徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

PANDEMIC~AIDS to EBOLA World AIDS Day Concert/Fight Against Ebola

2014-11-30 04:30:35 | News


「PANDEMIC~AIDS to EBOLA World AIDS Day Concert/Fight Against Ebolaリベリアの子供達を救え」
ワールド・エイズデー・コンサート2014年12月1日
Streaming Live via http://www.shapeshifterlab.com/  http://thesafetychannel.com/ebola

出演:中村照夫ライジングサン・バンド スペシャルゲストマンデーみちる
Rising Sun Band:
Bill Washer (Guitar)
Dave Schnitter (Tenor Sax and Soprano Sax)
Jay Rodriguez (Tenor Sax and Baritone Sax)
Ron Thompson (Keyboards)
Ronnie Burrage (Drums)
DJ Fuso (Synthesizers)
Teruo Nakamura (Bass)
Special Guest
Monday Michiru (Vocal/Flute)

ビデオ・メッセージ:サミュエル・リーブス牧師

<ユニセフによればリベリア、ギニア、シエラレオネ3国では、3700人もの子供達が両親または父母どちらかをエボラで失っており、10月中旬までにその数は2倍になると予想される。行き場のない多くの子供達は汚染された家の中での生活を余儀なくされている。

「助けが必要な人を助けるのは人間として当たり前」中村照夫が常々言う言葉だ。プロデューサー、ジャズベーシストとしてニューヨークの第一線で生きて来た中村が、エボラ・チャリティーを含むワールドエイズデー・コンサートのプロデュースを決心したのもそのためだ。ワールドエイズデーコンサートは12月1日午後7時 ブルックリン、パークスロープの実験的ライブスペース、シェイプシフター・ラボ(18 Whitwell Place, Brooklyn, NY 11215)で開催される。

中村は20年以上に渡り、レッドシューズ・ファウンデーション/JAWS(ジャパニーズ・エイズ・ワークショップシリーズ)を通じてエイズ・アウェアネスやホームレスの赤ちゃん救済などを目的とした数多くのコンサートを日米で開催してきた。その中にはニュージャージ・リバティステートパークでの10万人規模のコンサートも含まれる。

そして今回のイベントの大きなきっかけになったのは、「セーフティ・チャンネル」の創立者ヨベット・マーキーとの出会いだった。ヨベットの親友で緊急救命室で働いていた医師はエイズで亡くなった。注射の際に患者が暴れたために、汚染された注射針が刺さり感染したのである。その衝撃は大きく、彼女はその後、注射した直後に針を覆い医療従事者を守る注射針、セーフティ・ティップの発明に至る。それが車から伝染病までのあらゆる「安全」にかかわる情報を集積した、テレビチャンネルの設立につながった。
エイズ・チャリティのイベントから、当時大きな問題になり始めていたエボラの犠牲者のために何かできないか?という会話に発展する。アフリカ3国などで既に4500名以上の死者を出しているエボラは、エイズ同様世界での広域感染の恐れさえ出て来ている。「両方とも、十分な医療や生活基盤が整わないアフリカから広がった病気だ。」中村は語る。「自分はジャズで生きて来た人間。そのジャズのルーツはアフリカにある。そして彼らに教わったのは、音楽がコミュニケーション・ツールだということだ。」

さらに中村はヨベットを通じ、エボラが最も大きな問題になっている国の一つ、リベリアの首都モンロビアにあるプロビデンス・バプティスト・チャーチの主任牧師、サミュエル・リーブスに会う。教会と付属のメディカルセンターはリベリア政府と共にエボラの感染を全力で防ごうとしている。またエボラで両親を失った子供達のための施設作りも急がれており、リーブス牧師は現在アメリカ各地の教会をまわり、資金集めに奔走している。

エイズはもちろんだが、エボラはさらに緊急を要する。そう決断した中村とヨベットは12月1日のワールドエイズデーに、エボラのために危機に家族を失い肉体的精神的にも傷ついた子供たちのために、リーブス牧師の資金集めに協力するイベントを開催することを決心する。集めた資金は教会とメディカルセンターに送られ、医療機器や薬品、飲料水、子供達の施設に使われる。「資金集めだけでなく、子供達の身に何が起こっているのかをできるだけ多くの人に知らせたい。」3児の母であるヨベットはそう語る。

中村の呼びかけで、エイズ・アウェアネス・コンサートを支えて来たビル・ワッシャー、ジェイ・ロドリゲス、ロニー・バラージら実力派のミュージシャンたちが再び集まってきた。シンガーでフルートのマンデーみちるもスペシャル・ゲストとして参加する。「友人でもあるジャズラジオステーション、WBGOのトップ・パーソナリティ、ロブ・クロッカーは司会で、JAWSで長年つきあってくれた武藤芳治さんも力を貸してくれている。 そしてシェイプシフター・ラボという素晴らしいベニューがイベントの主旨に強く共感し協力を申し出てくれた。彼らの最大の武器であるライブ・ストリーミング・システムにより、世界中の人々にもライブの模様が生中継されることになる。」

中村は多くの人にエボラの現状を知らせ、偏見と無知に挑戦することが、世界的な伝染病と戦う力になると信じている。>
(以上プレスリリース)

白票が意味を持つとき

2014-11-30 03:14:34 | News
<選挙での「白票」を「社会を変える力がある」とミスリードする謎の集団「日本未来ネットワーク」のサイトが突如出現>

日本未来ネットワークの正体が何者なのかはわからない。憶測はいくらでも立てられるけれども、よくわからない。
しかし、この状況での能動的な白票はまったく自己満足的な行動であることははっきりしている。そんなものは馬券初心者が超穴馬券を買って高見の見物を決め込むようなもので、胴元が喜ぶだけの話である。
また白票行動を主張する方々に、本当に「変えたい社会(民主主義)」があるとするのならば、それはやはり、どうしたって明確な意志表示なしには変えられないだろう。
「変えたい」のならば、少しでも「変わる方向」を選択すべきだ。

勿論、白票が重い意味を持つ「状況」だってあり得る。
それはファシズムが完成した社会だ。
「いま」がその途上であるのならば、政権の仕掛けた選挙にどんな意図や意味があろうとも、オレたちの選択肢に白票などあり得ないだろう。