徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

逃げ場なし

2009-11-27 23:29:01 | News
<インターネットカフェの匿名性を利用した犯罪の続発を受け、警視庁は27日、年明けにも、東京都議会に、利用客の本人確認などを義務付ける条例案を提出する方針を固めた。罰則も検討しており、実現すれば全国初という。これに先立ち、28日から来月11日にかけ、同庁ホームページを通じ、メールで意見を募集する。同庁によると、規制対象は個室や個室に準じた閉鎖的な施設を設けたネットカフェなどで、都公安委員会への届け出制を導入する。(時事通信 11月27日付

東京がどんどん田舎になっていく。



これもまた約20年前。

センスとスピードと皮膚感覚/内田裕也「俺は最低な奴さ」

2009-11-27 21:33:43 | Books

カメラマンの大甲君に電話したら、この本の話になった。
勿論、すぐに近所の書店へ買いに行った。

ヘアヌードもすごいけれども、研ぎ澄まされた<センス>と<スピード>と<皮膚感覚>がほとばしるユーヤさんの言葉の凄み。やはりこれは間違いなく近田さんでなければできなかったであろうロングインタビュー集。昨年リリースされたジュリアン・コープの「ジャップ・ロック・サンプラー」と対を成す、ジャップ・ロックの歴史そのものの当事者の生々しい証言。ちょっと高いけど一級資料であります。相変わらずこのジャンルでは白夜書房が飛ばしてますね。
そんなユーヤさんのお言葉は本書を読んでいただくとして、インタビュアーの近田さんがプロローグでこんなことを書いている。

<ところで、我々の住むこの世界とはどんなところなのであろうか。ひとつ言えるのは、それこそローリング・ストーンズの歌ではないが、あふれかえるユースレスなインフォメーションにウンザリしながらも、結局はその源であるメディアの一方的な支配に甘んずること以外、ここで現実を暮らすのは至難の業だということだろう。(中略)
実は世界の“秩序”やら“正義”やらは世界の都合で出来ていて、いかにも変幻自在なものなのだが、なんとも仕組みが巧妙で、ついつい絶対的なものに見えてしまう。
「そんなことはねぇだろう!」
内田裕也は様々な表現を通じて、そのことをずーっと訴え続けてきたのだと思う。そして内田裕也の何が素晴らしいかと言って、そうした作業のすべてを<<ロックンロール>>と呼んだ、その直観に尽きる。>
内田裕也「俺は最低な奴さ」白夜書房 プロローグより)

やっぱり近田さんのスタンスもずーっと変わってないのだ。それも嬉しかった。



もう一冊。
西岡研介「襲撃 中田カウスの1000日戦争」(朝日新聞社)。発行直前に取材拒否を続けた当事者のひとり、林マサさんが死去してしまうという出来事が起こった。吉本帝国の裏面史と中田カウスという芸人の魔力をまっとうに語っているわけが、カヴァーにカウス氏のポートレートを使ったのはちと勘違いされる可能性が高いですね。

政治ショー

2009-11-26 12:05:42 | News
これまで出来なかったことを公開の場で展開しているのだから、ハナから反発は必至。野党やアンチに餌をやるようなもので、政府としてはリスクが大きい。でも予算の削減や事業の廃止以前に議論が起こるということが大事なポイント。それを調整していくのが政治というものじゃろ…。国民の政治参加という点では意味があることなんじゃないか。前政府の野党にとっては、国民が<目覚める>とか<気づく>ということは後々実に厄介なことになるだろう。
現時点の問題は、事業仕分けを文字通りの「政治ショー」にして煽り立てているしまっている報道のあり方。

<「基準、優先順位はどう決めるのか。誰が元の資料を出したのか。きちんと詰めないと単なる政治ショーに終わる」。NHKの番組で自民党の石破茂政調会長は作業のプロセスに疑念を呈した。公明党の斉藤鉄夫政調会長も「派手なところばかりが目に付く」と同調。連立を組む社民党の阿部知子政審会長まで「派手さ、乱暴さで人民裁判とも言われる。改善は必要だ」と注文を付けた。>(毎日新聞 11月22日付)

<行政刷新会議の事業仕分けで、「来年度予算は見送りを含む削減」を断じられた「次世代スーパーコンピュータ開発」について、大学教授らで組織された「計算基礎科学コンソーシアム」(代表=宇川彰・筑波大学副学長)はこのほど、同開発を「迅速かつ着実に推進することが極めて重要でここに強く訴える」などと、開発継続を求める緊急声明を発表した。>(BCN 11月20日付)

行政刷新会議

完敗/第32節ガンバ戦

2009-11-22 14:08:24 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10


アウスタで清水対ガンバ

別の意味で熱いゲームになってしまった。
西野朗のプラン通りのゲームに乗ってしまった感が強い。あんまり積極的に認めたくはないけれども文字通りの完敗。完全敗北。
スペースを与えないように引き気味にゲームを進めるガンバ。前半14分に先制するとその度合いはさらに強まる。ボールを持たされるエスパルス、中盤でのプレッシャーを強めつつカウンターに徹するガンバ。まるで前回対戦した万博の裏返しである。
結果的には前半15分で勝負はほぼ決まってしまったとも言える。
チームだけではなく健太の若さも露呈してしまったように思う。

この結果でいくつかの可能性がほとんど消滅してしまった。
今回も予想通りの頑迷なレフリングを繰り返した主審東城穣がゲーム終了のホイッスルを吹いた瞬間、スタジアムは驚くほど静かになった。
もちろんほぼフルハウスのスタンドに囲まれたピッチにいるプレーヤーとスタッフが一番感じていることだろうが、芝居が終演して役者が舞台上に出てきても静かな客席というのは役者にとって拷問に近い。彼らにかけるべき言葉はもう言い尽くされていて、何ひとつない。それもプレーヤーとスタッフが一番感じていることだろう。
卑下する必要はまったくない。それだけの選手層とポテンシャルは持っているはずだから。やれることをやれば、それでいいのである。

戦いは続く。29日は勝つために横浜へ行く。

それでも掲げ続けられたPMAの弾幕に敬意を込めて。



言いたいことはただひとつ。
東城さん、もう二度と日本平には来ないで下さい。

静岡に戻って酒。

(追記)
決して内容が悪いわけではない、という意味での「完敗」です。

あの日のように

2009-11-21 06:27:10 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
思えば2006年春、ヤジがシジクレイを吹っ飛ばして衝撃のゴールを決めた日本平でのガンバ戦は現在の躍進を確実に予感させた内容だった。逆転負けを喰らってしまったが、あのときのガンバも確かに素晴らしかった。あの日、ゲーム終了後に健太に向かって大声で(エラソーに)野次を飛ばしていた、清水に住んでるくせにまるでサッカーを見る目がない、頓珍漢なオヤジは元気だろうか。いや、元気でなくても構わないが。
あの頃、どれだけ成長し続けていたエスパルスを多くの人に観て欲しいと思っただろうか。

優勝争い、と言い切れないのが残念だが間違いなくACL出場権を争う一戦。
3年前のあの夜のように熱くさせてくれればそれで構わない。
チケットは完売なので地上波ベイベーはNHK総合でチェキラッチョ。

Jリーグ「清水エスパルス」対「ガンバ大阪」
NHK総合 14:00
【解説】早野宏史【実況】曽根優 
スカパー! Ch183 13:50~
【解説】川勝良一【実況】桑原学【リポーター】小野響子


販売結果

2009-11-15 21:56:13 | LB中洲通信2004~2010


土曜日。有楽町のよみうりホールで「清水宏1対1100」。
前日からほとんど寝ないまま開場30分前によみうりホールに入り物販の準備。指定された、それらしき机の上にはすでにオレンジも鮮やかな清水宏・炎の演劇部Tシャツ……ん? これはきっと<それ用>の担当者が来るのだろうと思い、隣に清水さん特集号を50冊ほど並べる。
開場15分前、まだ来ない。
開場10分前、来る気配もない。他のスタッフの方から「よろしくお願いします」と言われる。
開場5分前、諦めた。
開場1分前、もうオレが販売担当者。
ナカスと一緒にTシャツも販売開始。
つっても、結局Tシャツ5枚だけってどうなのよ、清水さん。超レア。

開演前までにナカスは7割ほど売れ、そして終演後に、帰りがけのお客さんが寄ってくれて一気に完売。お買い上げありがとうございました。通信販売もしていますので、お買い求めいただけなかった皆様も是非是非よろしくお願いします。
あ、あと最後のあいさつで清水さんが舞台上からTシャツについて煽ったらしいけど、その時点でTシャツはもう1枚しか残ってなかったよ!

なかなか現場を離れるわけにもいかなかったのでライブは終盤の体験ルポだけ観る。今回はフィギュアスケートに挑戦。さすがの盛り上がり。

北野さん(一家)とも久しぶりに会う。自宅近所に新しいコの字を見つけたという。
また書籍企画用にリサーチしたいもんですね。

ガマ池

2009-11-14 03:42:18 | Documentary
今日、販売用のナカスをピックアップするために神楽坂の事務所へ行く。
袴田さんと一昨日の「ブラタモリ」で紹介されたガマ池について話す。筋金入りの江戸流散歩者である袴田さんにとっては、テレビを通してであってもマンションのベランダからガマ池が見られたというのがとても大きな驚きだったらしい。特に大使館密集地帯である港区はなかなか見ることができない江戸の史蹟や建造物が結構あるらしい。
てか、そんななかなか見られない場所にもぐいぐいカメラが入っていけるNHKってやっぱりすごいな、と。
確かに、最近NHKが放送した「証言ドキュメント 永田町・権力の興亡」のような番組もNHKじゃないと作れないだろう(あんなに政治家を引っ張り出せない)。
でも橋本治信者から言わせてもらえば、あの構成なら天皇崩御の89年、良くも悪くもマドンナブームの89年、昭和と平成の裂け目の年から始めなきゃ駄目だろうと思う。いろんな意味で運命の年だったんだから。
つくづく治ちゃんの取材したかったなァ…。

12月号直売します

2009-11-13 22:38:36 | LB中洲通信2004~2010

明日よみうりホール(JR有楽町駅前ビッグカメラ7F)で行われる、やる気マンマン男の爆走ライブ「清水宏の1対1100」で、清水さん特集の中洲通信12月号を販売します。
まだ当日券もある模様。土曜の真昼間、どうせ雨だし(豪雨に見舞われた野音と違って今回は屋内だよ)、どうせ暇なら(終演後、遅い昼食喰って酒飲んでも、翌日はまだ日曜だよ)清水さんの暴走芸を体験すべし。

清水宏 1対1100有楽町
日程:11月14日(土)
開場:12時30分
開演:13時30分
会場:よみうりホール(有楽町駅前)
料金:3,000円(全席指定)
出演:清水宏、三遊亭円丈(ゲスト)

森繁病/小林信彦「日本の喜劇人」

2009-11-13 22:15:48 | Books
<いつか、渥美清のテレビ番組にゲスト出演して、変装してストリップを見にゆく小心なユーモア小説家を演じていたが、こういうインテリ役をやったら彼の右に出る者がない。
 すなわち、森繁は、二枚目半というタイプを自ら開拓したのであり、彼が念じていたとおり、<喜劇によし、悲劇によし>というユニークな役者として大成した。……が、『三等重役』から『夫婦善哉』へのチェンジが--すなわち、上質なコメディアンから性格俳優への変化が、あまりに鮮やかだったので、その後の日本の喜劇人にとんでもない異変を起こさせたのである。
<森繁病>と私が呼んでいるこの病状は、まず、一人の喜劇人が、彼を売り出すに至った原因である<動き>を止めることに始まる。パーキンソン氏病みたいなものである。(中略)--これが第一期。
 第二期は、その存在理由であるところの珍芸・扮装・奇抜な動きを全部やめてしまい、それをどうしてもやらねあならぬときは、しぶしぶ、ふてくされてやる。
(まだ、こんなこと、やってます……)といった、照れた、しかし、若干、誇らしげな眼で、こちらを見る。
 第三期になると、赤ん坊を抱いたり、踊り子や花売り娘を遠くから眺め、夜道をとぼとぼと去ってゆくピエロといった役を、大張りきりで演ずるようになる。(中略)
 第四期--以上のような芝居は、チャップリンが……あるいはモリシゲがやったことであるからして、当然、そのタレントは人気を失ってゆく。(モリシゲは、運が良かったんだ!)と心の中で叫びながら。(中略)
 人を笑わせるという結果においては似ているかも知れないが、ジャック・レモンとジュリー・ルイスが、ちがうジャンルの人であるように、森繁は<別格>なのである。
 コメディアンから演技派に転身したという一点だけをとりあげて、他人がその生き方を真似ようとするのは、無謀、命とりというほかなく、森繁のインテリぶりを真似て、随筆を書いたり、涙ぐましい次第である。(しかも、森繁の長い不遇期間は計算に入っていないのだから、ムシがいい。>
小林信彦『日本の喜劇人』第三章 森繁久弥の影 新潮文庫より)

タイジさん

2009-11-11 01:30:48 | LB中洲通信2004~2010


地球を代表するナチュラルボーン・ロッカー、敬愛するシアターブルック佐藤タイジさん取材。
写真は高田馬場の路地裏でレスポールを構えるタイジ先生。かつてレニクラよりカッコいいと自負していたCold Turkeyのフレーズも少々(もちろんアンプラグド)。
2007年12月の活動停止から約束通りの2年が経ち、ホラ、オレの思ってた通りやろてな感じで、地球と世界と日本が激動する2009年も押し迫った12月27日、計画通りにいよいよシアターブルック完全復活。2年前の12月から心に決めていた取材も、いろんな意味でナカスも押し迫った最後の最後に(予定通り)実現できて心の底からよかった。
撮影の合間に少々バイオグラフィも訊きつつ、話の中心はこの2年間とこれからの予定。1月号特集は日本を代表する凄腕バンド、復活シアターブルック&佐藤タイジです。

ジャージの下に着ていたオレのTシャツはドレッドライダーの歌詞をプリントしたオレンジとブルー。

取材終了後にカメラマンの望月さんのコメントをビデオで撮影。
その後、久しぶりにおかしらで少々酒。

それぞれの気持ちの問題/第31節柏戦

2009-11-10 00:13:39 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
日曜日。
日立台で柏対清水

終わった瞬間、こんな顔。


0-5なんていうミラクルなスコアは普通はないわけで、それでもこれだけの点差がつくということは、実は柏がものすごく強かったか、清水がどうにかしちゃったということになる。降格濃厚な柏がいくら頑張ろうと降格濃厚なのは間違いないので、柏の戦略やモチベーションが高かったこともあるが、清水がどうにかしちゃったとしか思えない。
堅守速攻の要であるアオと岩下を2人とも怪我で欠くという超スクランブル状態ではあったものの、さすがにこれでは崩れすぎである(GKの次になかなか替えの効かないポジションであるCB層が薄いという批判はナンセンス)。やはり兵働のスタメン落ちも大きかったように思う。
<頑張るだけじゃ駄目>と言って一躍代表の顔にもなったオカが、一転<頑張るだけ>に戻って(戻らざるを得ない)目立っていたのがとても悲しい。時間が経つにつれて個々の孤立もひどくなり連動性はまるで感じられなかった。上位に立てば綿密なスカウティングをされるのは当然なことで、意思統一の図りやすい下位(残留争い組)と違う意味での厳しい戦いが求められる。

ネルシーニョ監督「全員が助け合って、全員が自分たちのやるべきことをしっかりやったと、とても良い夜になったと思います。エスパルスが驚くような内容と試合運びで支配できた試合だったと思います」(j's goal 11月8日付

これでリーグ戦は、実に悪いタイミングでこの終盤に来て3連敗ということになるわけだが、結果・内容はもちろん、負けた相手というのがよろしくない。降格濃厚で盛り上がるアウエイの大分、柏、ナビスコで散々痛い目に遭ってホームに迎えた東京。負けてはいけない相手である。残留争いのモチベーションが優勝争いのモチベーションを凌駕するというのは戦力差のあまりないJリーグにはありがちなことだが、ありがちで済ませてしまうわけにはいかない。
2節前には首位に立っていたチームがそんなことでいいのか。
点差以上に、2年前のアウエイ磐田戦、去年のナビスコ決勝並のショッキングな敗戦だった。まあホームで言えば去年の名古屋戦みたいな感じ。でも健太エスパルス以前の在京サポってずいぶん酷いゲームばかり観ていたような気がするよ。それでも0-5なんてあまり記憶にないけれども。

最後にゴール裏の出来事について。
プレーヤーたちの挨拶の後、リバイブを歌う集団に対して猛然と怒鳴る漢がひとり。ちょっとした怒鳴り合いになった。揉めることがすべて悪いことだとは思わないが、今はチームの力にならないことはすべきではない。
去年のナビスコ決勝が終わった後、「次の決勝はまた10年後かね、ワッハハハ」てな感じで呑気に話していたオヤジ連中がいて実に腹が立ったのだけれども、彼らのように、大事なところで傍観者になって応援だけをエンジョイしている方々よりも(この日も実際にそんなようなことを口にした観光気分のおじさんグループがいて呆れた)、どう考えてもたかが清水のことで真剣に喧嘩できる連中の方が信頼できると思うけれどね(It's only rock and roll, but I like itということで)。
相手が<NO REYSOL NO LIFE!>だったら、最低限でも<NO S-PULSE NO LIFE!>でなきゃ駄目なのよ。それぐらいの意味わかるよね、おじさん。だからリバイブに怒鳴っていた漢も、喧嘩売る相手を間違えているとしか思えない。まあ、でもこれってゴール裏の力学っすかね。
ゲーム中、ゴール裏からメインスタンドまで走り回って煽っていたコールリーダーが気の毒だった。

戦いはまだ終わっていないのだから、すべてが終わったあとに怒鳴り合いでも殴り合いでもすればいいのだ。
ただオレたちは、こんなんで終わらせないために野次ったり、コールしたりするわけよ。

まあ、終わった瞬間、こんな顔だったけど。


それでも戦いは続く。
次は今週土曜日、鳥取で天皇杯4回戦。

12月号

2009-11-07 23:57:45 | LB中洲通信2004~2010

LB中洲通信12月号。今月の特集は暴走するやる気マンマン男、演劇スタンダップ・コメディアンの清水宏さん。らくだ工務店の公演直前の稽古場にお邪魔し、公演中にもご協力いただくという非常に申し訳ないスケジュールで爆走していただいた全10ページ。前進あるのみの暴走男に思いっきり、いろいろと振り返ってもらいました。その他、「つむじ風食堂の夜」の篠原哲雄監督も登場。個人的にはカメラマンの望月さんの連載がますます暴走しているような気もしますが…ナカスがカウントダウンに入っているのが実に惜しい展開であります。
ご協力者、関係者の皆様、ありがとうございました。

ナカスも次号でラスワン、そして、ついに次々号でオーラスを迎えます。
次も魂込めるよ。

Across the Borderline

2009-11-06 00:27:20 | Music

JCBホールでTHEY DRIVE by NIGHT Ry Cooder/Nick Lowe東京公演前半戦。今回はライ・クーダーと、リトルヴィレッジ以来の盟友…のニック・ロウ&息子のヨアキム・クーダー・バンドとのツアー。予想通りオーディエンスの平均年齢は高い。

ニック・ロウのソロももっと聴きたかったけど(大田区民会館でのニックのソロはいまだに個人的なベストライブのひとつ)、まあ今回はご機嫌なライ・クーダー御大が観られて何より。腹の上にギター乗せて弾く御姿も観られました。ギターはもちろん、極上のヴォーカルでAcross the Borderlineも聴けたしね。
オープニングのヨアキム・バンドもなかなか良かった。御大の紙ジャケよりもヨアキム・バンドの音盤があれば買ったのに。
東京公演の後半戦は来週。チケットはまだありそうなので時間とお金の余裕がある方は是非是非。





終演後、いつも通りエスパルス・オレンジな服を着て水道橋駅に向かったら、ちょうど日本シリーズ帰りのジャイアンツファンもドームから出てきた。全然違和感がない…というか、むしろ溶け込んでたりして。別にジャイアンツ応援しているわけじゃないんですけど。
帰り道に近所のもんじゃ屋で酒。日本酒好きなニックはもんじゃは食べられるだろうか。