徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

こちらも開幕間近

2007-02-28 02:12:24 | 漣流 sazanami-ryu
午前中に原稿と企画書をまとめて、昼から渋谷で打ち合わせ。
昨年末から打ち合わせを繰り返し、企画書と見積書を何回か調整し、ようやく3月1日に書籍プロジェクトをキックオフすることになりそうだ。打ち合わせをするたびに、どんどんどんどん話が大きくなる。ということは、参加者の不安と期待は共に大きいということなのだけれども、どうせやるなら行けるところまで行きましょうという感じ。ということで詳細は(たぶん)3月1日。

抱えている企画書も動かさないとなあ……。

夜、南正人さんから電話。バックナンバー送れの指令。こちらも気に入っていただいて何よりである。

予想

2007-02-28 01:54:13 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
イヤーブックが到着し、いよいよ開幕まであと4日。
今月のエスパルスニュースの表紙は今シーズンの最重要人物、矢島卓郎。未だ2年目とは思えないほど存在感は増している。


そして2006年のシーズンDVDも久しぶりにリリースされる。個人的にはノボリの引退ゲームは別DVDにして、2005年シーズンから収録して欲しかったところ。


勢いでマガダイの開幕直前号を購入。順位予想は昨年と打って変わり高い数字が並んでいる。現金なものだ。かといって朝日新聞の中小路徹とかいう記者のように何の根拠もなく「13位」の予想をされると昨年を思い出すわけだが。この人の予想は、<浦和がACLも勝ち進み、新しい歴史を作ることに期待>、である。まあ浦和がACL(そしてA3)をリーグ戦と平行しながら闘うことは、現有戦力だけでは無理がある。「期待」とか、そういう話ではないのだ。ということで、これは営業予想。
それにしてもサカマガよ、なぜ清水の「選手層」がレベル3なのだろうか。どこに目ん玉つけて取材しているのだ(しかし他クラブと比較しても評価基準がまったくもって不可解。ゼロックス後に見るととてもすっとこどっこいである。まあ専門誌というのは、アレックスが移籍し、今夏に闘莉王の移籍も噂される中、阿部しか獲得しなかった浦和の補強診断を、盲目的にAAにしてしまうような腰抜けなので仕方がないが←ということで専門誌はもはやルサンチマンの燃料程度の意味しかもたないわけだが)。

それにしてもサカダイ表紙の二川の写真は酷すぎる……。


(3月1日追記)
馬体重の増減という予想ファクターがある。500キロ前後あるサラブレッドの体重である。2キロ、4キロといった程度の増減ならばそれほど影響はない。しかし休み明けで10キロ、20キロと体重を増減させる馬がいる。実力馬であろうとも、こういうのは要注意だ。それくらい増える、減るというのは予想では重要なポイントである。
いかに減ったか、いかに増えたか。もしくはいかに増減分を調整したか。そして予想されるローテーションの問題。
そして本題。ポイントは、
・監督が変わっていないこと
・主力級が離脱していないこと
・適切な補強ができていること(選手層の変化)
これで前シーズンの評価はほとんど引き継がれる。これに加えて、
・今シーズンのスケジュールの影響
・計算できる外国人アタッカーの有無
・クラブの予算規模

◎ガンバ大阪
○清水エスパルス
▲サンフレッチェ広島
注浦和レッズ
△川崎フロンターレ
△鹿島アントラーズ
△名古屋グランパス
△大分トリニータ

おそらくこれ以外はない。ほとんど本命サイドで決まると思う。予算規模で浦和の巻き返しがどこまで可能か、という程度か。
清水の目標はまだ先なので対抗で十分でっす。

フォーク

2007-02-27 05:53:29 | Works
金曜日、エレックレコード社長の萩原克己さんと月刊スカパー編集長のNさんの対談。テーマは、“春一番コンサート”を始め、今春歌謡ポップスチャンネルで放送されるフォーク特集について。歌謡ポップスチャンネルの関係者の皆さんも参加して2時間ほど。送り手の顔が見えにくいスカパーの中では、とても“スタッフがやりたいことをやっている”感じがするチャンネルだ。
今日中には原稿をまとめる予定(…予定)。

アイドル

2007-02-22 23:58:23 | Works
午前中からお昼にかけて升味さんの原稿を修整して、LB4月号の作業もほぼ終了。今回はどの原稿もカットするのが惜しく(ここのところの流れならば、それぞれの方がひとり特集で登場していただいてもいい感じ)、かなり凝縮した内容でヴォリューム感アリです。ご協力者の皆様ありがとうございました。

夕方から今泉“スヌーピー”圭姫子さんの取材。今やベテランDJだけれども、オレらの世代ならば大貫憲章さんとのコンビで有名かな~。湯川れい子さんの流れを汲む偉大なるアイドルDJ&ライターである。30年近く第一線で喋り続けているんだから、それだけでも尊敬に値する。続けるってことは大事なのである。取材テーマとは違うこともっと訊きたかったなあ……それにしても立派な自宅スタジオだった。LBにも登場して頂きたい方である。

漣健児『60年代の60曲 ルーツ・シックスティーズ・シックスティーズ』、『ベスト・オブ・ファニア・オールスターズ』、あとパパ・ウェンバを少々購入。

シーチケ

2007-02-18 21:29:11 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「層が厚いってことは……頭を悩ませる要因でもありますけど、非常にチームにとっては歓迎すべき状況ではないかなという風に思ってます」(Sの極み 2月18日付け)

2007年シーズンのシーズンチケット(前期)が到着。チケットの束を見るといつも思うのだけれども、交通費分はがっつり稼がないとなあ…と割合ポジティブに仕事へのモチベーションが上がる(関東組は常時“アウエイ”だから)。

そして今日は愛鷹で横浜Fマリノスとプレシーズンマッチが行われた。どう考えても部屋から出られる状況ではなかったのでゲームは見られなかったけれども、スコアは2-2(矢島、JJ)でPSMなのに、PK戦が行われ何とか勝利した模様。新規加入したフェルナンジーニョ、児玉に加え、今シーズンのチームには、ようやく杉山浩太もスタメンに名を連ねられそうな雰囲気がある。まだこの後には復調途上の西澤や新人たちが待っている。キャンプ中の事故によって戸田が離脱したことはとても痛いのだけれども、チームの選手層は確実に厚くなっている(正直、ここまで選手層の厚いのクラブはあまりないと思う)。
いや、楽しみ。ホント。次回は順位予想。

あと2週間でJリーグ開幕。

セーラーさん

2007-02-17 21:51:53 | LB中洲通信2004~2010
全日空ホテルへ移動。次の取材まで2時間ほど時間が空いたのでカフェで『カラスのジョンソン』読了。とっても切ない物語だ。

14時から映画『アルゼンチンババア』の長尾直樹監督の取材。CMディレクターという印象の方が強いが、PFFの第一回組というベテラン監督。CMの仕事が多いということもあるのだろうけれども、シーンの絵作りに関して完成度は高い。長尾さんは「観客が観ていて疲れないように抜くところは抜かないと」とは言うが、やはり映像としては良くも悪くも濃密である。長尾さんはこちらが思っていた以上に物語のリアリティを意識していたけれども、それでもファンタジー風な印象を抱かせる理由は、たぶんこの映像の濃さなのだと思う。
それから、堀北真希のセーラー服がとにかく眩しかった。早朝に試写用のDVDを観ていて目が醒めた。やはり小洒落た制服よりもベーシックな制服を選んで正解だったんじゃないかと思う。可愛くてイイです。

仮眠

2007-02-17 21:27:13 | Works
10時から日本橋にあるKIZUカイロプラクティックの取材。ここにはNAPIAという仮眠スペースがある。今回の取材のメインはこちら。居眠り、うたた寝の類はビジネスマンにとってはネガティブな印象を抱く人が多いだろうけれども、NAPIAでは、ウィークデイの仕事中でも、午後3時までに30分程度の仮眠を取ることを推奨している。眠気を抑えてストレスを抱えながら仕事をするよりも、昼間に適度な睡眠を取る事でリフレッシュできるということらしい。
ま、要するにインド人に学べってことです(NAPIAではそんなことは主張してませんが)。
カイロプラクティックと併せればより効果的。歩いて5分ほどの本店には高気圧エアチェンバーシステム、別名ベッカムカプセルもあり。

取材後、入江、湯川君と昼飯。入江オメデタ。

回転レストラン

2007-02-17 20:35:05 | Works
金曜日。有楽町駅前にある回転展望レストラン「銀座スカイラウンジ」の取材。オープンは東京オリンピックの翌年ということで、創業42年経つという歴史あるレストランなのだけれども、一見して「昭和の香り」のするようなものはない。ガチンコのフレンチ・レストランである。取材に応対していただいたAさんやSさんに粘って訊いてみても「ない」という。ないはずである。改装したときにあれやこれやと処分してしまったそうなのだ。ん、まあそれでも充分なロケーションではあるのだけれども…。
しかし一番身近な「昭和」があった。そう、床(客席のみ)が回転しているのだ。しかも時々微妙なノッキングを起こしながら。交通会館は他のビルを見下ろすほど圧倒的に高いビルではない。ビル街に肩を並べる程度の高さだ。しかしこれがザ・東京。客席が約1時間に1周回転するという「イベント」も考えてみればザ・昭和。Sさんも言っておられたが、ビルの谷間でクルージングしているような気分になるのだ(だから乗り物に弱い人は「船酔い」するかもしれない)。
ちなみにこちらの回転盤は三菱製で、構造的には「砲台」と同じなのだという。軍ヲタにはたまりませんな。

ドラマ

2007-02-16 04:38:39 | LB中洲通信2004~2010
3月31日に総合テレビで放送されるNHK福岡局制作のドラマ『飛ばまし、今』のディレクターYさんに1時間ほど電話取材。東名阪以外の地域局では、定期的にテレビドラマ制作をしているのは福岡局ぐらいだそうで、「福岡発ドラマ」シリーズは5作目とのこと。今回は初秋から晩秋にかけての柳川を舞台にした青春群像劇。主演は中村俊介、板谷由夏。4月号の情報ページで紹介予定。
Yさんは『新撰組!』や『北条時宗』といった大河ドラマも担当されてきたディレクターで、2005年6月には藤堂編集人をモデルにしたラジオドラマ・FMシアター『中洲バンケットブルー』の演出も担当している。板谷由夏さんがホステス役で登場し、藤堂さん役は中尾ミエさんが演じたという。Yさんが編集人を取材したときの発言、あの編集人独特のシビれるような(もしくは『黒い太陽』的、とも言える)コメントもそのまま台詞になったそうだ。聴きたいっすね~、送りましょうか?ということで、後日聴かせてもらいます。

ジャーナリスト

2007-02-15 00:54:38 | LB中洲通信2004~2010
今日は朝から取材。
10時に東京大学で教育社会学者の苅谷剛彦さん。大事な会議の前にお時間を頂き、1時間ほど。今回の大きな特集テーマである「正論(とのつきあい方)」の裏側にあるもの、教育再生会議の(いまだ変わらぬ)問題点から、生まれ育った東京の下町への思いまで。近著『欲張りすぎるニッポンの教育』がとてもわかりやすく、面白かったのでご登場していただいた。今回の表紙の予定。
渋谷へ移動して、13時から日本で数少ない、本物のジャーナリストのひとり、岩瀬達哉さん。大物ジャーナリストが活躍し、彼らに憧れていた70年代後半に活動を始めた岩瀬さん。修業時代から、記者クラブ、年金問題等を告発し発言し続ける現在まで。結果的に、その“大物ジャーナリスト”と凄まじい泥仕合を演じなければならなくなったのは皮肉です。前からお会いしたかった方だけれども、かつてウチの藤堂編集人とも会ったことがあるという。話を聞いてみたら…確かに接点ありました。
別件のアポその他を処理しつつ、目黒へ移動して、17時からこれまた日本で数少ないプロの新聞読み師、田中宇さん。「ジャーナリスト」特集もしくは「戦う男」特集第二弾(前回は2005年12月号)としてオファーしたところヒジョーに難色を示されて、最初は断られてしまったのだけれども、「そこを何とか」ということで企画を微調整してご登場して頂いた。「日本のジャーナリスト」「日本のジャーナリズム」には批判的な人だけれども、日本で最も「ジャーナリスト」「ジャーナリズム」のあり方を考え続けている人のひとりだと思うな。ジャーナリストの肩書きはきっぱり断られてしまいましたが。話術もとてもある人。
一日でこなすにはちと濃すぎるメンバーでした。

一度家へ帰って、サザナミレーベルの杉山さんに声をかけられたライブに顔を出そうかと思ったら、ツー・スリー番頭の入江から「そんな場合じゃないでしょ、アンタ」と釘を刺されたので、そちらは入江に託しておとなしく原稿。ナウ・アンド・フォーエバー。

弁護士さん

2007-02-13 23:30:28 | LB中洲通信2004~2010
虎ノ門で弁護士の升味佐江子さんの取材。パックインジャーナル等のゲストコメンテーターとしてメディアにも登場する弁護士さん。取材場所は升味さんの事務所で、このビルにはその他いくつもの弁護士事務所が入居している。虎ノ門は升味さん世代の弁護士が多い町で、その前の世代の弁護士の方々の多くは銀座に事務所を持つのだという。共通しているのは霞ヶ関に近いこと。最近は頻繁に霞ヶ関に通う必要のない弁護士も増えているそうで、そういう人は六本木ヒルズに事務所を持っちゃうらしい。個人的には縁遠い弁護士も、こうなるとさらに縁遠いですね。
メディアと弁護士の相関関係、裁判員制度の不安から、升味さんのバイオグラフィも少々。ストレートに青雲の志を持つような明朗な時代ではないとはいえ、70年代から80年代にかけて、こういうハードな仕事に就く人は、それはそれなりの理由があるのだな。テレビで見るより、さらにビシッとしていてかっこいいよ。

夢/内田樹「下流志向」

2007-02-11 18:26:52 | Books
「僕はもともと、夢という言葉が好きではないです。見ることはできても、かなわないものが夢だと思っていますので。 僕はここで投げられることをずっと信じてやってきたので、今、ここにいるのだと思います」

この言葉を聞いたときにどうしようもなく違和感を覚えた。中田英寿の「自分探しの旅」並に違和感を覚えた。「ずっと信じてやってきた」という後半の件はともかく、「夢」と言う言葉の解釈についてどうしようもない距離感を感じたのだ(だから彼は1000万ドルプレーヤーになれたとも言えるが)。夢というのは何だかわからないもので、自分でも何だかわからないものだから、人はそれを胸に大事にしまいつつ、少しずつ理解し、変化させ、生きていく。
例えば、あってもなくってもいいものに対して、あってもいいと言うか、なくていいと言うか。一見あってもなくってもいいものの中にこそ真実がある。
内田樹さんの『下流志向』(講談社)を読んでいて、松坂大輔の言葉を思い出した。
読み進んでいくうちに、どうしても暗澹たる想いになるが、それでも鮮やかに核心を突きまくりの言葉の数々には笑ってしまう。今朝の朝日新聞の書評で中条省平さんが同書を取り上げている。こちらも読んでいて爽快になるほど鮮やか。

ソウル

2007-02-10 03:14:12 | LB中洲通信2004~2010
最後の最後に粘っていたアポが何とか無事取れた。インタビュー用の個室の手配、取材用のアンケート作成等を済ませて来週の作業の仕込みを終える。休み明けから一気に突っ切る予定。はっきり言って来週はものすごいことになりそう。3連休は細かい原稿をやっつけつつ、ひたすら本を読むべし。

夜は本田竹広さんの最後のマネージャーだった田村さん経由で、ジャズシンガーの鈴木道子さんからお誘いを受け、「大人が踊れるソウル系ライブハウス」吉祥寺のCHA CHA HOUSEへカメラを持って向かう。袴田さんと店の前で待ち合わせ。写真家の北野さんも誘う。今日のライブはCHA CHA HOUSEのハウスバンド、SOUL EXPRESSだ。バンドの真ん中にぶっといブラックミュージックの軸があり、アース、JB、クラプトンと何でもありの男気とグルーヴあふれるソウルバンド(キーボード&ヴォーカルのReddyoさんは女性だが)。あー確かにこりゃ踊れるわ~♪気持ちいいので皆さんもドーゾ。
いろいろあるようなので4月号でレポート予定。いろいろあるのよ。

ゆっくりと

2007-02-10 02:44:41 | Works
午前中、池尻の世田谷ものづくり学校(IID)の中にあるカフェ「GO SLOWゆっくりとカフェ」を取材・撮影。施設の隣には現在も使用されている小学校があって広い校庭で子供たちが体育のお時間。また道路を挟んで世田谷公園があったりして、時間がゆーっくり流れている。こんな金曜日のお昼前にカフェの取材をしていると、取材が終わったらこのままダラーっとしたくなる。
教室を改造したカフェの居心地もかなり良く、撮影用に頼んだカレーランチもグー。撮影もいい感じでまったり終わり、事務局に挨拶してから、帰り際にふと受付の壁に貼ってあるの入居者のネームプレートを見る。
「まだ空き教室があるね」
「入居しますか?」
「ちょっと考えてみるか…」
でも、オレらみたいなのが入ったら居心地良すぎて仕事しなくなるかもしれない。
都心で急かされながら、ケツを叩かれながら仕事するしかないね、ということで会話終了。
女子大の近くってのは魅力的なんだけどなァ……。

家に帰ると頼んでいた本がどかどか届く。

橘木俊詔・斎藤貴男・苅谷剛彦・佐藤俊樹『封印される不平等』(東洋経済新報社)、田中宇『辺境 世界激動の起爆点』(宝島社)『国際情勢の見えない動きが見える本』『国際情勢の事情通になれる本』(PHP文庫)、苅谷剛彦『大衆教育社会のゆくえ』(中公新書)、苅谷剛彦・西研『考えあう技術』、大村はま・苅谷剛彦・夏子『教えることの復権』(ちくま新書)、保坂展人・岩瀬達哉・大川豊『官の錬金術』(WAVE出版)、西部謙司『スローフット なぜ人はサッカーを愛するのか』(双葉社)購入。

アポ

2007-02-07 02:47:29 | 漣流 sazanami-ryu
朝に原稿一本。その後、アポ取り等など。
夕方から渋谷で打ち合わせ。またぎりぎりで部屋を出たので急いで錦糸町まで向かって、明川哲也さんから頂いた『カラスのジョンソン』(講談社)を読みながら半蔵門線。そして打ち合わせ3時間ほど。こちらもますます壮大な話になってきました。とは言え、そろそろ作業も現実味を帯びてきた

打ち合わせ後、そろそろマスコミ電話帳も買い替えないとなあ…と思いブックファーストへ行く。店に入って一番最初に目に入った『スタジオボイス』、あの表紙は反則じゃないかと思いながら(手に取って見なかったからわからないけれども、一体いくらかかったんだろうか)、雑誌コーナーと新刊コーナーを何往復かする。雑誌コーナーを眺めていて、何か考えていることが似たり寄ったりだなあ……とそれまでぼんやり考えていた企画のいくつかを再考することに決める。新刊コーナーに内田樹さんの新刊が2冊並んでいたので購入。さすが売れっ子。取材も申し込んでみたかったのだが……神戸かあ。5年ぶりにマスコミ電話帳を買い換える。しかし4、5年使って書き込みもしてあるから2002年度版も捨てられないんだけどね。

内田樹『下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち』(講談社)『狼少年のパラドクス』(朝日新聞社)、郷原信郎『法令遵守が日本を滅ぼす』(新潮新書)、『マスコミ電話帳2007年度版』(宣伝会議)購入。