徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

ポスター

2010-07-29 17:17:08 | Books


これは何週間か前の新聞広告なんだけど、いよいよ発売された模様。新聞広告をいまだに大事に持ってるってのが我ながらアナログだ。
いや、しかし、猛烈に読みたい、見たい、欲しい…のである。
できれば大阪のポスター展も行きたい。

最近欲しい本が高額なのばっかし。
まあその価値はあると思うけど。

チケット

2010-07-29 03:03:07 | 素日記
ヤフオクでオレがブラックリストに叩き込んだ連中が揃いも揃ってサッカーのチケット絡みというのはどういうことなんだろう…まあどういうことなのかは大体わかっているが。
つまらないところの、つまらないことで清水ファンとかサポに姑息な奴がいるのを知ることこそ、ホントに嫌なんだよ(今回、アカウントをチェックしたら姑息なことしてやがったんだ、これが)。
んまあ、何万もファンやサポがいれば仕方ないことなんだけど。

そもそもチケで小遣い稼ぎなんてする気はないんで(むしろ今回は実害を被った)、オレがスタジアムに行けばこんな嫌な思いをすることもないんだけどさ。

ああ、最悪。

下落?

2010-07-29 00:26:46 | News
アミューズ株が下落=桑田さんがん手術、敏感に反応
<サザンオールスターズの桑田佳祐さんが食道がんで手術するとの発表を受け、所属する芸能プロダクション、アミューズの株価が28日、一時、前日比30円安の890円まで下落し、年初来安値(6月10日の900円)を下回った。終値は13円安の907円だった。(中略)「業績への影響が懸念される」(大手証券)との見方が広がった。>(時事通信 7月28日付)

株はやってないけれども、この状況はむしろ「買い」じゃないの?
やっぱり株をやってる人間のメンタリティってわかんないな…。
この手のニュースを読むと、株を動かしている連中は情報収拾しまくって分析している(はず)わりに浅はかに感じてしまうのは何故なんだろうか。

また前進/第15節C大阪戦

2010-07-28 00:25:01 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
レヴィークルピ監督(セレッソ大阪)「新しいキンチョウスタジアムは、ここの清水のホームスタジアムと同様に観客席が非常に近くなっている。今日の清水あるいは浦和のような、サポーターがグラウンドに送り込む力、支えていく力というものを、セレッソのサポーターの皆さんにも、ぜひ協力をお願いしたい。そしてキンチョウスタジアムを、燃えたぎるようなエネルギッシュなサッカーを見せられるホームスタジアムにしたいと思っている。そのエネルギーが勝利へのこだわりにつながっていく。そういう伝統を持ったチームにしていきたいと思っている」(J'sGOAL 7月27日付

スカパー!でセレッソ戦。今季のアウスタ欠席は3月のナビスコ予選の湘南戦以来か。平日、しかも前節から中2日の火曜日という変則開催で、無理して行ってもよかったんだけど、7日の鹿島戦もあるので今回は泣く泣くパス。

ここのところ続いているゲームの入り方のマズさは変わらず、序盤はセレッソの押し込まれる時間が長かった。勝てないということで慎重になっているのかもしれないし、夏の環境にまだ慣れ切っていないのかもしれない(しかもハードスケジュールだし)。その嫌な流れを変えたのが淳吾と兵働のコンビネーションからの美しいゴールだった。
ふたりのゴールに加えて、オカのゴールという、3つのゴールはいかにも清水らしい素晴らしい動き出しと連携から生まれた。確かに細々としたミスタッチはあるものの、動きと連携は名古屋戦からより前進した印象を受けた。
まだどのブログでも叩きまくるだろうけれども、イングランドから派遣されたレフリーのカード連発があまりにも酷くて、このゲームで伸二も累積リーチになってしまった。これから8月の勝負の月に伸二がいなくなったら?という不安感はあったけれども、淳吾と兵働の好調が続けば(2006年のように!)何とか乗り切れるのではないかとさえ思える。

失点は、まあ、仕方がない。コンパクトなのはオッケーなのだがまだ下がりすぎるきらいがあるのが課題かな。
次は日曜日に平塚で湘南戦。日帰りできるから今度は参戦する予定。

健太「今はまだ半分も来ていない段階なので、今は自分たちがどうやって勝点を伸ばしていくのかというところの方が、私は大事だと思う。(中略)昨年、首位に立って5連敗したときは、非常に硬直化してなかなか自分たちのサッカーができなかった。で、負けることによってまたネガティブになって、守りに入ってという悪循環になってしまった。そういう意味ではこの勝てない時期に、選手たちも非常にポジティブにアグレッシブに戦っていること、そういう中で結果が出たということは非常に大きかったと思う」(J'sGOAL 7月27日付

(追記)
白瀬さんのツイートによると淳吾は個人的な事情で今日のゲームに並々ならぬ思いを込めていたらしい。
確かにそれはテレビからも伝わってきた。
やはり清水には欠かせない男である。

10万突破

2010-07-26 02:52:09 | 素日記
やっとブログの閲覧者10万(ip)突破。
皆様、ありがとうございました。
方向性バラバラなのに…まあバラバラだからいいと思うんだけど。

ブラグなんてもんは、とどのつまり「日刊オレ様!」ですから。

限界/第14節 名古屋戦

2010-07-25 12:42:26 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
スカパー!で名古屋戦
ホームとはいえ、そしてサッカーをするにはコンディションは最悪だとはいえ、想像以上に名古屋は強い。補強も実に効果的だったのだろう。大分は最低のクラブだが金崎の補強はやはり最高の効果を表している。人としていかがなものかと思うようなプレーヤーが何人かいるが、それを差っ引いても名古屋は強かった。

スコアだけ見れば馬鹿ゲームのようにも思えるが、この真夏の状況ではこれが限界だろう。チームのコンディションは磐田戦から相当前進したことは伺えたし、オカのミドル、エディの叩きつけるようなヘディングシュートは見事というしかない。一度もリードを奪えなかったのはいただけないが、3度追いついたのは評価されていいはずだ。
中2日でセレッソ戦、そして中4日で湘南戦と夏の戦いは続く。ひとまず7日の鹿島戦へ向けて、無事に乗り切って欲しいと思うだけだ。

まあそれだけのフィジトレはしているはずだから。

淳吾「というか、名古屋に抜かれたくなかったのもあります」(J'sGOAL 7月24日付

完全同意。

サブカル的…

2010-07-24 07:54:59 | News
村崎百郎氏の惨殺事件を知って、その衝撃から2003年に起こったフリーライターS氏の殺人事件を思い出した(事件は宝島社文庫の「日本タブー事件史」など、様々なところで書かれていのでそちらを参照)。
村崎氏は“サブカル”方面ではかなりの有名ライターでもあったけれども、所謂病死であったりしたのならばきっとこんな話題も広がらなかっただろう。しかし事件の内容が内容だけにショッキングだった。
事件は恐るべきものだし、犯人は許されるものではない。村崎氏とは面識はないけれども、ご遺族・関係者の皆さんにはお悔やみ申し上げたい。

そして現在のサブカルのあり方を考えた。考えているだけでまだまとまってはいないが。これは改めて書きたい。
以前から旧来のサブカルなんてものはもうなくて、もうないのにいまだにサブカルを名乗っている、サブカル的な面白がり屋というのはいかがなものかと思っていた(だからってオーバーグラウンドに吸収されたアングラは薄められて取り込まれるだけなんだけど…まあ“サブカル”はアングラよりも、より商売っ気が強いけど。)。
この“事件”を受けて“サブカル”関係者が一体どういうコメントをするのか、事件の真相とは別に興味深い。村崎氏と同世代のライター、編集者がサブカル全盛期を作ったのは確かなのだから。
勢いでTwitterにも書いたけれども、今回の件、実は象徴的な事件なのかもな、と思っている。

まあライターというのも因果な商売だよね…。

作家村崎百郎さん刺され死亡=男逮捕、「実践本にだまされた」-警視庁(時事通信 7月23日付)

<村崎さんと面識のある雑誌編集者は「『鬼畜系ライター』というイメージとは違い、ごく普通の丁寧な印象の人。売り出すために敢えて刺激的な方向を打ち出したのだと思う。ご冥福をお祈りしたい」と語った。>(産経新聞 7月24日付

それはそうじゃろ…。

次のヴィジョン

2010-07-22 02:46:57 | Sports/Football
<サッカーのドイツ代表のヨアキム・レーウ監督(50)が20日、ドイツ・サッカー協会(DFB)と新たに2年契約を結んだ。これにより、同監督は2012年欧州選手権(ユーロ2012)まで代表チームを率いることになる。(中略)「ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会ではチームと共に大いに楽しんだ。次のチャレンジを楽しみにしている。われわれにはこのチームをさらに発展させていこうという素晴らしいモチベーションがある」と語った。>(ロイター 7月21日付

他国の代表に心動かされるなんてことは滅多にないのだけれども、南アフリカのドイツは実に魅力的なチームだった。プレイはもちろんだけれども、背景にあるDFBの選手強化やレーウ監督の世代交代への取り組み(チャレンジ)を知ることで、余計に魅力的に映った。
レーウが男前だったというのもあるが。

変わり始めたときが楽しいんだよ。その予感が確信に変わったときが一番楽しい。
これ、数年前の健太と若きエスパルスに感じた印象と似ている。
ユーロ2012はもちろん、今年のブンデスリーガも楽しみになった。

で、日本の代表様はどうなっているんだろうか。
もう番長や金子先生の謝罪なんてどうでもいい。
日本のヴィジョンを見せてくれ。
(オカが代表に入ってなかったらそんな興味もなかっただろうが…)

とりろう…/ジョン・ダワー「敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人」

2010-07-21 02:25:23 | Books
<ラジオ番組で人気だった喜劇役者・三木とりろうは、汽車が駅に停まるたびにミカンの値が上がるというドタバタ・ソングを歌って、この追っても追っても追いつかない超インフレを表現した。(中略)公定価格で手に入るミカンがまったくないとき、庶民はそれこそ三木とりろうばりの哀れな歌でも歌うしかなかった。>(ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人』上巻 p136 岩波書店)

何かニュアンスが違うような気がするんですが…読んでいて気になっちゃって仕方ない。

(再)開幕戦…/第13節ジュビロ磐田戦

2010-07-20 03:18:36 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
土曜日は1ヶ月半ぶりのアウスタでジュビロ戦
3連休の初日ということもあって高速が混みまくり、静岡到着が2時間30分遅れで、スタジアムに到着したのもKO30分前という…誰のせいでもないが、リーグ再開、いわば2度目の開幕戦でここまで遅れるとはね。KO前のイベントはすべて観ることはできず。

これで前回のナビスコ予選最終節のダービーのように快勝してくれたのならば、遅れても来た甲斐があったというものだが、いかにも(再)開幕戦らしい煮え切らない内容でドロー。KOからわざわざエンドを逆にして前半から飛ばしてきたジュビロの出来が素晴らしくよかったということもあるが、清水はプレーヤーの距離感が何とも中途半端で、セカンドボールを奪えない上に苦し紛れの(あまり効果的ではない)ロングボールに終始していた。後半はそれなりに修正していたとは思うが、ジュビロは時間が経つにつれてあからさまなドロー狙い、あわよくばカウンターであわよくばの一発狙いが顕著になり、ゲームとしては完全に膠着状態。最終盤の何度かのセットプレーはいかにもアウスタでのダービーを感じさせる盛り上がりを見せたものの、ここ数年のアウスタダービーとしては最悪の部類に入る内容だった。来月22日にはエコパで再戦。

この内容で例年通りの夏に強いエスパルスを見せられるかはちと疑問ではある。
ただし「(再)開幕」ということでエスパルスのチーム作りを考えれば、ここからチーム力が落ちていくとは思えないので、調子は上がっていくだろう。
例年の夏のダッシュが2ヶ月ほどズレて秋のリーグ終盤にピークが来る、と思えば…ではある。

これで鹿島に首位を奪われ、勝ち点1差の2位に後退。
しかし、まあ、きっと今日は負けなくて良かったと思えるはずだよ。
リーグはまだ半分も終わってないんだから。

淳吾「前半は、中盤だけでなく全体的に(選手間の)距離が遠かったと思う。それで結構ポンポン回されてしまった。そこはメンバーが変わって慣れていないというのもあるとは思う。うちがやりたいサッカーを、(磐田に)やられてしまった」(J'sGOAL 7月17日付
「あの前半のFKを決めてれば良かっただけの話かなと…あとは帰ってビデオ見て反省します」(Sの極み 7月17日付)

極限の状態

2010-07-14 14:00:17 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
<酷暑、連戦…、極限の状態での勝負。
真夏の5試合をサポーターと共に熱く戦いたい。>
清水エスパルス公式 夏戦キャッチコピー

「熱い」のは結構なのだけれども、こんなもん、まともなサッカーができるようなスケジュールじゃないと思うんですが。
秋春制への布石ですか。

ということでJ再開への準備が始まった模様。








※詳細は12shunsuke12さんのChannelへGO。辻尾と平岡のチャント(原曲)は瓦斯とガンバのイメージが強いんだけれども、まあ乗っ取っちゃえばいいのである。

今晩は湘南、大宮、京都を全力で応援します!
まあ再開ということで開幕時のスタートダッシュぐらいのモチベーションで臨んでいただけると信じている。

移動

2010-07-11 02:21:12 | twitter
ログがベタ掲載されるのはデザイン的にあまりにも見苦しいのでtwitterのログははtwilogへ移動します。過去ログで追記を加えたものに関しては、基本的にそのままこのブログに残します。

ブログもTwitterも上手い具合に画面上にミックスできるようなデザインだったらよかったんだが(まあ当然カスタマイズできれば別なんだろうけど)フォーマットで利用してるブログの限界だね。

小野ポスター

2010-07-08 23:21:01 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10


エスパルスのサマーシリーズキャンペーンの「夏戦」ポスター到着。
小野ちん、かっちょいい
…が、貼る場所はない。
…というポスターが何枚あるのかわからない。

ところで「夏戦」は「なついくさ」と読むらしいのだけれども、
ここは音読みで、
かっせん
の方が良くない?
歴史物ブームを意識するならば。

継続は力なり/「MY R&R 仲井戸麗市全詞集1971‐2010」

2010-07-08 00:16:15 | Books

MY R&R 仲井戸麗市全詞集1971‐2010』購入。
まあ確かに「詩集は売れない」ってのは本当だろうし、チャボの歌詞はWebでも公開されていたし、“あとがき”にもあるようにかつてセブンスマザーが発行した詩集もあった。今回の詞集も広く多くの読者に向けて作られた本というわけではないだろう。チャボが行脚する全国各地のライブハウスや10月にSHIBUYA-AXに行く(いつもの)顔が見えるリスナーやファンに向けて作られた本なのだろう。
ハードカバーで、これだけのヴォリューム感は、やはりWebや電子書籍では味わえないものがある。まあ、要するに詞(詩)ってのは“情報”じゃないのだろう。

チャボ畢生の名曲であるということのみならず、日本のロックのひとつの到達点である「MY R&R」が、この誇らしい詞集の書名になるというのは至極当然で、コアファンはソロ初期のアルバムを愛する人が多いのだけれども、“1900年代の終わりに”『MY R&R』というアルバムをリリースできたのはチャボにとってとても大きなマイルストーンだったのではないかと思う。かつてインタビューしたときに、ベスト盤でお茶を濁すようなベテランが少なくない中で(当時、ベスト盤でチャート1位になったりした人がいたのだ)、ここまでのクオリティのオリジナルを作れるのはさすがチャボさんっスね…って言ったら軽くいなされた。だけど今でも本当にそう思っている。あのときは50歳だったか。今年の10月には60歳になろうとするチャボに、昔とまったく変わらぬ現役感を感じ続けるのは彼が“作り続ける人”だからに他ならない。
『磔磔2008』にも収録されている“継続は力なり”…ってのはオヤジだから口にしちゃうんだけれども、これは続けなきゃ言えないことでもある。夭折する機会を失ってしまった、かつて若かった有名無名の天才たちは続けることでしか自らを証明することはできない。
書き続けよう、歌い続けよう。
チャボも、チャボを愛し続けるファンたちも。
ひとりひとりの「MY R&R」のために。
…ってか。


漣イラスト

2010-07-05 20:29:02 | 漣流 sazanami-ryu
村松正孝画伯よりお手紙をいただく。春に高円寺で呑んだときに渡した『漣流』の丁寧なご感想。オレが中学生だった頃に村松画伯は高校生だったわけで70年代や80年代の感じ方は微妙に違うと思うのだけれども、それでも共通項の方が多くて、伝わって欲しいところはしっかり伝わったようで安心した。嬉しい反面、書き足りなかった部分の記憶がふつふつと蘇ってくるんだよなあ…。
それにしても、画伯の漣イラスト最高っす。