徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

PURE/THE PURE「橋本信二セッション」

2005-09-30 21:00:23 | Music
昨夜は久々に新宿PIT INNでTHE PURE。
本田竹広さんは、今週ようやく退院されたそうだが、まだ復帰とまではいかないようで、今回は本田さん抜きの「橋本信二セッション」。心なしか若手メンバーはのびのびプレイしていたような……橋本さん、イカキン君のギターが全面に出ていて、なかなかソリッドで締まったライブでした。店舗改装中だという、「春よこい」のマスターも久々にお見かけした。

ホントにそろそろ“プチPURE”もしくは“PURE SUN”も編成してみてもいいんではないだろうか……。

本田さんの紀尾井コンサートのCD化も正式に決まったようで、マネージャーのTさんにリリース前のインタビューを依頼する。

予習

2005-09-30 19:18:04 | Works
青山で書籍の仕事の打ち合わせ(まだプレゼン)。

帰りに野狐禅のアルバムを買う。来月のライブのチケットをカメラマンの北野さんが予約してくれたので予習。竹原ピストルのヴォーカルは思いっきり70年代している。嫌いじゃない。むしろ好き。

スターリン『JOY』、野狐禅『東京23区推奨オモイデ収集袋』『鈍色の青春』、曽我部恵一『ラブレター』『shimokitazawa concert』購入。

ワッショイ/純映画『不滅の男 エンケン対日本武道館』完成記念エンケン祭り

2005-09-28 11:17:27 | Music
芭蕉像の画像をツースリーへメールし、急いで渋谷へ向かう。

SHIBUYA-AXで「純映画『不滅の男 エンケン対日本武道館』完成記念 エンケン祭り」。
開演から30分ほど過ぎて到着。すでにエンケン&カレーライスは終わってしまった模様。残念。会場はすでにフルハウスで、銀杏BOYZファンが押し寄せているようだ。ステージ上のスクリーンでは空撮やあらかわ遊園で戯れる史上最長寿のロックンローラーといった、噂の映画未使用カットを含んだ映画予告編が流れ、会場を盛り上げる。

まずは曽我部恵一バンド。ライブは初体験だったのだけれども、熱くてとても素晴らしかった。彼のピュアで真摯な姿勢には本当に感動した。『あたらしいうた』『きみの愛だけがぼくのハートをこわす』『吉祥寺』など5曲。2階席では、9月9日に曽我部さんとオールナイトニッポンRに出演したエレキコミックの顔も見えた。

そして銀杏BOYZ登場。
「ワーッじゃねえんだよ!オラッ テキトーにやるからテキトーに帰ってくれ!」
1曲目『惑星基地ベオウルフ』のあと、ライブ終了後すぐ病院へ向かうとMCした車椅子の峯田に対して、お客さんが歓声を挙げると、突然キレる峯田。さらに総選挙批判をアジる峯田。最高である。『日本発狂』『SKOOL KILL』に突入。そして『BABY BABY』。
圧巻だったのは、仕事を辞めた山形の友人へ電話越しにエンケンの『不滅の男』を歌ってあげたというMC、そして寺山修司の「悲しくなったときは」に続いて叫んだ『人間』。

かつて早川義夫が「ほんとうにいいものを読んだり、聞いたり、見たり、ふれたりした時は、すぐさま拍手なぞできず、絶対、間があるはずだ」というようなことを書いていたのを思い出した。
銀杏ファンばかりではない会場でプレイされた『人間』で、峯田のアコースティックソロからバンドに移る瞬間、その間ができた。会場が凍りついたのだ。間もなくステージ前にいたファンの一部は気を取り直して(?)腕を振り上げていたけれども、少なくない人は楽曲が終わるまで凍り付いていた。
<回る回る ぐるぐる回る 吐くまで踊る 悪魔と踊る(あなたと踊る)>
のリフレインでぐいぐいグルーヴしていく姿にはとにかく圧倒された。それにしても一緒に行っていた村松女史も言っていたけれども、銀杏に吹き飛ばされた形になった曽我部さんは気の毒だったな。しかし、これも闘い。
ちなみに早川義夫は峯田のブログ「峯田和伸の★朝焼けニャンニャン」激賞してます。あのブログもまた素晴らしい。

そして最後はトーベン(エンケンMC「湯川潮音の父親」w)、TOSHI(エンケンMC「PANTAの友達」w)によるエンケンバンドの登場。LB11月号のテーマが「チルドレン」ということで、できれば曽我部、峯田というエンケンチルドレンが登場する今回のイベントもレポートしてみたかったのだけれども、締め切りの都合で掲載することができない(来週には発売)。そこでエンケンさんへの取材でこのイベントについての質問もしてみた。その質問に対するエンケンさんの答えの意味がよーくわかるイベントになった。曽我部バンドも銀杏もエンケンに闘いを挑んでいたし、もちろんエンケンはそれをいなすように歌った。

ということで「今日は純音楽の記念日だ!!」(@エンケン)
エンケンバンドは『外はまだ雨だよ』『ド素人はスッコンデロ!』『踊ろよベイビー』など4曲。

アンコールは遠藤賢司バンド with 曽我部恵一バンド+銀杏BOYZ&ワッショイ隊で『東京ワッショイ』。特製赤フンドシを巻いたワッショイ隊に担がれるエンケンさん。気がつくといつの間にか曽我部さんも峯田も担がれてステージ上で騎馬戦状態で大合唱。いやー盛り上がった。

今年、これまで見たイベントライブの中では最高の内容だったと思う。

【エンケン セットリスト】
エンケン&カレーライス
①夜汽車のブルース
②不滅の男
③通好みロック
④史上最長寿のロックンローラー
⑤ビートルズをぶっとばせ
遠藤賢司バンド
①男のブルース
②外は雨だよ
③ド素人はスッコンデロ!
④踊ろよベイビー
<アンコール>
⑤東京ワッショイ
(2ちゃんエンケンスレより)

三点セット(チケ、缶バッチ、アナログシングル『純音楽魂の唄』)、ポスター購入。

(10月13日追記)
ボーカルの男(27)

ローリング芭蕉

2005-09-28 11:06:52 | Works
隅田川にある、毎日17時になると隅田川から東京湾方面へ座りなおすという「回転する芭蕉像」を撮影。

しかし芭蕉像のある庭園は17時に回転するってのに16時30分に閉園してしまう。ということで回転する姿は隅田川側のテラスから見るしかない(悪戯防止という意味もあるのだろうが)。これが、様子はわかることにはわかるのだが撮影するにはどうも遠すぎる。
目の前には3メートルほどある塀がそびえ立つ。そこに立てばかなり近くで撮影することができる。悪い事に、この塀の厚さが30センチほどあり歩けないこともない。塀の上を歩くか……ということで芭蕉像の近くまで歩いてみたですよ。
しかし、まだ17時まで20分ほどある。
このまま、20分間塀の上で待つのか。
川っ縁で風が強いわ、薄暗くなってるわ、塀には蔦やら雑草が茂っていて足場が悪いわってのに。しかも試しにカメラを構えた瞬間、身体がぐらつき転落しそうになる。ということでこれは諦めた。芭蕉像の写真撮るためだけに命は賭けられんわ。
良い子は真似しちゃダメ。

そして隅田川のテラスで回転を待つ。17時を数分過ぎたところで芭蕉像が回転し始める。同時にライトアップ。心なしか芭蕉の顔も笑顔に見えるのだから不思議。
ローリング芭蕉、撮影完了。

週末

2005-09-27 05:33:22 | 素日記
週末は久々に帰った静岡で兄貴の結婚式。十数年ぶりに会う親戚や近所のオジさんもいた。オレに多大な影響を与えてくれたH兄にも20年ぶりぐらいに会う。小学生のオレにキューブリックや三上寛を教えてくれたのは、この人だ。当たり前だけれども、皆歳取ったなあ……。こういう時じゃないと会えないので、兄貴夫婦には感謝。しかし買ったばかりの一眼デジカメのズームレンズを落として壊したのが何とも悔やまれる。

帰りの新幹線で車両に轟く爆発的なクシャミを、10回近く連発していたオジさんがいた。
あんなクシャミをして脳に影響ないのかと心配になる(嘘)。

正直、眠かったので迷惑なだけだったが。

懐かし地獄80's/Born to be Rock!1

2005-09-25 08:19:30 | Music
横浜BLIZでSIONさんが出演するイベント「Born to be Rock!1」。
この日は物販にLBのSIONさん特集号を置かせてもらうため、バグコーポレーションのIさんに挨拶し、BLIZの担当者さんを紹介していただく。ぐお、Iさんが金髪から坊主に変わってる!(鶴山さんに続いてマネージャーの伝統なのか)。ひとまず楽屋へ行き、出番前のSIONさん、文さんに挨拶。ステージ裏では、この日出演するPERSONZのJILLやZIGGYの森重氏などを見かける。懐かしさがこみ上げてくる。さらにBLIZのロビーにいるファンも心なしか80年代テイスト。いや明らかに80年代テイスト(YO!YO!とか言ってそうな人いなかったし)。まさに懐かし地獄80's。JILLのオバザレ~ンボ♪と唄うヴォーカルを聴いた瞬間、80年代が蘇りました。みんな笑顔だったし、拳振り上げてたし。そういえばギターの本田毅氏って復活してたのね。やはり本田への声援が一番大きかった。
ということでメインで登場したバンドは大体20周年、みんな止まることなく、変わらず歌っていることが、まず素晴らしい。

18時30分頃、SIONさん登場。第一声は「アンガールズです(笑)」。これで掴みはオッケ。「SION、バック転して~」と声がかかった以外は比較的静かな会場だったが、『ちょっとでいいんだ』の文さんは熱かった。

【SION with 松田文 セットリスト】
①TONIGHT
②夏の終わり
③Once Only Love
④曇り空、ふたりで
⑤午前3時の街角で
⑥ちょっとでいいんだ
⑦がんばれがんばれ

SIONさんはこれから来月のロフトまでリハの毎日のようだ。あまり記念日は気にしていない、という話だけれども、まあお祭りなので楽しみにしたい。もちろん14、15日にもLBを置かせていただく予定。

今晩中に静岡へ行かねばならなかったので販売は担当者さんに託し、後ろ髪引かれながらZIGGYを前に会場を出る。
ライブの合間に物販コーナーを偵察していたところ、LBの反応も悪くなさそうだ。今日横浜BLIZ(PERSONZ、サムエル、二丁拳銃等が出演するBorn to be Rock!の2日目)へ行かれる方、もし物販に残っていたらよろしくです。

静岡行きの新幹線の中で、近くに座った知らないおじさんにスピードの恐怖と人体への影響について延々と語られる。
正直迷惑だった。

(9月28日追記)
その後、ライブでは「DEAR FRIEND」や「GLORIA」もやったそうだ。ちょっと観たかったな。

打った、勝った!草野球で大売り出し

2005-09-24 03:38:04 | 素日記
現在発売中の『シアターガイド』誌で、写真も撮らずに袴田さんとラジオについて熱く語っている、東京一のラジオクレイジー、写真家・北野謙さん(オレにとっての北野さんは、ホッピーで煮込みでラジオな人なのである)。明後日(25日)のTBSラジオ「伊集院光 日曜日の秘密基地」のワンコーナー「打った、勝った!草野球で大売り出し」に、写真集の宣伝をかけて若手芸人チームと草野球で対戦する。もちろん収録は終了しているのだが、北野さんは結果を教えてくれない。オンエアは13時20分頃から14時頃までの間とのこと。

しかし、オレ、ちょうどその時間、東京にいなかったりする。
録音頼んでこ……。

sanch

2005-09-24 02:38:33 | Music
ちなみにスターパインズ・カフェで9月29日に、11月号に登場していただいた佐野史郎さんのバンド、sanch(佐野史郎vo,g、橋本潤b、GRACE drs、エマーソン北村 key, cho)のレコ発ライブが行われる。今回のレコ発、ハードロックギタリスト山本恭司さん(佐野さんと同級生)、アコギタリスト吉川忠英さん(岡本おさみ特集号でインタビュー)という日本を代表するふたりのギタリストもゲスト出演予定。月末というタイミングゆえ、11月号には掲載できなかったが、これも楽しみ。佐野さんはずいぶんお客さんのことを気にされていたが……。

sanchレコ発記念ワンマンライブ
9月29日(木)開場/18:30 開演/19:30
会場/吉祥寺STARPINES CAFE
(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1 TEL:0422-23-2251)
料金/\2600/\3000+1drink

ゲイトマウスの夜/吾妻光良&サ・スウィンギンバッパーズ

2005-09-24 02:23:15 | Music
吉祥寺・スターパインズカフェで吾妻光良&サ・スウィンギンバッパーズ。今日も満員、それも当然か。
『Things Ain't What They Used To Be』~『最後まで楽しもう』、そして『バッチグー』『中華Baby』へ雪崩れ込む。クアトロの気合いの入りまくったセット(というかサービス満点なセット)と比べて選曲はずいぶんシブい。その分、吾妻さんもリラックスしてプレイしているように感じた。ハリケーン・カトリーナの話から『高田馬場へ』。そして岡地さんから「ゲイトマウスを演るためにバッパーズを組んだんでしょ?」なるメールを貰ったという話からゲイトマウスに捧げるブルーズ。やはり期するものはあったのか、ずいぶんとブルーズな夜でした。
ゲストのleyonaはオリジナルの『うた』、『Because I Love My Daddy So』(吾妻さんは「オリジナルよりイイ!」と激賞)、『Silent George』、そしてアンコールの『Dripper's Boogie~Blue Suede Shoes』に参加。もうすっかりバッパーズの一員。

ちなみに開場前、店の外に牧さんがいたので、久々に挨拶。今後の予定等をちょっと訊いたのだけれども、何と! そろそろ新しいアルバムのレコーディングに入る模様。「曲ないですから(笑)」ということで、あの曲もこの曲も入るという話。むちゃくちゃ楽しみである。

この日の出来事。吾妻さんの大事な譜面台が焦げかける。

【セットリスト】
1stセット
①Things Ain't What They Used To Be~最後まで楽しもう
②Come On Let's Boogie
③バッチグー
④中華Baby
⑤高田馬場へ
⑥I Need You So
⑦150→300
2ndセット
⑧栃東の取組み見たか?
⑨ITブギ
⑩うた (With Leyona)
⑪Because I Love My Daddy So (With Leyona)
⑫Silent George (With Leyona)
⑬On the Sunnyside of the Street
⑭Bongo Boogie
⑮Win with Me Baby
(アンコール1)
⑯Dripper's Boogie~Blue Suede Shoes~Dripper's Boogie (With Leyona)
(アンコール2)
⑰Swingin' on the Moon
※情報提供/SB Fanさん

clarence“gatemouth”brown『standing my grouund』(「born in louisiana」!)、louis jordan『rock'n'roll』、louis jordan『and his tympany five 1934-1940』購入。

※9月26日追加・訂正

いろいろ取材

2005-09-23 14:09:20 | Works
サンクレストのMさんから久々に連絡があり、新しい仕事の打診。ナカナカ面白そうだし、LBにもフィードバックできそうな内容なので後日打ち合わせ。

終日原稿の合間にR25用のアポと取材。
まず谷中ぎんざ商店街で撮影。こじんまりとした商店街で、ホントに地元向けの印象。まあ、“ぎんざ”ってのも言ったもん勝ちである(谷中で自己完結していればそれはそれでいいのである)。
次に神楽坂で酵素風呂体験。早い話がサウナのようなものなのだけれども、酵素の自然の熱で発汗させる仕組み。これはやはり実際に入らねばわからんだろうということで、木箱の中に入り、酵素(オガクズ)の中に埋めてもらう。これが熱い。しかし熱さは徐々に慣れてくる(踵は最後まで熱痛かったが)。そして尋常ではない汗が噴出してくる。撮影も同時に行っていたので蓋は閉められなかったのだけれども、通常だと上から蓋も閉められて15分ほど入れられるそうだ。閉所恐怖症の人ならばちょっと怖いかもしれない。そして箱から出てさらに全身をタオルに包まれて15分放置、残った汗も搾り出す。これだけで男性は3キロ、女性ならば2キロほど体重が落ちる。あまりこのテのリラクゼーション施設は使ったことはなかったのでかなり新鮮な体験だった。これで3000円なら安いでしょう。また行く。

毎日攪拌させなければいけないという、生き物である酵素を、お店のお母さん(オーナー)は“この子”“あの子”と呼んでいた。それがちょっと解るような気がした。お母さんのキャラクターで来ているお客さんもいるんじゃないだろうか。

LB11月号も何とか深夜終了。ツースリーのみんな、ごめんねー。

どうぶつ

2005-09-22 07:08:58 | Works
上野動物園で動物モノレールに乗ってきた。平日の午前中の動物園はイイ。


ちなみに動物園隣接の蓮池の鯉にコイヘルペスの陽性反応が出ているそうだけど、別にニュースにもならんね。あれはもう落ち着いちゃったのだろうか。

×東京/『SWITCH』20周年イベント「福山×SION×東京」

2005-09-21 00:33:20 | Music
恵比寿のリキッドルームで『SWITCH』20周年イベント「福山×SION×東京」。クロークには90年前後の『SWITCH』の表紙も掲示されていたりして、これは懐かしかった(というか掲示されていた、ベルーシとかキース・リチャーズとかウディ・アレンとかスプリングスティーンの特集号バックナンバーはことごとく持っていたりする)。最近はさっぱりご無沙汰なんだが。

しかし読者招待限定ということで入場までのチェックがあまりにも細かいので驚いた。てか、顔写真付きの証明書でIDチェックするの最近では普通なの? ダフィー対策なのだろうけれども、何だか複雑。さらにさすが福山効果で8割方(読者に限れば9割)女性客。福山雅治曰く「(抽選による読者招待なので)ひとり客が多い?」のか、思ったよりもライブには集中できる環境だった(失礼)。福山に対する合いの手というか、コール&レスポンスというか、ああいうライブは久々で新鮮でしたが。
まず福山が4曲。そして文さんと共にSIONさん登場。「福山が好きじゃ」「SIONさんが思っているよりも僕はSIONさんのこと好きですよ」とお互い公開告白のレスポンス。あまりに女性客の多さにSIONさんも怯んでいるのか口数は少ない。

【SION&福山雅治 with 松田文】
①午前3時の街角で
②がんばれがんばれ
③曇り空、ふたりで
④たまには自分を褒めてやろう

ここで一旦セット(福山4曲、SION4曲)は終了。そしてアンコールで福山に呼び込まれたのは花田裕之御大。福山と共に2曲。そしてオーラスはSIONさん、文さんも再登場し、

【SION&福山雅治 with 松田文+花田裕之】
⑤SORRY BABY

佐野さん

2005-09-19 06:20:51 | LB中洲通信2004~2010
有楽町のアスリで俳優の佐野史郎さんの取材。
今回、LB11月号のインタビューイはエンケンさんと佐野さんなのだけれども、メインになるのは佐野さんである(もちろん中心にあるのはエンケンさんの映画『不滅の男 エンケン対日本武道館』)。特集テーマが「チルドレン」なのだ。60年代、70年代チルドレンとして、あの時代のサブカル、ユースカルチャーの良き紹介者であり、シェイクスピアシアターや状況劇場といった“現場”にも身を置いた佐野さんに語っていただくのが最適だと思ったのである。とはいえ、“あの時代”の思いはすでに佐野さんが執筆したエッセイやテレビ、ラジオで語り尽くされていたりする。ということで、今回は現在の思い+ホントの原点にある小泉八雲、フジロックにも登場したご自身のバンドSANCHの話題を中心にまとめる予定(表紙もカッチョイイ佐野さんである)。
今回の「チルドレン」というテーマ、こないだの衆院選でこんなにこの言葉が使われるとは思わなかったけれども、ずいぶん前から考えていた。佐野さんにお願いしたホントのきっかけも、昨年春にリリースされた労作『はっぴいえんどBOX』に収められた、佐野さん選曲・執筆による、はっぴいえんどバッキング音源集と詳細な解説に感嘆したからなのである。これはただ好きなだけじゃできないです。ということで、佐野さんに敬意を表してバッキング音源集のディスクにサインをいただく。あんまりこういうことないんだけど。

さて原稿。オレに残された時間は少ない。

MP/雑誌「MP マーラーズ・パーラー」

2005-09-17 10:03:07 | Books
コンビニで何気なく手にした雑誌。
誌名は『MP マーラーズ・パーラー』(コアマガジン)。コレ、PANTAさんの名曲から取ったらしいのだが、巻頭で編集長氏がむちゃくちゃ熱い序文を書いている。今、ストリート系の雑誌ってこうなってるの? この熱さが若い読者にどこまで伝わるのかわかりませんが……。

ともかく前代未聞の雑誌名、『マーラーズ・パーラー』。