徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

第27節 関係ない話

2007-09-30 02:38:22 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
「W杯でクロアチアとも試合をしたけど、彼らは内戦で肉親をなくしたりしてる。そいつのがんばりと、この豊かでのほほんとしている、24時間コンビニが開いていて、うざったいとか言ってても暮らしている、この日本の若者のがんばりが一緒になるわけがない。そういうことを考えると、何かを超えていかないといけない」
岡田武史

岡ちゃんは日本のサッカー界でも本当に尊敬できる人物のひとりだと思うが、岡ちゃんの言っていることは、すでに「あしたのジョー」の矢吹丈対金竜飛戦で提示された戦後日本人男子の命題である。そこで丈は金竜飛の朝鮮戦争パンチをひたすら受けながら、自らの戦いを振り返り、自問自答を繰り返す。
イラクに、イランに、アルゼンチンに、クロアチアに、ジャマイカに、トルコに、オーストラリアに、そしてブラジルにパンチを浴び続ける日本も、やはり自問自答しなければいけない。安易に、目先の結果に惑わされてはいけないなと思う。

それはFC東京、神戸に手痛いパンチを喰らわされた清水にしても同じことである。
安易に、目先の結果に一喜一憂することはない。目標はさらに先にあるのだから。

それにしても、今年の川崎の件といい、去年の千葉の件といい、協会やリーグって怖いですネ。
これから強くなるクラブも潰されないように気をつけて欲しいものであります。

第26節 不貞寝、改めグローイングアップ再び

2007-09-23 23:36:23 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
味スタでFC東京戦。
芝のことは横に置いておく。

前半の早い時間に、立て続けにアンラッキーな失点をしてしまい、かといって決して一方的な内容だったわけでもなく、むしろ決定機は清水の方が多かっただけに消化不良な一戦。テルがコメントしているようにここ数戦と比較しても攻撃の流動性はあった。が、しかし。これで首位浦和との差が再び開き、下との差も詰った。おまけにガンバは引き分け、川崎も柏に惨敗した。この結果からも今季のリーグの傾向が、リアリズムに徹する浦和とそれ以外のクラブの自滅ということが明らかになってしまった。だからどうこう言うつもりは……とてもあるのだけれどもそれはすべてが終わってからにしよう。
これで連勝は止まってしまったわけだが、まあ、まだリーグは2ヶ月、8ゲーム“も”残っている。
どんなチームでも連勝というものはいつかは止まるものだが、こういうのはどのタイミングで、どんな形で止められたのかが重要なのであって、残り8ゲームというタイミングは、もうひと山あってもおかしくはないタイミングである。前節甲府戦ではあまりにリスクを避けた“若い”慎重な戦い方に、健太から喝を入れられたプレーヤーが、結局今節でも“若さ”を引きずってずるずると負けてしまった。しかしこの自滅気味な敗戦は、自分たちの戦い方を取り戻すための切り替えと開き直りをするタイミングなのかもしれない。残りは8/34。上位を追いかけるための数字としては多くはないが、決して少ないとも言えない。
上位3チームとの直接対決がきっちり残っている清水にとって、東京戦をひとつの区切りにした残り8ゲームは、健太と若いチームによる3年目の成長物語の最後を飾るにはちょうどいい数字だと思う。ここまで彼らは、サポーター、ファン、いや少なくともオレにとってはほとんど不満のない、(驚くべき)順調な成長曲線を描いている。それは誰が何と言おうと間違いないのだ。このストーリーは在京の、(ビジネスになる)特定のクラブを追いかけるマスコミだけを見ていたら決して見えてこない。
それにしても最後の最後の相手が、J最強のリアリスト、あの鹿島というのは最高のお膳立てではないか。
最後の8ゲームは、今年の成長を証明するゲームになる。見逃す手はない。

健太「ただ、まああと8試合ありますし、ここで気落ちしててもしょうがないんでね、最後の最後まで自分たちの可能性を信じてね、気持ち切り替えて戦ってはいきたいなという風に思ってます」「まだまだ……もう一つ、ワンランクレベルを上げていかないといけないかなというような感想を試合の後持ちました」(Sの極み 9月23日付)

しかし自転車は盗まれるわ(しかもアパートの自転車置き場で)、清水は負けるわ、散々な一日。こういうときは不貞寝するに限る。嫌なことがあるとどうしてこうも眠くなるのだろう。
不貞寝は気分転換の効果があると思うが、プレーヤーはゲーム中に不貞寝できないしな。

(ちょっとネガティブだったので改稿9月24日)

鬼門の関東シリーズ

2007-09-22 23:24:02 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
これから残り2ヶ月、鬼門の関東シリーズが始まる。

東京在住なので関東シリーズは行きやすいし、ありがたいのだが、健太以前の関東シリーズでは目も当てられない惨敗を何回も目にしてきた。国立でのマリノス戦、ナビスコカップでのヴェルディ戦……去年も9月の関東シリーズで千葉戦こそ完勝したものの、その後の鹿島、浦和戦に惜敗。関東シリーズは鬼門なのではないかとさえ思ってしまう。さらに去年の場合は淳吾、兵働の離脱という最悪のアクシデンドを招き、勝負どころで完全に失速してしてしまった。それだけに、今年こそは粘り強く戦って欲しいところだ。今年は、去年のように勝負の趨勢が決まったところで、ゴール板前で2、3頭抜いても仕方がないのだ。現在、残り9戦で8差、リーグ戦というのは何が起こるかわからない。しかし何が起こるかわからない位置にいなければ何も起こりようがない。
少なくとも現状を見る限り、去年のような脆さは見当たらないんじゃないか。何度でも書くが、今のエスパルスほどチームとして選手層が厚いクラブは少ない。健太の選手起用・交代もこれまで以上にゲームにフィットし始めた。不安要素は去年に比べたら格段に少ない。
まずは11月を最高の状態、状況で迎えて欲しいのだ。そのときに健太エスパルスがどういうチームなのか、エスパルスがどういうクラブに育ったのか、すべてが明らかになる。
ま、それまで勝ち続けなければ意味はないんだが。
まずは明日23日、味スタでFC東京戦。

森山さん

2007-09-18 19:36:37 | 漣流 sazanami-ryu
朝までにLB11月号の原稿をメールし(今月は連休が多すぎて締め切りが早い)、すっきりしたところでさらに原稿。

昼過ぎに事務所の方から連絡が入り、ようやく念願の森山良子さんの電話取材。60年代中頃のカレッジフォークの時代、『この広い野原いっぱい』の頃から日本人初のナッシュビル録音あたりを中心に話を伺う。
さすがにこれで最後の取材かも。
デリシャのハイヂさんからも、最後の日々を物語るメールを提供していただいて、この期に及んで構想が広がってくる。あとは本当に原稿だけ。
原稿だけ……。

+3 only

2007-09-15 23:38:27 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「だから非常に複雑です、今は」(Sの極み 9月15日付)

日本平で甲府戦。午前中は雨だったようだが着いた頃には入道雲がいい感じ青空に生えていて雰囲気はいい。ただし日差しは強いし蒸し暑い。座っているだけでいやーな感じで汗ばんできて体調まで悪くなりそうだ。もちろんピッチレベルはそれどころではないのは容易に想像できる。健太が複雑になるほど悪い内容ではなかったと思うが、ちょっとつまらないミス、パスミスが多過ぎた。しかしそれも前後半の立ち上がり10分、15分ほどで、あとは現在の順位を証明するように、概ね清水ペースの完勝だったように思う(もう少しきっちり決めていれば前半から楽になっていたのだろうが)。「キレがない」ということで交代した兵働はまた体調の問題なのか。不可欠な存在ではあるが、昨年のように限界まで無理をさせる必要はない。まあ終了間際とはいえ、代わって入った(純平がアシストし)枝村がゴールを決めたのだから上出来。
甲府のゴール裏で「+3only」と書かれたゲーフラを見つけた。甲府にとっても、清水にとっても、今大事なのは「+3only」なのだ。こんなところではまだ負けられない。次は来週、味スタ、FC東京戦。とっとと帰京、そして原稿。
これでひとまず、心置きなく今週の原稿地獄に突入できます。

サザナミ流関連で探していた一級資料をようやく入手。あ~これで進められる…。

小山さん

2007-09-13 01:13:14 | 漣流 sazanami-ryu
シンコー・ミュージックで永く広報を務めていた小山恭永さんの取材。急遽小山さんから連絡があり、取材開始時間を早めて欲しいということでタクシーで駆けつける(こういうときにホント亀戸あたりは便がいいと思うんだが)。しかし、結局、せっかく時間を早めたのに3時間近くお話を伺うことになってしまった。すみませんです。おそらくまだまだ聞き足りない、話し足りない感じがするのは、小山さんが草野さんの“直感”をよく知り(その“勘”で小山さんはシンコーに入社した)、60年代から70年代のシンコーを知る、現場の人だったからなのだろうか。とても感動的な話を聞けた。3時間近いお話をほとんど笑顔で語ってくれた小山さんの話で、本当に背筋が伸びた。
やっぱりまだお話を伺いたい人がいる。ぎりぎりまで粘ることにしよう……。

花柳幻舟・長谷川きよし『無学盲目体当たり』(話の特集)、朝妻一郎・木崎義二・秋山邦晴『ビートルズその後』(主婦と生活社)購入。

谷さん

2007-09-12 01:25:57 | 漣流 sazanami-ryu
渋谷でラジオディレクターの谷朝美さんの取材。漣健児が生前最後に出演した坂崎幸之助「K's TRANSMISSION」(NACK5)のディレクターさんである。番組の成り立ち、出演時のようすなどをお聞きする。なかなか重要なエピソードになりそうだ。いよいよ取材も大詰め。

番組内容の話やこれまで番組に呼んだゲストを伺うと中洲通信との共通点が少なくない。坂崎さんもいつかナカスに出てもらいたいものである。

#46 厚生労働相

2007-09-11 22:32:25 | 暴言・失言・珍言備忘録
「名前を『家庭だんらん法』にしろと言ってある」(舛添要一厚生労働相)

昨日、露出度の高い服を着て飛行機に搭乗しようとした女性客をアメリカの航空会社が搭乗拒否したというニュースが流れていた。まァワイドショーでは冗談めかして伝えていたが、こういう搭乗拒否の発想の行き着くところは、どうしたって国民服であり、人民服である。そして、やはりそれはジョージ・オーウェルの『1984年』の世界である。
そして日本でもへんてこなニュース。言い替えはともかく、何でわざわざ「家庭」の「団らん」まで法律で定められなければならないのか。健康増進法並に意味不明な、余計なお世話な法律である。
個人的な不快でしかなかったものが、ヒステリックな声で叫ばれ、いつの間にかどこかにいる「みんな」の不快になってしまう。心のどこかで、そう思っていた人々はそれを「当然かもしれない」と受け入れてしまう。そしてそれがいつの間にか「常識」になる。
法律はそんな庶民の揺れ動いていた感情論(それを人情と呼ぶ)の担保になる。担保になった法律によって僕らの感情はもう揺れ動かなくなってしまう。揺れ動くのが人間ってもんなのに。

これも80年代ブームだからか。

ヤダネェ~(風藤松原風)。

ユーリズミックスが聴きたくなった。

送る会

2007-09-11 13:45:42 | LB中洲通信2004~2010
月曜日、その2。ニューオータニで開かれた阿久悠さんを送る会。半分取材という気持ちもあるのだけれども、やはりこの日は参列者のつもりで行った。
これまで2回か、3回か、阿久さんには取材している。手前味噌だけれども中洲通信のこともなぜか気に入っていただいていたようだった。昭和を代表する作家だし、ものすごい大御所なのだけれども、敷居はとても低くしていた人だったような気がする。
エレックレコードの萩原克己さんがいらっしゃっていたので立ち話。見渡す限り、業界人勢揃いですね。袴田さんのレポートは11月号に掲載予定。

その後、赤坂でホッピー。気がついたらなぜか浅草。飲み過ぎだ。

村上さん

2007-09-11 13:20:34 | LB中洲通信2004~2010
月曜日。麻布十番でジャズ・ドラマーの村上寛さん取材。昨年28年ぶりにリリースしたというリーダーアルバムの話から浜町の子供時代、第一回ライトミュージックコンテスト(ロック部門)に出場し、本田さんと出会ったというエピソード、そしてネイティブサン時代などを語っていただいた。力が抜けていて自然体な東京っ子である。と言っても2年前に聴いたGATE ONEのCD発売記念ライブでの村上さんのドラムはかなり熱かった記憶がある。特に「ラブミー・テンダー」のスネア一発は忘れがたい。キメるところはキメる人なのである。
11月号掲載予定。

そういえば先週GATE ONEに行ったときに聞いたのだけれども、CDがようやく完売(店内分)したそうだ。めでたい。

うどん

2007-09-09 12:38:10 | LB中洲通信2004~2010
土曜日。コの字取材で夕方から中野・十貫坂上にある讃岐うどん屋さん「四国屋」。
何となく恰幅の良い世良正則さんといった感じのご主人(保証はしないのでそれ目的に行かないように)に、うどんの世界を熱く語っていただく。讃岐の恐るべき文化であるうどんの世界は奥深い。それにしても美味いのは当然だとして、かき揚げのインパクト、想像以上のヴォリュームに負けそうになる。中野駅からバスで5分ほど、十貫坂上は住みやすそうで、便利だし、いい町だなあ……。11月号に掲載予定。
取材後、北野さんと沼袋の取材候補店へ下見を兼ねて呑みに行く。22時頃まで。

そして前日撮影したメモリーカードを忘れてしまったので、今晩もGATE ONEへ向かう。この日は祐生薫(p&vo)、橋本信二(g)、後藤輝オ(ts)、トオイダイスケ(b)、小泉高之(dr)。最後の3、4曲ほどしか聴けなかったけど、久しぶりに信二さんのロッキンなリードが聴けた。エウ・チ・アモールが聴きたくなったなァ。
さすがに今日は早々に帰る。

山田太一『飛ぶ夢をしばらく見ない』(新潮文庫)、菅野拓也『ザ・テレビ人間』(朝日新聞社)、日本放送作家協会・編『放送作家 華麗なる虚空に刻む』(水曜社)、坂本照明『星空の旅人 坂本九』(文星出版)、『喜納昌吉1948~2000 流れるままに』(エイト社)など購入。

『ザ・テレビ人間』(昭和61年刊)のインタビューは、いかにも往年の新聞記者による、往年の新聞インタビューといった感じで、最近、こんなインタビューはなかなか読めない。もうね、取材の姿勢、文章の“作られ方”が全然違うという感じなのである。20年前はまだある意味、幸福な時代だったんだなァと思う。

ライブ

2007-09-09 12:36:25 | LB中洲通信2004~2010
金曜日。LBのJAZZ連載取材で村上寛さんに直接アポを取るべく、久しぶりにGATE ONEへ。
この日のメンバーは大口純一郎(p)、橋本信二(g)、岸徹至(b)、村上寛(dr)、梶原まり子(vo)。20時近くにやってきた村上さんに説明の上、「ネイティブ・サンは取材で完全制覇します!」ということで取材の了解を得る。袴田さんのインタビューは後日ということで、この日はライブの撮影。
「アマゾナス」「スピーク・ロウ」が素晴らしく熱かった。ホントに久しぶりということもあるのだけれども、やっぱりライブがいいよ。
ライブ終了後、前回登場していただいたに大口さんにお礼を言い、熱く語ったあと(大口さんはクールだけれども熱い人である)、何となく結局2時頃まで。

記録するということ/佐藤真

2007-09-06 19:50:05 | Documentary
ドキュメンタリー映画監督の佐藤真さんが亡くなった。以前から、彼と一緒に仕事をしていたツースリーのムラから佐藤さんの話を聞いていただけに、取材をお願いしていなかったのが悔やまれる。ドキュメンタリーは作る側は困難な時代だけれども、伝える方もなかなか難しい時代だ。オレがドキュメンタリー系の映画監督に話を伺うときに決まってする質問があるのだけれども、それを佐藤さんにも訊いてみたかったと思う。
ドキュメンタリー映画というのは記録するものなのか、それとも表現するものなのか、それは難しい問題である。

強迫神経症な時代は、本当に生きづらいね。

山田太一『昼下がりの悪魔』(冬樹社)『捨てた夢プレイバック「ふぞろいの林檎たち」より』(飛鳥新社)、長谷部宏「THE BEATLES in MY LIFE』(シンコー・ミュージック)、『Princess Princess Sighs and Wonders』(ソニー・マガジンズ)『Princess Princess』『Princess Princess1986~1996 Hello,Good-bye』(シンコー・ミュージック)、甲斐バンド『らいむらいと』『地下室のメロディ』『マイ・ジェネレーション』購入。

それにしてもプリプリの記録されまくりぶりは凄まじい。さすがシンコー。

ドラマの70年代

2007-09-06 19:23:54 | LB中洲通信2004~2010
水曜日。渋谷で脚本家の山田太一先生の取材。
只今毎朝、CSのホームドラマチャンネルで木下恵介アワーが放送されていて(現在『二人の世界』『太陽の涙』放送中)、先月はTBSチャンネルで名作『高原へいらっしゃい』(田宮二郎版と佐藤浩市版が続けて放送されたのだけれども、あれではリメイク版が気の毒である)が放送されていたりして、ここのところ山田太一の世界にどっぷり漬かる毎日なのである。70年代にも増して、80年代に猛烈な勢いで名作を連発していく山田太一先生なのだけれども、正直80年代はリアルタイムではあまり観ておらず、むしろ70年代ドラマの方が愛着があったりする。山田作品に限らず、やはりテレビも映画も、ドラマの黄金時代は70年代でしょう!と思う。
「馴れ合いは好きではないけれども、(70年代は他の脚本家との)連帯感はあった」とのこと。渋谷の街からドラマ作りの厳しさ、時には現在のテレビドラマの世界への苦言も交えて、予定の1時間を少々オーバーして話を伺った。
11月号特集で掲載予定。

もろもろ

2007-09-04 23:21:52 | Works
LB次号特集インタビューの場所決めがなかなか決まらずに四苦八苦する。どこも一長一短で、さらに個室(半個室)、カメラOKの条件も加わるので、なかなか難しいのである。
昼過ぎにシンコー・ミュージックにお願いしていたダビングテープを受け取りに行く。また、なかなか入手できずにいた『漣健児カバーポップスの時代 ルーツはシックスティーズ』(バーン・コーポレーション)をついにお借りする(こういうのは自力で集めたい性分なんだが)。CDと本は山積み、書類は方々に吊るしてあるし、これでますます仕事部屋はジャングル状態っす。

急いで家に戻り引き続き場所決めのアポ、さらにサザナミの追加コメント取材アポも怒涛の勢いで取り始める。時間がないと思うと余計に熱が入るのな……。
これから明日の取材の準備……の前にすっかり締め切りが過ぎていた原稿を一本。別件のアポも全然取れてない。うぎゃー。

山田太一『十二の世界を聞く』(潮出版社)『銀座24の物語』(文藝春秋)『親ができるのは「ほんの少しばかり」のこと』(新潮文庫)『岸辺のアルバム』(角川文庫)、長谷部宏『50 ROCK GREATS ロック50の肖像』(シンコー・ミュージック)など購入。