徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

時代

2006-08-31 23:42:28 | Works
中野。元エレックレコードのスタッフで、現在つばさグループのエグゼクティブプロデューサーの三浦卓さんの取材。エレック末期について、「スタッフそれぞれの見ていた風景が違うのだから(見解が)違って当然」。三浦さんのお話を伺って、改めてエレックのひとつの側面として、やはり70年代のインディーズだったのだと再認識。
まだ時代は若かったのだ。その若者が大人になり、ひとつのキャリアを終えようとしている現在、かつての若者の時代を振り返っている。翻って、そんな時代にリアルの若者がいくら頑張っても閉塞感を感じるのは仕方がないことだろうとも思う。
てなことを考えつつ水道橋へ移動。

火曜日

2006-08-30 23:57:56 | Works
火曜日。
神楽坂にある鍼灸治療院エコパオの取材・撮影。所謂マッサージというスポットではないのだけれども、こういう場所に来ると自分のカラダを考え直しますな。病院嫌いなのは仕方ないとは言え、ちょっとはメンテしろよと。人気があるというのがよーくわかる佇まい、雰囲気のある場所。
最後の撮影を白木と湯川君に任せ、青山へ向かう。
エレック本、これで本当に最後の確認。次の取材予定を確認しつつ、ひとまずこれは終了(の予定)。

秋葉原へ向かい写真家の北野さんと合流し、9月号で取材させていただいた「赤津加」さんへ掲載誌を届ける。お母さんも気に入っていただけた模様。次回の取材先を検討しつつ、1時間ほど飲み、今度は錦糸町へ移動。
ということで、次回の取材は錦糸町の「三四郎」。ご主人と女将さんに取材のお願いをして、店仕舞いまで飲む。

ギネス

2006-08-29 03:13:08 | Works
東京タワーのフットタウン3階にあるギネス世界記録博物館(ギネスワールドレコードミュージアム TOKYO)の取材・撮影。夏休み最終盤ということもあって、さすがにファミリーで混みあう館内。その合間を縫って撮影。

同じフロアにあるカフェ&イベントスペースのTHANKも飛び込みで撮影。もうね、THANKの方は、落とし気味の照明に、16mの長方形スクリーン、ソファでまったりオサレなスペース。フットタウンのお子様パワーに疲れたらこちらへ。

タワースペシャル

2006-08-29 02:57:14 | Works
青山から東京タワーで移動。
取材前に大食堂で「タワースペシャル」1150円也。この大食堂が昭和らしい、あまり装飾という意識のない、しかしスペースだけは無闇に広いという、まさに「食堂」と言うしかない食堂で、なかなか味わい深い(修学旅行向けか)。
2階のフードコーナーよりもむしろこちらの方が好きだ。

アジア

2006-08-29 02:52:06 | LB中洲通信2004~2010
青山のユニバーサルミュージックで久石譲さんの取材。
秋にリリースされるニューアルバムとアジアを含むツアーについて。また久石さんの一番新しい新書『感動をつれますか?』からもいくつか。本の中にも書かれている「オンリーワンよりナンバーワン」「プライオリティは曲を書き続けること」といったくだりは、とても共感できるし、久石さんらしいフレーズである。久石さんは「あれは新書だからね」と笑うが、挑発的な日本人論でもある。11月号で特集の予定。

31日には久石さんが音楽監督を務めた『トンマッコルへようこそ』のパク・クァンヒョン監督の記者会見。こちらも行きたいところだが……スケジュール的にちと微妙か。

第20節 王者の旗

2006-08-27 22:32:44 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「非常に良い雰囲気の中でサッカーができてるということで(中略)ただホーム来ると負けられないっていうか、やっぱり多くのサポータの前で熱いゲームをしようというような選手が気持ちになってくれてですね、非常に前へ前へというような推進力が強くなってくるという風に思ってますんで、その辺が非常にこのホームで今勝ててる大きな要因ではないかなという風に思ってます」(Sの極み 8月27日付け)

土曜日はグルーヴァーズとfall out boyとベスト・オブ・ザ・エスパルスをMDへぶち込み、日本平へ。

対戦したくないチームというものがある。ひとつは連敗中のチーム、そしてもうひとつが監督が交代したチームである。プレーヤーが戦術やら戦略を越えたミラクルな戦いぶりを見せてしまうのが、こういうスクランブル的な状況に陥っているチームで、監督が交代して大量得点で2連勝してきた東京がそれにあたる。しかし、まあミラクルも、勢いも、3回は続かないだろうと思ったが。
結果、確かに東京には勢いや激しさは感じられるものの、ゲーム後の健太のコメント通り、清水にちょっとどうかと思うくらいのシュートミスやパスミスがあったとは言え、大方は清水ペースで、粘り強く東京のカウンターを跳ね返していくうちに、東京も激しさも削がれて、空回りを始める。監督交代というカンフル剤も、即効性はあるにしても問題の解決には至らない。その意味で結果は順当。これでホーム7連勝。

ホームの雰囲気がかなり良くなってきた。それはチームがストレスを感じさせない戦いぶりを見せているからだろうし(しかし、オレのご近所さんはいつまでも山西を罵倒するネガティブな人で、はっきり言ってウザいんだが)、サポーターの多くがチームの方向性を共有しているからだろう。それほどスタンドの雰囲気は悪くない。ここまでがコアのサポーター&お客さん。これから本格的に上位に定着することで年間平均観客数5000人増の目標も現実味を帯びてくるのではないだろうか。
それにしても、みんな、あんなに『王者の旗』を声に出して歌ってたっけ?と思うぐらい、この日はメインも声が出ていたように感じた。それぐらい今の清水は『王者の旗』を大きな声で歌ったって恥かしくないチームだと言うことだろう。素晴らしいことだ。

素晴らしいことだなのだが、最終の新幹線に間に合わなかったので、実家に泊まる。

見識

2006-08-24 20:52:40 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「勝ち点1取って帰れるということは、エスパルスにとってはそんなに悔やむべき事ではないと思ってます」「やっぱり暑さだと思います。やっぱ独特の暑さというのはこのドーム球場あると思いますし(中略)兵働とかあの辺があんな形で……まあ肩で息を吸ってるような場面というのはあまりホームでやるときには見られないんですけど、今日はやっぱりだいぶ個々の選手たちの息が上がってたなという感じがしました」(Sの極み 8月23日付け)。

昨日のゲームはかなり(観ているぶんには)面白い壮絶な打ち合いだったようだが、あまり分が良くなかったアウエイ大分で引き分けることができたのは評価できる。しかも先制されながら、追いついたという、このゲームで見せた勝負強さ。かなりいいイメージで次節に臨めるのではないだろうか。

……というか、Jスポのヘンテコな編成のせいでまだゲームを観てないんですけどね。実は今シーズンの初戦でもあまりの扱いの悪さに怒髪天を突いていたのだけれども、今節のゲームは何と、日曜日の午前8時放送である。どういうつもりなのだろうか。地上波を寄せ付けない質を誇る「Jリーグプレビューショウ」を制作している会社とはとても思えない編成である。
またここのところ、NHKには清水のゲームの「映像が間に合わない」らしい。これはどういうことなのだろうか?ぐだぐだで上位ではなく、好調な両チームの、現在リーグ4位と6位のゲームなのに、である。JスポーツとNHKのサッカー担当者の見識が問われる。

画像はそんなオレを癒してくれるハンドパペットパルちゃん。JスポとNHK担当者の、あまりの見識の無さにパルちゃんの富士山も爆発するわ。

ボート

2006-08-24 20:32:21 | Works
横十間川親水公園で撮影。
それほど人も多くないし、隠れてボート漕ぎの練習するならぴったりな場所だわ(水の深さは1・5mから2mほどらしい。お堀のボートはちょっと敷居が高そうだし)。今日はとっとと帰って原稿を書かなければいけなかったのだけれども、今度こっそり行こうっと。
何より、外にいて木陰が涼しい。

今週の分はひとまず終了。
明日は終日来週と来月の仕込みと企画書作りに集中できそ……土曜日こそ日本平へ行きたいんだが。

校正など

2006-08-24 20:10:33 | Works
昨日はエレック本の校正作業。
春から梅雨前までは何だかゆっくりしていたのだけれども、8月に入った途端に怒涛の如くまとめてしまった。これでほぼ作業は終了。来月中旬から下旬、発売の予定。

『ベストオブくるり tower of music lover』、泉谷しげる『ひとりフォークゲリラ!LIVE!!』、『Music By Ry Cooder』、あと泉谷とスライダースのアナログ盤を少々購入。

点滴

2006-08-23 02:48:34 | Works
今日は朝からLB10月号最後の戦い。原稿、原稿、ゲラ確認、そして原稿。

そして昼過ぎからは六本木の結び葉クリニックの「点滴バー」を取材。二日酔い、眼精疲労等など目的に合わせて、カウンセリングしながら自分に合った点滴をぶちゅっと刺し、直接ビタミンをチャージするというスポット。実は、これは医療行為としては珍しいものではないそうで、所謂「ニンニク注射(点滴)」と呼ばれるものと同じ。目的別に細分化した「メニュー」を見ながら点滴を打つというスタイル、「バー」というネーミングのユニークさ、六本木と言う場所柄もあるのか、カフェとも間違われる屋内デザインの勝利でもある。
「若い頃は少しぐらい無理してもバリバリ働いた方がいいでしょ? ちょっと疲れたらこういうところに来ればいいんだから」という院長のSさんのスタンスはかなり共感できるものでありました。「ビタミンドリンクを飲むより、点滴の方が直接効果ありますから(笑)」というのも納得。

取材終了後、とっとと家に帰り、ホントの最後追い込み原稿。19時に終了。
これから明日と来週の仕込みをいろいろ。

久石譲『HANA-BI』、Ry Cooder 『Trespass』『The Long Riders』、ジョー山中『永遠のシャウト 証』(徳間書店)、小松左京+谷甲州『日本沈没第二部』(小学館)購入。『HANA-BI』のサントラが蕩けるほどいい。最後の銃声は蛇足のような気がするが。

ちょっと別方面にダメ出し

2006-08-23 02:21:43 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
森岡「苦しい数年間ありましたけどね、そういうところも抜けて、ようやく良いチームのあり方みたいなのが出てきたのかなっていう気がしますけどね」(Sの極み 8月22日付け)

なかなかライブで観られないこともあって、ここのところ清水のことを書くこともなかったが、勝っているときというのは、ブログにまで書く気分にはならない。もちろん勝っているときこそ批評は必要で、それを書くのがプロの仕事だと思うが、プロの人はいっぱいいるみたいなのでそちらに任せる。まあ、

4連勝キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
とか
得失点差2ケタ突破キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
とか
4位浮上キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
とか
浦和と勝ち点差3、射程圏内キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
とか

書いていれば盛り上がって来るし、いろいろ書くことはあるのだけれども、それは正直イヤラシイ。いや、自慢だ。誇らしいのである。
S極のインタビューを受ける森岡がやけに饒舌に見えるのも、やはりチーム内にもそれなりの自信の芽生えというものがあるのだろうか。しかしそれは決して悪い事ではないと思う。清水の子たちを褒めて伸びる子にしたい。今日の大分戦も饒舌な森岡さん曰く、

森岡「(前半戦のホーム大分戦は)圧勝というか……こないだの甲府戦のノリぐらいに(中略)楽なゲームっちゃーゲームだったんですけれど、そのイメージのまんま明日の試合に臨んじゃうとヤバイかなっていうのはみんなちゃんとわかってるんですよ」(Sの極み 8月22日付け)

ということなので、大丈夫!ということにしとこう。もはや今のチームには十分な学習能力があると信じている。

そして、エスパルスニュースもめでたく通巻100号。
それにしても表紙に使われている青山直晃の写真が、どう見ても70年代の広告テイストなのは何故なのか(マンダムか)。カメラマンの意図なのか、デザイナーは本当に計算したカラーなのか。それよりも巻頭レポートの市川の扉写真は、ちょっと印刷物としてどうかと思うほど暗すぎる。カメラマンの長江さんもそれでいいのか。……というようなダメ出しをするADはいないんでしょうか?
チームの調子がいいから、そんなことはどうでもいいのか。どうでもよくないだろ。

リリース間近/Swinging Boppers『Seven & Bi-decade』

2006-08-21 02:06:28 | Music
ビクターから吾妻光良 & The Swinging Boppers『Seven & Bi-decade』が到着。前作から4年ぶりという、驚くべきハイペースでのニューアルバムのリリース。人気のほどが伺える。しかし、タワーで予約すると特典がつくらしいので、すでに予約しちゃっているんですが。
『高田馬場』『IT Boogie』『カミさん不細工な方がいい』等ライブでお馴染みな曲が並ぶ。さらに『マーケットプレイス』はスカパラとのセッション盤のゲストヴォーカルで歌った『さらば友よ』のリメイクリアレンジ(あのヴァージョンは吾妻さんなりの男気が入っていてかなり好きだ)、『The Sidewinder』はブルーノートの65周年記念盤『BLUE SPIRITS』にも収録(これは歌詞違い)。ゲストヴォーカルのLeyonaは、吾妻さんがライブで激賞していた『SILENT GEORGE』で参加、と相変らず盛りだくさんな内容です。そういやレコーディングはしたらしい『栃東の取り組み見たか』が入ってないんですが……何でだろう。もう9月場所も始まるのに。ま、出るだけでオッケーですが。
ということで、23日リリース。

何のフックもないのに、唐突にロングインタビュー&表紙にさせていただいた中洲通信2004年9月号もまだまだ発売中。もう2年か~(てかこのブログ、その時の取材から始まってんだよなあ……)。

先送り

2006-08-16 02:35:32 | Works
朝から原稿。夕方からJET ROBOTへランチの撮影。出かける前にぎりぎり、遅れに遅れていた原稿チェック出し。17時に原宿に着いて、ヤアヤアと鶴さんとシェイクハンド、ランチを用意していただき撮影して、昼の部のマネージャーのKさんに話を聞きちとリサーチ。遅いランチを食べて、鶴さんの舞踏のビデオを30分ほど見る。「そういえばダンスのインフォメーションて来てないですよ」と訊くと、そもそも出してないことが発覚、ひでえなあ……ということでリストに入れていただきました。19時から秋葉原の赤津加さんへ掲載誌のお届けと次回の打ち合わせで北野さんと合流する予定だったのだけれども、北野さんから連絡が来て「(お店が)お盆休みみたいですよ」ということでキャンセルして、後日改めることに。と言っても酒を飲みにいけるような時間はないのですぐ帰るです。CDいっぱい到着。オレは中古CD屋か。また原稿とか連絡とか。

Ry Cooder 『the end of violence 』『cross roads』、prince『girl 6』、木村充揮『ポー』、久石譲『あの夏、いちばん静かな海』(2001年リリース版)、ジョー山中『3オクターブの証明』購入。

オスカー監督

2006-08-14 19:41:41 | LB中洲通信2004~2010
家に帰り1時間ほど横になり、八王子に向かう。
帝京大学の近くにあるFUNフットサルクラブで行なわれたFUN7周年記念大会。この大会の招待クラブである、日本初のプロフットサルクラブ、大洋薬品/BANFFの監督、眞境名オスカー監督を取材。まずはマネージャーの富田さんに挨拶し、とにかく炎天下としかいいようのない中でのゲームを見る。そして午前中のゲームの合間を縫ってオスカー監督に、日本におけるフットサルの伝道者である自分、監督という仕事、プロクラブの展望などをお聞きする。
大会は午前中の予選リーグを経て、午後からは決勝トーナメント。予選は僅差の勝利もあった大洋薬品/BANFFもトーナメントに入ると爆発的な強さを発揮して勝ち上がっていく。これについてはオスカー監督も折り込み済。「プロチームだからといって(それほどプロとアマの差がない現状では)いつでも10-0で勝てるわけではない」。しかも“プロである”BANFFに対しては相手チームいつでもガチンコで勝ちに来る。だからこそ大事のは結果。「まずはディフェンスを強化して1-0でも勝つ」その言葉通り、無失点で決勝まで進んだのもさすがだ。
決勝の相手はこれまた招待クラブで、準決勝でBANFF NAGOYA(画像)をPK戦で下した“関西の古豪”MAG'S Futsal Club。さすがに圧された時間帯(と言っても10分ハーフだけれども)もあったけれども、難なく優勝。それにしても、大会得点王になった森岡さんの迫力もなかなかのものだったけれども、日本代表でもあるゴレイロ(ゴールキーパー)定永さんの声はすごいね。さすが代表って感じだ。
朝日新聞にも大きく取り上げられ、「する」スポーツの代表格であるフットサルだけれども、決勝トーナメントは「見て」も楽しめたゲームが多かった。さすがにどこを見回しても「プレーヤー」ばかりだから雰囲気は辛口だけれども、決して「する」だけのスポーツじゃないと思うな。さすがに熱狂的なファンがいるのはわかる。今年中に参加クラブが決定・編成され、来年9月には全国トップリーグがスタートするフットサル。期待したいと思う。

大会終了後にオスカー監督にピッチ中央に立っていただき、扉用のメインカットを撮影。いい写真が撮れたと思う。オスカー監督もスマイリーな感じの人なのだけれども、すごくいい顔をしている。ゲーム中のオスカー監督の顔もかっこいいよ。ああいう写真を見るとカメラマンの仕事が羨ましくなる。
ということでレポートは10月号掲載。

それにしても午前中は倒れそうだった。ずいぶん日にも焼けた。

桑名正博・ジョー山中・安岡力也『武勇伝 男は、誰のために、何を守るために戦うのか』(ごま書房)、久石譲『Ⅰ am 遥かなる音楽の道へ』(メディアファクトリー)『パラダイス・ロスト』(パロル社)『感動をつくれますか?』(角川書店)、『久石譲ザ・ベスト・コレクション』、『Kids Return』購入。

野音/SION-YAON2006

2006-08-14 07:19:34 | Music
雷で山手線が止まってしまったので、地下鉄で渋谷から九段下へ移動して、マックでエレック本の構成作業を2時間ほど。

17時を回ったあたりで野音に向かう。2006年のSION-YAON。一応行ければと思って名古屋も押さえておいたのだけれども、さすがに行けなかった今回のツアー最終日。
井上さんは入院中という話で今回は不在だが、当然のようにアンプは立っている。“残り一匹”の男たちの音は、代わりはいないと言わんばかりに不在を感じさせない。いや、そこに井上さんは“いる”のだけれどね。ちなみにSIONも骨折した右腕を吊っていた。
「SORRY BABY」の咆哮から、早めの「砂の城」「通報されるくらいに」等など、アンコールには森重も登場し「場所」。新曲もよかったっす(タイトル失念)。アレンジが変わったのか、いつもながらの濃く深く、ではあるのだけれども、今回はコンパクトにまとまったセットだった印象だ。
ライブ後に鶴さんと合流して打ち上げにお邪魔させていただき文さんにご挨拶。有楽町でジョーさんやU HAGIWARAさんたちとも合流して飲む。その後、トランペッターの小西徹郎さんと鶴さんと下北沢へ移動。小西さんは現在鶴さんがマネージャーをしているJET ROBOTでよーくセッションされているミュージシャン。来月からしばらくドイツへ行かれるそうで、22日か30日のセッションは見させていただくことを約束。『Alive On Arrival』のジャケット撮影にも使われたPISTOL PINOKO等数軒をハシゴしたのだけれども、さすがに8時から八王子の取材があるので4時過ぎに開放してもらう(もうすでにどう考えても手遅れなのだが)。