徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

カプセル

2007-04-28 05:13:25 | Works
浅草から蛎殻町へ移動して、リラクゼーションサロン「ボヌール」の取材・撮影。こちらにある高気圧酸素カプセル「オアシスO2」を中心に撮影。あのハンカチ君も使用したという、あのカプセルである。で、「オアシスO2」の説明文には、疲労回復、美肌・アンチエイジング、二日酔い予防・回復、気力・集中力のアップ、ケガの回復、レオロジー効果(細胞レベルでの体の歪みの矯正)など等の効果を紹介しているのだけれども、気になる文言をひとつ見つけた。

<高気圧酸素カプセルはこんなところで利用されています。
・スポーツ関連施設 サッカー(清水エスパルス
・ゴルフ(ビジェイシン) 野球(巨人・工藤 早稲田実業・斉藤選手)
・モータースポーツ
・高級エステ マリア・デシオ(スキンケアの魔術師)など
・アーノルド・シュワルツネッガー マイケルジャクソン
・各治療院 クリニック
・レスキュー隊
・アンデス観測隊(文部省)>

ハンカチどころか、シュワちゃん、マイケル、さらにはアンデス観測隊と並べてくれますか!ここでエスパルスの文字を見つけるとは……ボヌールさんは目のつけどころが違うです。世界へ羽ばたけエスパルス。
取材後、日本では取り扱いが数少ないという白茶(はくちゃ)「No.57 White Tea Series」を頂く。これプレゼントにぴったりっす。

ドラム

2007-04-28 04:49:36 | Works
もうすぐ三社だから、ということでもないのだけれども、浅草・国際通り沿いの老舗・宮本卯之助商店の4階にある世界の太鼓資料館「太鼓館」を取材・撮影。太鼓といっても和太鼓だけではなく、世界各国・各地域の打楽器(ドラム)、さらには木魚までを所狭しと陳列し……というだけではなく、ほとんどの打楽器は実際に手に取って叩くことができるというなかなかナイスなミュージアム。和太鼓を叩いてストレス解消もオッケー、行けばスタッフの方が一緒にセッションしてくれるかもしれない。館長のカトリーヌさんに促されて取材班もセッションさせていただきました。あー楽しい。次の取材がなければもうちょっと叩いてみたかったな。
ちなみにこちらにはプロのミュージシャンも訪れるそうで、展示されているバラフォン(ブルキナファソの打楽器)は、もともとパーカッショニストの奥村恵子さんの持ち物だったそうだ。世間は狭い。またつながった。

選挙のキャンペーン

2007-04-23 20:13:27 | LB中洲通信2004~2010
昼から渋谷で、ドキュメント映画『選挙』想田和弘監督の取材。爽やかなナイスガイ、想田監督はニューヨーク在住なので、来日中の限られた時間の中、ものすごい数の取材を受けているそうだ。ということで我々に与えられた時間は30分。

この作品は、2005年秋に行われた川崎市議会補欠選挙に立候補した山内和彦議員(自民党)の選挙活動を追ったドキュメンタリー。字幕もナレーションもなく、山内さん、自民党、そしてニッポンの選挙が淡々と記録されていく120分。この“映画”から何らかメッセージを読み取ろうとすれば長く感じるだろうが、想田監督の話を聞くと、この120分という微妙な長さが監督にとって必然的だったのがよくわかる。選挙というのはお祭りで、自民党の選挙というのは日本各地に(都市部であろうが、農村部であろうが)村祭りを創出する。この映画もそのムラ祭りを疑似体験する仕掛けなのだと思う。この“タイム感”を再現するには監督にとってはショートバージョンでは意味がないのだろう(プロモーション的な意味はあるのだろうが)。

想田監督はそれを観察映画という。

メッセージ性はないというのは、ドキュメンタリー映画の取材でのお約束だが、最後に訊いた質問の答えはとても納得のいくものだった。観て、体験することでさまざまな切り口と思考が試されるドキュメントだと思いますです。もう少し取材の時間が欲しかったな。
取材の最後に“山さん”こと山内和彦議員にも登場していただいて撮影。
7月号に掲載予定。

画像は(c)映画班ムラ。

第7節 紙一重

2007-04-22 13:36:03 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
日本平で鹿島戦。
第三者的に観れば、スリリングで面白いゲームだったと思う。
特に前半は見所が多かった。ミドルを強く意識し、アグレッシヴに攻撃を構成した内容は今季、健太が志向する攻撃の形が垣間見えたような気がする。一方の鹿島も鋭いカウンターと低い弾道の正確なクロスで清水ゴールを脅かす。ディフェンスでも互いに気持ちを全面に見せたプレイと騙し合いを見せた。前半から鹿島らしいプレイを繰り返していた岩政に対する青山のプレイは若かったとも言えるが、それを失うにはまだ早い。もっと闘え。
それにしても鹿島の2得点が良すぎた。1点目は柳沢の良質なポジショニングから、2点目は献身的に動き続けるマルキーニョスから柳沢への完璧なパス。まったく無駄のないウイイレのような美しいゴールだった。

オズワルド監督「ホントに清水は徹底されたチームで、まあプラスベンチの駒が多くいるチームに対して、まあ勝ったということは非常に我々にとって自信になる試合でもあるし、プラスそのやっぱり試合全体の質を考えればホントに厳しい試合ってことはもう予想してたことで(中略)選手たちが一番今の勝ったことの意味っていうのを実感してるんではないかなと」(Sの極み 4月21日付)

良くも悪くも鹿島は相変わらず鹿島だった。J唯一といえる、清水とはまったく正反対の“伝統”とベクトル。鹿島との戦いは互いのサッカー観の争いなのだと思う。やはり鹿島は、清水にとってその正しさを証明する、乗り越えるべき壁なのだろう。

兵働「今日は試合前に監督から、決めるところをしっかり決めれば勝てるからという話を受けて試合に臨んだ」(J's GOAL 4月21日付

そういう意味で今日も紙一重の結果になってしまった。まあそれでもまったくネガる必要はないし、この日の前半に見せた闘いは今後に希望を持たせるものだったと思う。

オズワルド監督「何か新しいものに取り組むにあたって、勝つことによって積極的に取り組めるし、何をやるにしても積極的にいけるというところがある。(中略)勝つためにはこういうことを犠牲にしなければいけないし、やらなければいけないということを、彼らがわかったと思う」(J's GOAL 4月21日付

これは清水にも言えることだろう。結果が出ないからといってチャレンジを止める必要はない。

昨日にまさる 今日よりも 明日はもっと 倖せに♪

ということで。

ただ、昨季から開幕戦にかけて日本平を揺るがすような手拍子を呼んだ矢島コールが、この日はすっかり影を潜めてしまった。サポーターやファンは矢島に柳沢のようなプレイは望んでいないだろう(ポジショニング除く)。一刻も早く昨季の一番輝いていた頃の爆走を取り戻して欲しいものだ。

健太「できない選手に期待するよりは、できる選手に今後期待はしていきたいなという風に思ってます」(Sの極み 4月21日付)

ひとり音楽史

2007-04-18 23:59:36 | 漣流 sazanami-ryu
アポの後、午前中に荻窪へチェック用のインタビュー原稿を届ける。

昼過ぎからフジパシフィック音楽出版の朝妻一郎会長の取材。ポール・アンカのファンクラブ会長、石川島播磨造船事業部からニッポン放送のアルバイトを経て、音楽ライター、同社の音楽出版社パシフィック音楽出版(現フジパシフィック音楽出版)の立ち上げに関わり(社員第一号)、伝説の音楽誌『ティーンビート』の編集、さらにはモントレーポップフェスティバルも目撃、いろいろあって、現在問答無用のフジパシ会長という、何とも羨ましいとしか言いようのない60年代ポップミュージックの原体験者、ジャパニーズポップスの大立者。今回は漣健児さんと音楽出版についての取材だったので(こちらも今後に見通しがつくようなお話を聞くことができた)、あまりその辺りのことは訊けなかったのだけれども、この人も語るだけで音楽史ができてしまう人だ。その伝説ぶりはこちらに詳しい。

そういえば、ひとつだけ……森進一問題について見解訊けばよかったなァ……。

家に帰って今月号最後の原稿。

第6節 ほんの2、3分

2007-04-15 23:17:16 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
昼過ぎ、錦糸町に寄って皐月賞の馬券を買ってから武蔵小杉へ向かう。等々力競技場で川崎戦。

思えば清水は千葉戦の3得点、そして大分戦の2得点も同じような、わずか数分間のエアポケットの時間帯を作って得点していた。そのエアポケットに今度は清水が嵌まってしまったようだ。
同点、逆転されたほんの2、3分以外はかなり拮抗していた展開だったと思うが、あのような形の同点弾がなければ逆転もされなかっただろうという思いが強い。プレーヤーのコメントを読む限りでも、やはりあの瞬間だけは、千葉、大分相手にしてきたように、“魔の時間帯”を川崎に突かれて逆転されてしまったと見ているようだ。ミスはミスだが、こういうゲームは後に引きずらないことが大事だろう。タイミングが良いのか悪いのかわからないけれども、当事者の西部は代表合宿に初めて招集されてしまったが……。
岡ちゃんの初ゴール(ダイビングヘッド!)やフェルを中心とした前線での連携、児玉の魂のこもったスライディングなど前向きな見所も多かった。来週の対戦相手である鹿島がやっと初勝利を挙げて一息ついたのも好材料か(後ろ向きだけれども、スクランブル状態のチームは、どんなチームでも怖いので)。

それにしても川崎は「オレたちは強い」って“ネガティブ”なゲーフラをいつまで掲げ続けるのだろうか。強いことはもう十分すぎるほどわかっているんですけど……。

先週の柏戦よりはショックは少なかったが、それでも逆転負けで疲れて帰宅。
さ、仕事仕事。

2年経つ

2007-04-15 21:54:08 | Works
高田渡さんが亡くなって、明日4月16日でちょうど2年になる。
ということで、というか、ということだから、ということだろうけれども、CDJムック『高田渡読本』(音楽出版社)が送られてきた。どういう縁なのかよくわからないのだけれども(やはりご無沙汰のSさん経由なのだろうか)、大御所の皆さんに混じって、僭越ながら2年前に書いた拙文も収録して頂いているのでお奨めする次第である(バックナンバーを注文していただいてもいいですが)。
息子の漣さんはもちろん、中川五郎さん、田川律さんのようなお馴染みの渡語りの皆さんから、ギター職人の飯沼哲さん、風都市の石浦信三さんや渡さんの主治医でフォークシンガーの藤村直樹さんなどの話も収録されていて、かなり読みどころ多いです。

名曲列車

2007-04-15 21:16:40 | Works
金曜日。渋谷・百軒店街にある名曲喫茶ライオンの取材・撮影。
昭和元年オープンの老舗で、現在の建物は戦後に建てられたもの。それでも60年近く経っているので、とにかく雰囲気が素晴らしい。全盛期は昭和30年代のクラシックブームの頃。トイレや壁に残る落書きの数々が往時を偲ばせる。現在、地下と3階のフロアは消防法などのために使用されていないそうだが、それでも店内は結構広い。その広いフロアにびっしりと並ぶ座席は、わずかなボックス席を除いてすべて巨大なスピーカーに向かっている。その様は、まるで列車の中にいるような印象さえ受ける。貴重なスペースですな。画像は(C)湯川君。

ナビスコカップ予選第4節 8は残った

2007-04-12 02:19:59 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
いくつかアポと仕事の段取りを済ませて、夕方に静岡へ向かう。

予選リーグ突破のためにはもう負けられないだけではなく、勝たなければいけないゲームだった(四六時中「ゼッタイニマケラレナイシアイ」と呪文のように繰り返す某テレビ局のコピーとは違う)。先日の大分戦がそれまでの煮え切らない内容に光明が差してきたようなゲームだったので期待していた。
しかし勝てなかった。
オレも終わった瞬間はそれなりに気分が荒んだけれども、ゴール裏でサポーターから煽られた何人かのプレーヤーはゴール裏を睨み付けていた(スタンドからだいぶ離れた場所から挨拶していた)。2ちゃん情報によると岡ちゃんは泣いていたそうだ(確かにかなり凹んでいた)。これまで2回対戦して勝てなかった相手に対して思うところは誰もが同じだったと思うのだが……荒み具合で“想い”はわかるというものだ。野次も睨み返しも涙も否定はしない。ただ今日は結果だけが大事だったので、さすがに笑って拍手はする気だけになれなかったけれども。それがエンタテインメントに対する正しい態度じゃないか。

しかし奇跡はまだ起こるかもしれない。
勝ち点、得失点としては低レベルな争いを続けるグループBではもはや1位でしか予選突破の可能性は(ほぼ)ない。そこで星勘定だ。予選リーグ残り2戦の相手は現在首位の大宮。あくまでも清水の2連勝が前提なのだが、横浜と柏の対戦でどちらかが2連勝、もしくは1勝1分しない限りは、4クラブ(もしくは3クラブ)が勝ち点8で並ぶ可能性がある。2引き分けしてくれたら夢は広がりんぐ、である。ま、現在最下位で、勝ち点2しかないクラブが言うことではないのだが、とにかく清水が目指すのは大量得点による2連勝で、勝ち点8である。そして今度こそ、引き分けでも終わりだ。
ということでサポーター、ファンが夢見る願望と妄想のエンタテインメントは首の皮一枚残ったわけだが、問題はエンタテインメントするべき健太エスパルスが次の対戦・大宮2連戦の段階で、本当に(“チャンス”を与える、という形の)“テスト”が終わっているのかどうか。もちろんチームとして清水が成長し続けていることを信じて疑うことはないが、もはや、少なくとも、本当に、勝負のゲームでリスキーなテストは観たくないものだ。

西澤「ちょっと面白いプレーもできるようになってきた手応えもあるし、(中略)監督にも言われたけど「あとはフィニッシュだけだ」と、ホントその通りだと思うし。(中略)そのフィニッシュとラストパスの精度はちょっと……そこだけ、もうちょっと練習して頑張りたいと思います」(Sの極み 4月11日付)

もう少し、あと少しなのはよくわかるんだけどね。まあこういう試行錯誤を観続けるのも醍醐味って言えばそうなんだけど。15日の川崎戦ももちろん行く。

帰りのバスの中で大福を自棄食い。今日は実家で仕事することにした。

20年目の危険な話

2007-04-10 01:33:52 | LB中洲通信2004~2010
夕方から作家の広瀬隆さんの取材。
80年代後半から90年にかけて盛り上がった反原発の旗手である。時代のスターである。今も変わらず反骨の人である。そして時代を代表するベストセラー『危険な話』の刊行から今月でちょうど20年経つ。取材前に著書を読み直して、88年にリリースされたトークライブ(勉強会)のビデオを観直したけれども、どれも今もなお緊張感に溢れた“ライブ”だ。近現代の“長者”と政治の関係を綿密な分析のもとに描いた最新刊の『持丸長者』もとても興味深い内容。2月に刊行された第一巻は序章で、これから刊行予定の二、三巻が間違いなくスリリングに盛り上がるだろう。これも楽しみ。
今回の取材は、広瀬さんがあまり自分のことを語らない方なのでバイオグラフィ的なインタビューを試みたのだけれども、しかしことごとく「そんなことはどうでもいい、今の方が大事」とはぐらかされてしまった。まあそれもまた、あの“広瀬隆”らしい。構成が難しくなってしまったけれども。
20年前の“危険な話”は、今もなお“危険な話”である。そのこと自体はあまり言葉にはならなかったけれども、広瀬さんから不変、無私のスタンスを強烈に感じた。
6月号に掲載予定。

第5節 ギアチェンジ

2007-04-08 23:59:15 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
人は彼をジャスティスという。
いや、オレは言われるほど彼を酷い審判だと思ったことはないのだけどね。比較にならない紛い物がいくらでもいるし。今日で250試合達成だそうです。おめでとうございます。

都知事選・都議選補欠選挙の投票をしてから静岡へ向かう。
日本平で大分戦。去年のベストゲームのひとつであるホーム大分戦の再現を期待していたのだけれども、ゴールこそ少なかったが期待に違わない内容でほぼ完勝。昨年のアウェイ千葉戦を彷彿とさせた市川のレーザービーム、直後にJJが押し込み、3分で2得点。今節も児玉の献身的なオーバーラップは素晴らしかった。和道が入ったことで安定感を増した最終ラインから青山もスペースを逃さず飛び出していく。もちろん大分も良いチームなので時間経過が早い早い。ほとんど弛むことなく、緊張感に溢れた好ゲームになったと思う。
先週のナビスコマリノス戦の不可解な敗戦から、本来の姿を垣間見させてくれた。総力戦のための模索は今後も続くのだろうが、ベースに揺るぎがない限り大丈夫だろう。

シャムスカ監督「実際、どの試合でも勝利を我々は目指してますし、まあ今日は負けたんですけれども、なんか気分では……うちが弱くて負けたというイメージではなく、やっぱり相手が強かった、しっかりと練習を……トレーニングを積んで、ホントに良いチームだってことで、うちが弱くてそういう悔しい意味……そういう感じは一つも感じません」(Sの極み 4月8日付)

ようやくギアチェンジできたかも。序盤戦にして“本当に、絶対に、勝たなければならない”11日の柏戦も行く。

シャトルバスでスムーズに静岡駅まで着いたので19時のひかりに飛び乗って帰京。

新しいもの

2007-04-07 00:21:03 | LB中洲通信2004~2010
亀戸で浪曲師の国本武春さん取材。また近々転居されるそうなのだけれども、ご近所さんだったのだ。ということで、これまた最寄の有名店で前々から行きたいと思っていた珈琲道場「侍」亀戸店で、まずはインタビュー。カウンターの座席がロッキングチェアーで、ボックス席の座席も丁度いい感じ。撮影に使うには少々つらいが、落とし気味の照明は雰囲気がある。18時30分からはバータイムというものいい。これから使わせてもらおう。
丁度10年前に特集して以来のご登場となるので、まずはその後の武春さんの留学体験、7月のパルコ劇場公演、ザ・ラストフロンティアとのライブ、ブルーグラスへの想いなど等をお聞きする。古典芸能の永遠のホープである武春さんだから思うのだろうが、“「新しいもの」ばかり求めるな”という言葉には共感できた。
僕らは「次は何をやるんですか?」「新しいものを聞かせて下さい」と言い過ぎる。
京葉道路を渡って桜の並木で撮影(画像)。
6月号に掲載予定。

取材後、袴田さんと遅い昼食。最近の懸案を少々話し合う。

ナビスコカップ予選第3節 リスキー

2007-04-05 00:15:19 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
スカパーでナビスコカップ第3節マリノス戦。

青山「坂田さんに一発でターン決められるのを恐れて、スペースを与えてしまった」(J's GOAL 4月4日付

如何ともしがたい厳しい結果になってしまった。オーバーラップした青山が矢島へ決定的なパス、それを矢島が外した直後に2失点目を喰らってしまい、58分にしてほぼジ・エンド。ゲームの組み立て、プレーの精度、そして何よりも運動量を見る限りとてもビハインドを跳ね返せる状態には見えなかった。これほど酷いゲームは久しぶりなんじゃないだろうか(最初の5分間ぐらいはパスでいなす感じでよかったのだが……だが5分間では)。
フェル、藤本、和道を帯同させず、さらにベンチには枝村(怪我)、児玉、西澤と本来の“主力級”を温存したのが裏目に出てしまったとしか思えない。総力戦ができずに失速してしまった昨シーズンを教訓にした健太の意図はわかるのだが、総力戦を見越すには早すぎるし、このゲームを予選リーグ突破のための「勝負」と位置付けたにしては、リスキーな采配だったと言わざるを得ない。とても先週駒場で見たチームと同じチームとは思えない(いや、実際メンバーは違うのだが)、信じられないようなゲームだった。
これで早くも3節を消化して、予選突破のためには思いっきり自力で結果を残した上で、精一杯他力本願しかない。これもまた痛い。

それでも日曜日の大分戦は楽しみなんだから不思議。

兵働「それを言い訳にしちゃーダメだと思うし、やっぱり誰が出ても同じサッカーしなきゃいけないし、『あの3人がいなかったらできないのか』って言われるようじゃ話になんないから、そこはしっかり反省して……まああんまり引きずらないようにして、また切り替えてエスパルスらしいサッカーをやれるように心掛けたいなと思います」(Sの極み 4月4日付)

5月号

2007-04-04 23:35:09 | LB中洲通信2004~2010
中洲通信5月号到着。
今回はエコノミストの森永卓郎さんに経済以外の話をたっぷりしていただいた。熱心な読者の方やラジオのリスナーの方ならご存知のエピソードも少なくないかと思うが、テレビではうかがい知れないモリタクさんの一面が見えてきます。その他、新書を刊行されたメジャーリーグ審判員を目指す平林岳さん、コの字は相模原の「たちかわ」を紹介。隔月連載のJAZZ連載では米木康志さんに登場していただいた。今回の取材で米木さんが本田竹広さんと長く組んでいた理由が少しだけわかったような気がした。本当のピュアだよ、米木さん。
ということで、ご協力者の皆様ありがとうございました。続々発送中です。

次の特集用の資料を大量購入。

お参り

2007-04-04 23:23:29 | 漣流 sazanami-ryu
昨日はプロデューサーのKさんを始め、書籍制作チーム全員で浅草へ漣健児(草野昌一)さんの墓参り。雷門で待ち合わせし、お寺まで10分ほど。曇り空だったけれども、桜の木の下、身も引き締まる……か。

その後六区辺りへ向かい、居酒屋で酒。このチームで呑むのは初めてだったのだけれども、4、5時間ほど。浅草寺にはいやーな思い出があるのだが、この日の酒はよかったっす。