最後列付近でひたすら声をあげた。
そしてまたもやトラメガにも文句をつけた(参加者と警備と誘導スタッフのトラメガ)。最後列付近はただでさえメインのトラメガから遠いし、出ている声もまず小さいのだから、別のトラメガが叫び始めるとそんな小さな声は簡単にかき消されてしまう。申し訳ないとは思ったけれども、抗議に来た人たちに抗議をしている実感を持って貰う方が大事なのだから(つまりは自分から声を出す、声をあげるということ)、レスポンスにトラメガを被せるような行動はちょっと黙っていられない。人が必死にあげている声をかき消すようなトラメガやホイッスルに対してはうるさいです、オレは。まあこれがデモならば、トラメガが自分に合わなければ移動すればいいだけの話なのだけれども。
そして国会正門前へ移動。まずスピーチエリアは前述の通り、ますます難しいエリアになっていると思う。頓珍漢な企画もそうだけれども、何であそこのコールリーダーやスピーカーは「変わったこと」を言いたがる人たちが多いのだろうか。たぶん、それは以前も書いたようにシングルイシューやシンプルなコールを“我慢できない人たち”なのだと思う。

むしろ“ウグイスエリア”の方が、彼女以外にも実に気合いの入った、上手な男性のコールリーダーが何人か登壇していてちょっと見直してしまった。ウグイス嬢の、相変らずの美声はともかく、やっていること自体は官邸前と同じようにシンプルだから、前回よりも人が集まっていたような気もするし、そんな人材も登場する。まあ勿論それはオレが見ていなかっただけで、実際、彼らは前からいたのだろうけれども。
例えばプログラムピクチャーの時代に東映任侠路線が「総長賭博」や「網走番外地 望郷篇」「仁義なき戦い」「仁義の墓場」のような名作を生み出したように、オレたちはたとえルーチンであろうとも、自分たちが定めた場所で、同じようなコールをシンプルに繰り返す中で状況をクリエイトはしていけるはずだと、改めて思う。変な企画を考え出さなくとも、である。

軌道修正はいつ起きたのか?

2012-09-27 02:02:22 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
セレッソ戦後から伸二がオーストラリアのクラブに移籍するというニュースが流れている。ここ最近の状況から言えば移籍止むなしだとは思うけれども、だからといってアフシンを責めるような言説には同意できない。勿論リーグの中でもスタメンの平均年齢がかなり若いチームである清水にとって、伸二やタカといった日本でもトップクラスの経験値を持つベテランが融合することは、チームの成長という意味でも理想ではある。
先週対戦したセレッソも清水同様に若いプレーヤーが多いチームだが、その若さを突破力のある強力な外国人プレーヤーと老獪なブラジル人監督が支えている。若さという部分では共通しているが組織力と個の突破力という意味ではコインの裏表のようなチーム同士だからこそ、このマップアップはいつでも、それなりに面白くはなる(まあ、天敵とも言えるチームだけれども)。
だからと言ってセレッソのようなチームになれとはまったく思わない。伸二が入っても、タカが入ったとしても、このチームはディシプリンを重んじたプレイを見せるだろう。ただし間違いなくゲームコントロールという意味では幅が拡がる。これまでも拙いゲームコントロールで落とした勝ち点がいかに多いか…。伸二やタカを使えというのは当然の話である。

それでもアフシンにとって、もはや伸二とタカというチーム内に影響力の強いプレーヤーが使いづらくなっていた(る)のも事実だろうと思う。これが外国人プレーヤーならばもっとフレキシブルに、そして残酷に起用することもできるのだろうけれども、これが日本人で、さらにずば抜けたキャリアを持つスーパースターでは、結果が出るにしても出ないにしても、チームをマネージメントする上でリスクが高いのは言うまでもない。
この辺りは5月から7月にかけての勝ちなしロード、そして本来ならばチームを支える存在であって欲しかった岩下の移籍というのも大きく影を落としているような気がする。追い討ちをかけたのは何人かの主力プレーヤーの離脱(移籍は別として…)と強化部の中途半端な夏の補強にもよる(新人獲得に関しては、例年通りずば抜けて優秀なのだが…)。去年の「0-4」三連敗以上に、深刻な軌道修正の必要性をアフシンが自覚したのではないか。
しかしこれが絶好調だった序盤からわずか2、3ヶ月ほどの間に起こったことなのだからチームのマネジメントは難しい。オレはマネージャーとしても、スポークスマンとしてもアフシンは優秀な監督だと思っているし、若いプレーヤーが多い中で、それなりのチームを作り続けていると思っている。だからこそ、今年こそは結果を残して欲しい。

次節は29日、アウスタで仙台戦。必ず行く。

“現場の熱”の処理方法

2012-09-26 05:28:18 | News


18時から大手町の経団連会館前で抗議行動に参加。今回は満を持してといった感じの抗議対象だったためかコールにも力が入る(大声を出していれば出したい人たちが寄ってくるものである)。反原連の呼び掛けからあまり時間もなく、平日の夜というのに参加者は1300人にも上ったという。これは本当に素晴らしいと思う。

とはいえスピーカー3台(?)はバランスが悪いかなあという気もしないでもない。やっぱし、はっきり言って、どうしたって参加者の生の声に勝る“声”はないのだから、参加者の声を喚起させるような場作りは必要だろうと思うのだ――。こんな風に毎回、デモや抗議に参加するたびに注文を書き続けている(オレの場合、トラメガへの文句が多過ぎるけれども)。まあ、これで、文句をいいつつテメエが現場にも来ていない、声も出していないっていうのならば格好悪いが。

抗議の現場から持ち帰った“熱”はそれぞれが自己表現すべきで、それはアーティストならアートになるだろうし、ミュージシャンやバンドマンなら楽曲になり、デザイナーならばプラカードという形になるかもしれない。オレのようにライターの端くれならばこうやって、毎回現場で起こっていることや感じたことを文章にして書き続けるしかない。本当に、ただ、書き続けている。
公の場である抗議の現場で、私(ワタクシ)の手前勝手な“自己表現”は意味がないと思うし、はっきり言って否定的だけれども、現場を離れてひとりになったときにこそ、改めて自己表現(批評)は必要だと思うのだ。
今、六本木で開催しているチョーさんの個展もそういうものじゃないかと思って期待しているんだけれども。

Twitterでのツイートも含めてまったく、しがらみのない中で書いているので不快に思う人もいるのかもしれないけれども、それもまた事実の側面(時代の一面!)だと思っているので、まあ、ご容赦下さい。



店をあがった飲み屋の若い衆に、自転車の前カゴにプラカード入れて行けって言ったのにきっぱり断りやがった…。

自転車操業という一蓮托生

2012-09-25 04:42:18 | News
本日18時から経団連前で抗議が行われる。彼らは原発を“経済”の観点で熱狂的に擁護する集団である。
原発のビジネスサイクルを「それでも金は回り続ける」という近視眼的で、自転車操業的な資本主義で語るのならば、それもまた確かに経済なのだろう。車輪が回転し続ける限り、その自転車は走り続けるし、一応は、倒れない。

しかし、もはや自転車の車輪は止まっているのではないだろうか。その自転車がすでに壊れていることは、3.11以降、誰の目にも明らかになってしまったのではないだろうか。いくら「回り始めれば」経済として成立すると言い張っても、その自転車操業の行き先は、後の世代に解決しようがない負の遺産を押し付けることでしかない。
しかし、これは10万年後の未来の話でも、100年後の未来の話でも、2030年代の未来の話というわけではない。
オレだってまだ米倉よりはもう少し長く生きる予定の“未来のジジイ”である。まだ生まれてもいない“未来の世代”も大事だが、オレたちだって、それぞれに、それぞれの未来を生きる。勿論その延長線上に、先送りされ、負の遺産を押し付けられていく未来の世代がある(言ってみれば80歳の爺婆さんから10代、20代のガキんちょまで、誰もが負の遺産を押し付けられ続けている、かつての“未来の世代”なのだけれども)。
そんな未来を生きる人間に対して、経団連を中心とする一部の人間が、所詮現状維持しか提示できない“未来”や根拠のない“可能性”を、自転車操業でしかない“自己都合の経済”で糊塗しようなんてのは虫が良過ぎる。経済と言われたら首根っこを掴まれたような気持ちになる人もいるのだろうけれども、彼らが口にする経済という名の恫喝(都合のいい弱者利用)はあまりにも酷い。
それとは違う未来や可能性、そして“経済”を選択したいと思っているのならば経団連前で声を挙げた方がいい。

9.25緊急!経団連会館前抗議
【日時】9/25(火)18:00~20:00 予定
【場所】経団連会館前(大手町駅c2b出口でてすぐ)
【呼びかけ】首都圏反原発連合
<9月18日、経団連、経済同友会、日本商工会議所のトップが都内で合同記者会見を行い、政府が閣議決定しようとしていた、2030年代に原発ゼロを目指す方針に反対の立場を示しました。(中略)原発をやめることが果たして本当に経済を停滞させることになるのか、原発を続けることの方が経済にとって悪影響なのではないか、という視点も大きく抜け落ちており、「頭ごなしの脱原発反対」と言わざるを得ない様相を呈しています。
首都圏反原発連合は、こうした経済界の動きに対して、9月25日(火)、経団連会館前にて抗議行動を行います。
できる限り多くの方々にご参集いただき、経団連会館を包囲する勢いで、巨大な圧力をかけましょう!>

正門前ファーストガイド/9.21首相官邸前抗議

2012-09-23 06:52:26 | News


金曜日は「官邸前」。規制委員会が正式に発足したため、前回、前々回行われていた合同庁舎前の抗議はなくなり、今回の抗議エリアは官邸前と国会正門前の二ヶ所に戻った。いつも通り霞ヶ関から「官邸前」に向かうと、官邸前の最後列はすでに六本木通り付近まで伸びていたように見えたので、そのまままっすぐ正門前エリアに向かう。
(ちょっと暗いが)画像を見てもらえればわかるように、スピーチエリア、そしてファミリーエリアと名付けられた国会正門前は実際には各種団体が入り乱れるカオスなエリアで、官邸前エリアと比較して実にまとまりに欠けている。真剣に抗議しようと思えば思うほどストレスが溜まること間違いないエリアなのである(元から「団体」がこのエリアに居座るのは、“国会前というモニュメント”が欲しいだけだろうと睨んでいる)。

現在の正門前エリアは大きく分けて3つ。
正門前のスピーチエリアの他に、仮にウグイスエリアとドラム隊エリアと名付けよう。
まずドラム隊エリアは永田町・霞ヶ関の抗議エリア全体を練り歩く“怒りのドラム隊”の皆さんのゴール地点で、彼らは19時30分前後にはこのエリアにやってきて、「サイカドウハンタイ」のみを激しくコールする。正門前の他エリアでストレスが溜まっても、このドラム隊エリアで30分ほどスパークすればきっとそのストレスは解消できる。もはや正門前のみならず官邸前全体のオアシスといってもいい存在である。ここのところ参加者がオーディエンス化しがちなのは気になるのだけれども、「官邸前」有数の熱く盛り上がるエリアで、初参加の方々にはおすすめできる。
次にウグイスエリアだが、ここでは滑舌のいい、ウグイス嬢のような女性がお立ち台に上がって花を片手に笑顔でコールリーダーを務める。あまりの笑顔に何を抗議しているのかわからなくなるのが難点。基本的に礼儀正しく、抗議の終わりなどは参加者への慰労の心遣いも忘れないが、抗議のはずなのに実にサロン的。また彼女以外の参加者も勿論コールリーダーとしてマイクを持つが、野太い声のおじさんも「バイバイ原発」「おさかな守れ」「おやさい守れ」と実にスイートなコールを多用するのが特徴。しかしコールの内容はともかく、コールリーダーのトラメガと参加者の生声のバランスが悪過ぎてコーラーの独演会のように聴こえてしまい、正直テンションが下がる。あの人数ならばもはや地声でリードするべきではないのか。それでも反原連主力の行儀の悪いコールに馴染めない方々にはおすすめできないこともない。
そして正門前スピーチエリア。ガチの団体系が集結するこのエリアの特徴は一言で言って「自由」(悪い意味で)。この日も「みんな団結しなきゃ駄目だ!」と言いながら、だったら誰もが知っている歌を歌えばいいものを、誰も歌えない(ついていけない)オリジナルの“シュプレヒソング”なるものを歌い始める男性や、散々シングルイシューだって言っているのにルール無用で「オスプレイ反対」を叫ぶ女性などがお立ち台に上がった。またこの日は聴くことはなかったが、コールリーダーと参加者の子供がトラメガを使って掛け合いでコールするという、参加者をほったらかした、悪ふざけ気味のパフォーマンスをすることもある(自由だから)。基本的に「スピーチ1分ルール」や「反/脱原発に関係ない内容はNG」といった原則は守られない(自由だから)。確信に満ちた場違いスピーチや独り善がりなコールも少なくないので、初心者にはおすすめできない。

この日はバンチョー君たちがスピーチエリアのコーラーとして参加していたのだが、この先、正門前エリアは変わっていくことができるだろうか。まあ、オレも全力で支援しますが。

#2 Proof Of The Man (人間の証明)

2012-09-20 19:05:18 | My Favorite “yeah”



ジョーさんの“yeah”が好きなんであります。
ラストシーンのロケ地で、暗めのマスカラを塗って、青ざめた唇で朝日(夕陽)を浴びてみたいと思います(ニューヨークのラストシーンは少々蛇足な感じがする…まあ、キリズミのラストシーンも帽子飛ばせすぎ!とは思うけれども)。

残り9ゲーム、勝ち点差9/第25節 FC東京戦

2012-09-18 03:43:01 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


土曜日はアウスタで東京戦
前半は実にホームでの戦いらしく、東京に付け入る隙もほとんど与えずゲームをコントロールしていた。味スタでのナビスコカップ準決勝第一戦のように高い位置でボールを奪われてカウンター、といった場面もそれほど多くなく丸山にスタンドも野次を飛ばす余裕もあったわけだ。
それが後半に入ってポポヴィッチはヴチチェヴィッチを投入したあたりから流れが変わり始める。立て続けにCKを奪われた挙句にヴチチェヴィッチにミドルを決められて同点。勿論お互いに決定的なチャンスは何回もあったとはいえ、失点の匂いが濃厚したのはどう考えてもあの時間帯だけだったと思う。このゲームでは精彩を欠いていたのが村松と平岡に細かいミスが続き、そのまま悪い流れを断ち切ることができないまま失点、これには何だか案の定といった感じではあった。
それでも浩太の出来はまだまだ素晴らしく、石川を寸止めし続けたキャラの安定感も光った。これはもう前半、もしくは後半の早い時間で決めるべきゲームで、どうしたって勝ち点を“落とした”感が強い。
とにかくここのところ東京とは相性が悪い。

東京のゴール裏は、ゲーム中は丸山コールを繰り返し、終了後はカップ戦に関するチャントを歌っていたような気もするんだが、何だかそんなものはどうでも良くなってしまった。まあ東京のサポーターは「サポーターは煽り合い」というゴール裏のマナーが徹底しているので、煽るのは構わないのだが、こちらが(それほど)反応しないのでは張り合いもないだろうが…。まあ、どちらにしてもこれでリーグ戦は1勝1分(順位も上)、残りのゲームもホームでの対戦である。今回の結果と内容を考えれば決して準決勝第一戦の結果はひっくり返せないことはない。大丈夫、大丈夫(今回も権田のコメントに腹を立てつつ…)。

この日は19時キックオフのナイトゲームだったので、日帰りは諦めて久しぶりに駅南酒場のカウンターで呑む。
たまたま隣に東京サポーターが座ったのだけれども、とても話かける気にはなれず。



ネットカフェに入って順位を確認。
ゲーム終了後、シーチケご近所のおじさんに「勝ち点差と残りゲーム差が一緒ならまだ優勝もわからない」と慰められた。確かに残りは9ゲーム(!)で、首位広島との勝ち点差は9。いつもならそういう前向きに話すのはオレの役目なんだが、必勝を期して東京戦を迎えただけに、ホームで勝ち点1しか伸ばせなかったのはやはり痛い。さらに今季もいろいろと好不調の波が激し過ぎて、まだ残り9ゲームもあるのが信じられない。
まあ、それでも確かにまだまだ可能性は残っているわけで(三冠の可能性も)、次こそは金賢聖の爆発を期待したい。



ということで、さすがに負けたような気分で、始発で帰ると疲れる…。



次は22日、アウエイでセレッソ戦。また次のホームゲームは首位争いを続ける仙台を迎える。
残り9ゲーム、勝ち点差9を信じるならば、もう簡単には落とせない。

ID制限…

2012-09-17 01:36:08 | twitter
<【続報】Twitter(ツイッター)連携の不具合と暫定対応について(9/7)>

これ以降、再びアナウンスがないという…。

まとめ機能はツイログがあるんで正直どうでもいいんですけど、新規投稿の投稿通知だけでも早く復旧してくれないですかね…今でもテンプレでの連携はできているんだから大した事じゃないと思うんですが。Twitterの対応がいくら遅いとはいえ、この間ユーザーに対してもアナウンスがまったくないのは運営としておかしいと思いますよ。

コメント欄にID制限とか意味わからん…。

#1 Lithium

2012-09-15 04:05:32 | My Favorite “yeah”



LithiumでもSmells Like Teen Spiritでもいいんだけれども、「官邸前」で10分ぐらい全力でコールしているとカートの「yeah」になってくる。切実で、切迫していて、哀切で、エモーショナルだけれども乾いた声、たぶんそういう声を出したいんだと思う。これはゴール裏で出す幾分開放的な声とは違う。

#54 東京都尖閣諸島調整担当課長

2012-09-09 00:45:26 | 暴言・失言・珍言備忘録
「尖閣諸島は東京湾の沖合いまで流れてくる黒潮の源流が通る海域に位置している。島の環境が荒廃すれば、都民の利益を損ねる可能性がある」
(古瀬弘孝・東京都尖閣諸島調整担当課長)

<そう解釈すると、地球環境全般についての調査も、都民の税金で賄うことになりかねない。(中略)都の言い分に「理」はあるのか。長崎県立大の綱辰幸教授(地方財政論)は「自然開発は本来、民間でやるべき事業であって、地方自治体がやるという理由がはっきりしない。黒潮についても、太平洋の沿岸に広く関わる問題。都だけが調査するという理由にならない」と疑問を示す。>(東京新聞 9月8日付「こちら特報部」尖閣現地調査 都の言い分「黒潮の流れ 都民に影響」?より)

とりあえずここでは尖閣諸島問題には触れないけれども、東京新聞の記者が書くように、このような理屈が通るのならば「地球環境全般についての調査も、都民の税金で賄うことになりかねない」と解釈されても仕方がない。さらに言えば、こんな主張は“言い分”というよりも“言いがかり”に近いこじ付けだと思うのだが、こんな妄言を都の職員が真面目に主張しているのは異様としか言いようがない(こちらも“こじ付け”て言えば、本当に近年、こんな風な当たり屋的な規制論者が多い)。
風桶の理屈で可能性にまで言及してしまったら、浮世に「関係ないもの」などないのだが…東京都はそんなに都民に優しい行政をしてくれているのだろうか。ここまで言ってしまったら、古瀬さんを通せばしてくれるんだろうなあ。

こんな屁理屈は実行支配論者にとっても実に迷惑だと思うんだが、どうなんだろう。

再び点は爆発する/9.7首相官邸前抗議

2012-09-08 18:06:10 | News
金曜日の官邸前抗議。ここのところ「参加者が少なくなっている」という感想を良く見るけれども、やはり冷静に考えれば季節的な事情や霞ヶ関分散化の展開を考えれば、これは仕方がないことだと改めて思う(原子力規制委員会の人事が任命が強行寸前の状況ではまったく「仕方がない」というレベルではないけれども)。
何よりも、ずっと書いていることだけれども、参加者にとって「官邸前」というのは面ではなく線(列)なので、抗議対象が「そこ」にいるとしても、実際にはひたすら見えない建物に向かって並んで声を上げ続けることになる。それはそれで苦行のようなもので、余程モチベーションが高くなければ参加し続けるのは実にしんどいことであろうことは容易に想像できる。毎回18時からの2時間という時間を人の背中を見ながら耐え忍ぶ参加者も少なくないわけだ。行動に対してアンチの連中は「好き勝手に主張している」と思われがちなのだが、実は、とてもじゃないが開放感に乏しい辛抱さが求められる行動なのである。
だから怒りのドラム隊は数百人の追随者を引き連れて抗議エリアを練り歩くし(ドラム隊、参加者は「歩いている」だけであってデモ行為に非ず、念の為)、ギターを抱えて歌を歌うグループも出てくるわけだ(ただでさえ「官邸前」は狭いエリアなんだから、その手のパフォーマンスはファミリーエリアでやって下さい)。

「官邸前」そのものの規制はここのところかなり緩くなっているので、昨夜も最後列付近に並び、「呼び込み」と「送り出し」のつもりで「人事案撤回(反対)」だけを叫ぶ。これから並ぶ人、合同庁舎へ移動する人、そして家路に着く人がコールに反応しながら目の前を通り過ぎていく。スタッフも含めて数人の方々がずっとレスポンスで付き合ってくれたので、しっかり1時間ほど燃焼できました。感謝します。
やはり早川義夫さんの「点は爆発する」を実感する。結局、最後は一人ひとりが爆発しなきゃ駄目です。

<線は、のびていくことができるが、点は、のびようがない。しかし、点は爆発する。>(早川義夫「ラブゼネレーション」)

官邸前終了後は合同庁舎前に移動して、再び「ジンジアンテッカイ」を叫ぶ。

24分間/天皇杯2回戦 和歌山戦

2012-09-08 17:32:33 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
キャラ「(キャプテンマークを巻いての出場に関しては)いつものサッカーに取り組む気持ちと変わらないが、いつもよりもエネルギーが湧いてきた。試合が終わった後も24分間キャプテンマークを巻いたままにしていた。そして写真も撮っておいた」(清水エスパルス公式 9月8日付

今日、明日は天皇杯2回戦。現時点では、J勢で札幌、甲府、神戸、広島(!)がやらかしてしまったようだが、我がエスパルスはアルテリーヴォ和歌山と対戦し、順当勝ち(スコア的にも)。アウスタには行けなかったのでゲームは観られてはいないけれども、白崎や柏瀬といった、同世代が多い若いチームで、競争状態にあるメンバーが(まずは結果しか求められないゲームで)きっちりと結果を残していくのは嬉しい。このままハイテンションとモチベーションを保ち続けて欲しいと思う。
広島が負けたのでちょっとトーナメントの先が見えてきたかなァ…。

それにしても何で「24分間」なんだろう…。

熱は収まらない/ナビスコカップ 準決勝 第1戦 FC東京戦

2012-09-07 01:52:12 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


水曜日は味スタでナビスコカップ準決勝第一戦、FC東京戦
キックオフぎりぎりにゴール裏に入るとすぐに汗が噴き出してきた。急いで部屋を出てきたので着替えを持って来なかったのを後悔する。しかし発汗に体力を奪われたのか、今までにないぐらいチャントが歌えなかった。オレの周囲には結構声を出す人たちが多かったのでそれでも誤魔化せたのだけれども、情けない限り。
それぐらい、再び、FC東京戦は熱くなった。

開始早々、トシが筋肉系(?)のトラブルで自爆交替したものの、23分には徳永の見事なオウンゴールで先制。そこまでは確かに悪くなかったと思うのだけれども、その後は4バックにシステムチェンジしたFC東京が積極的で、きっちりとボールサイドに人数をかけたディフェンスでゲームをコントロールする。
先制点までの序盤を除いて、結局ゲームを支配したのはFC東京。確かにそれは認める。ディフェンシブとまでは言わないまでも、ボールホルダーに2人、3人としっかりと寄せていきボールを奪取して効果的なショートカウンターを見せていた。アフシンの戦い方としてディフェンシブな選択はないのだろうけれども、幸いにも先にアウエイゴールを奪ったのだから、“前半戦”でしかないここでは(しかもアウエイだ)、清水こそもっと慎重にゲームコントロールすべきではなかったかと思う。

そして、結局、ゲームを壊したのは主審・吉田を中心にした審判団である。これを吉田は認めなければならない。相変らず副審の判断も微妙だったとはいえ、オフサイド臭い同点弾は仕方がない。しかし何度観返したって、このPKはあり得ない。またレフリーもレフリーだが、無様なシミュレーションを演じて見せた丸山も丸山である。
前回“内容が悪くとも勝てばいい”と書いたものの、それと“勝つためなら何をしてもいい”はまったく違う。近年の東京戦は高確率でこういう下らないゲームになってしまうから、前回のリーグでのアウエイ戦もまったく内容とは別の“遺恨”に熱くなったのだ。まったく東京は鹿島の亜流になろうとしているのか。



しかしアウエイゴールは奪えたので最低限の結果は残せた。来月、ホームでの第二戦では1-0、もしくは2点差での勝利でファイナル進出である(準々決勝での名古屋と同じパターンだ)。
その前に来週土曜日にはリーグ戦で東京とは再戦となる。本物のホームがどういうものか、まず瓦斯とシミュレーション野郎には味合わって頂きたい。

熱はまだ収まらない。


不具合…

2012-09-03 21:15:12 | 素日記
<【追記】【続報】Twitter(ツイッター)連携の不具合と暫定対応について>のコメント欄で便乗してTwitter批判してる人って何なんだろうな。しかもスタッフブログもコメント制限されてて書き込めないという…。Twitter云々なんてのはまったく別の話として、“有料”なんだから文句のひとつでも書き込みたくなるというのは人情というものだろう。
一番問題なのは、31日以降、運営が何のアナウンスもしていないってところだと思うよ。

この辺、相変らずだよなあ…念のため、久しぶりにバックアップ取得しときましたが。