徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

留任決定

2009-09-30 02:27:34 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「まあ復活という……3Rというネーミングで、まあリバイブというところはできたんじゃないかなという風に思いますけど。(中略)選手も良くついてきて、やっぱり一緒にもう一度エスパルスを強いチームにというところでは頑張ってくれたという風に思ってますから、それがなければできなかったという風に思ってます」

Qクラブとして来季長谷川監督に求める具体的な目標設定は?
早川巌社長「具体的な目標設定っていうのは、今年ここまで来ちゃってますからね。もし言えっていうんなら高い目標になりますよね(笑)」
Sの極み 9月29日付)

長谷川健太監督の来季の留任が早々と決定した。
もちろん来月から選手の移籍交渉が解禁されるということもあってこのタイミングに発表することになったのだろうけれども、まあ、ここ3年、そして今季の現在までの成績を考えれば当然といえば当然。もう、今のJリーグで一番まっとうで正しいチームというのは健太と清水エスパルスしかないわけで、あとは結果さえついてくれば、これはもう圧倒的に、愚痴は言えても文句は言えない正義なわけである。
5年前、落ちるところまで落ちて健太が監督に就任することになって、オレは清水が変わることを予感した。このブログの半分程度は清水エスパルスで出来ていて、その正義について書いている。まあリアル社会で正義や正論ほど怪しいものはないんだけれども、スポーツというのは実に代替行為だと思うわけです。
エスパルスが生き残ってくれて良かったよ。そして正義でいてくれることを誇らしく思う。

まずひとつ/第27節神戸戦

2009-09-28 01:24:12 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10

アウスタで清水対神戸。13時キックオフということで、まだ暑いっす。

確か記憶では健太は「打ち合いになる」とコメントしていたように思うが、やはり予想通りの肉弾戦。ゲームはなかなか動かない。
しかし後半10分、キムナミル(金南一)の退場で、状況としてはいつ先制点を奪うかという展開になった。10人になった神戸はゴール前に2つのラインで強固なディフェンスを敷く。これがなかなか崩せない。こうなると最終兵器はミドルシュートかセットプレイ……ということで、淳吾のCKからGKの弾いたボールを引いていたイチが叩き込むという、これしかない流れから先制した。対神戸戦というのは、どこまで行っても先制点勝負なので、ゴールの瞬間、残り時間が10分以上あるにもかかわらず「勝ったあああああああああああああああああァ!」と叫んだのは言うまでもない。マジです。

ついに単独2位、鹿島との勝ち点差1ポイント
そして残りゲームは7。

大宮、山形、そして神戸と、対堅守速攻3連戦を3連勝で凌いだ清水。
スカパー!の解説で山野さんも言っていたけれども、この3戦“苦しみながら”も連勝してきた経験はプレッシャー、もしくは過信を持たずに広島戦に向かえる良いステップだったんじゃないかと思える。
神戸戦も、意外にも観ていて胃が痛くなるようなことはなかった。アウスタ=日本平の力を再認識することができたし、プレーヤーも多少の硬さはあったものの、幻想を持たずに自分たちの闘い方が出来ているってのが素晴らしい。まあ、イチが言うようにこれから一戦一戦、ゲームの重みが増してくることも間違いないだろうけれども。
それにしてもこの週末は、いい週末だった。

次は来週10月3日、再びアウスタで広島戦。
大一番には違いないのだけれども、これからの7戦はすべて大一番なのであります。

駅南酒場で祝杯をあげてから帰京。
今年の残り三ヶ月はいろんな意味で激動になりそうだな…。

原曲?

2009-09-24 13:56:56 | Music
「The Day After Peace」を観ていたら、エンディングテーマがケラ氏畢生の舞台「カラフルメリィでオハヨ」の名エンディングテーマ<僕たちは100年後にはもういない、いたとしてもかなりヤバい。いつか死ぬ、きっと死ぬ。人間の死亡率100%♪>と同じだった。もちろん「カラフル」の方はケラさんの訳詩(意訳、替え歌)なわけだが、これがもともとの原曲なのだろうか。
今更ながら、知っている暇な人がいたら教えて下さい。

カラス

2009-09-22 03:53:56 | 素日記
昨日までは猫の鳴き声が物凄かったのだが、今晩はカラス(ハシブトガラス)の鳴き声が凄い。何が凄いって、どう聞いても4、5羽が大声で井戸端やってるとしか思えないヴォリューム、リズム、メロディ。
いいことでもあったかね。

ちなみにカラスは吉兆らしい。
亀戸に幸あれ。


2000日まで

2009-09-22 01:39:58 | 素日記
今日でブログの開設から1955日。
2000日まであと45日。
ようやく100000PVまであとわずか。
この間、エスパルスの監督は4人替わりました。
いろいろあったなあ…。

我ながら良く続いているので、今更止める気失せました。

人間バーベキュー/VIBRASTONE

2009-09-22 00:39:57 | VIBE RHYME

まだ子供で いろんな事が よく わからないような頃に
教えられた正義の イメージ は何なんだ(何なんだ)
あと何年経ったら世界は平和に
とにかく自分に関係ない
だから感情移入できない(戦争反対)
電気を消した部屋の 真ん中でビデオが未来映してる
隣の庭では今夜はパーティー
肉の 焦げる匂い(戦争反対)
オレンジ色の炎の中の黒い塊
ドサッと崩れる 
その時プリントアウトされたバーベキュー

政治家はゴルフが大好き ゲートボールはやらない
炎天下の土埃と緑の芝生と どっちが楽しいかぐらい
(オレはそんなことちゃんとわかってるよ)
ホントは ゴルフがしたい
ホントは ベンツに乗りたい
ホントは 芸者囲いたい
タダでグリーン車に乗りたい

土地だって 株だって 入学だって
シャブだって コークだって ヘロインだって
警察だって 何だって 金だって
教えてくれたお礼に マジだよ
火炎放射器
このぐらい やんなきゃ気が済まない マジだよ
ホントにやんなきゃ気が済まない

人間バーベキュー

まだ子供で いろんな事が よく わからないような頃に
テレビで観たニュースの イメージが よみがえってきた(よみがえってきた)
よみがえってきた(よみがえってきた)
よみがえってきた(よみがえってきた)
よみがえってきた(よみがえってきた)
まだテレビがモノクロだった 夏だった
とにかく自分に関係なかった
だから感情移入できないんだ
電気を消した部屋の真ん中であざやかなブルーで揺れている
窓は 開いてて 月が 夜を 少し 明るくしていた
オレはあいつが大嫌いなんだ
ダメだ スイッチが壊れた
同じ画しか映らない

人間バーベキュー
人間バーベキュー
人間バーベキュー
人間バーベキュー
人間バーベキュー
人間バーベキュー
人間バーベキュー
人間バーベキュー

政治家は名誉が大好き ボランティアはやらない
運転手や元の秘書や妻や弟
そんなのインチキなぐらい インチキなんだよ
(オレはそんなことぐらいははっきりわかってるんだ)
ホントは 奴隷(※)が欲しい
ホントは 差別(※)していたい
ホントは あいつ殺したい
VIPでえばりたい

フジだって 朝日だって 歌手だって 医者だって 坊主(※)だって 神様だって
子供に跡を継がせるってことは おいしいからってことだぜ(オッケー)
火炎放射器
このぐらいに 文句はないはずだ 動くな
天国と地獄 どっちに行きたい?
人間バーベキュー

柔らかいし美味しいし
黒コゲならガンになる
オレの好きなバーベキュー
この肉には味がある
柔らかいし美味しいし
黒コゲならガンになる
オレの好きなバーベキュー
この肉には毒がある

人間バーベキュー

「Vibra is Back」「ENTROPY PRODUCTIONS」参照
※「ENTROPY PRODUCTIONS」では音声消去


ウノセロ、再び/第26節山形戦

2009-09-19 23:56:35 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
フローデ「ホントに今びっくりしてるというのが正直なところで、今(勝ち)点差が4点ということですけども、まあシーズンも一時期鹿島と17点差ほどあったかと思いますが、それが今の段階になって4点差しかないというのは非常にびっくりしてます」(Sの極み 9月19日付)

スカパー!で、「山形対清水」。
大宮戦に続いて、予想通り内容的には渋いものになってしまったが先制点を奪って、(追加点を狙いつつも)きっちり守り切るというゲーム運びは徐々に形になりつつある。相手が相手だし、状況も状況だし、アウエイだから、これでいいのである。次の神戸戦もおそらく胃が痛くなるようなゲームになるだろう。
しかし、オレたちには「勝つしか道はない」のだから、それでいい。
ウノセロ。痺れるようなゲームというのは、そういうゲームだ。

そして暫定ながらも、ついに2位
こちらも暫定ながらも鹿島との勝ち点差、ついに4ポイント

残りは8ゲーム。
次は9月27日、アウスタでヴィッセル神戸戦。痺れるような2ヶ月にして欲しい。
2ヶ月後、オレは、きっと佐藤藍子になっているだろう。

9年目にして

2009-09-19 23:01:55 | 素日記
九段会館で吉川と皿田君の、入籍9年目にして結婚披露宴。
(張本人らしい)杉本さんに何を言われたのか結局わからんままなのだけれども、社長の葬式以来で懐かしい人と再会大会。阿知破さんとは物凄く久しぶりに会ったような気がするのだが、何だか見た目が変わってない。
吉川とはほぼ同時期に入社して20年以上の付き合いになるわけだが、久々に女っぽかったな……まあ、そもそも女なんだが。

披露宴にはボクシング関係者も多数出席していた。中洲通信でボクシングの記事を書いてもらったのは何年前だっけ? あれも彼女がボクシング界で活動する足がかりのひとつになった記事だと思うけれども、ここまで人脈を広げて、深めるのは彼女の稀有な才能だよなァと再認識した。皿田君も現在在籍しているH社で活躍しているらしいし、実にアクティヴで社交的なカップルなわけである。
今更何なんだが、おめでとうございます。

山形戦があるので二次会はスルーして帰宅。
出田さんや古矢さんはまだ飲んでるだろうが…。

勝ち続けるしか道はない/第25節大宮戦

2009-09-13 03:40:21 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「勝ち続けるしか道はない」(Sの極み 9月12日付※岩下のコメントより)

今日はアウスタに行けずスカパー!で清水対大宮戦。
第1節のゲーム後に湯浅某に言われるまでもなく、大宮戦というのは膠着した内容になりがちなわけで、内容云々を期待する方が間違っている。現地で見た人間によるとピッチのあちこちで小競り合いやラフプレーがあったようだし、大宮はそういうチームだし、大宮戦というのはそういうゲームになる。
それにしては前半はお互いアグレッシヴに闘ったし、シュートシーンも多かった。あの45分は、どう観ても、清水は不可解なナビスコ敗戦、大宮は前節の鹿島戦快勝をイメージしながら闘ったからだろう。フローデのゴールは美しかったし、テルは高い位置でボールを奪取し、2本もシュートを撃った。前半は意外にも面白かったのだ。
あれは幻だったのか。
後半はお互いに、現実に立ち戻った戦いを見せた。
ハーフタイムで素に戻っちゃった、というか。
てか、いつも通りの大宮戦じゃん、というか。

ただし、互いに消し合う膠着した内容とはいえ、タクがフィットしつつあるためにテルの自由度は格段に上がっている。フィールド上のポイントが2ヶ所に増えたために自動的に前線やSBの自由度も上がって(負担が減って)いるように感じる。その意味で今季のチームには戦術的にも戦略的にも伸びしろがまだまだあるのではないか。フローデとタクへの対策を打ち始めた他クラブにとってテル(やタク)のハーフライン前後の高い位置でのボール奪取と展開は、さらに脅威になると思う。
ひとまず勝ち点3は着実に積み上げた。ナビスコ敗退の喪失感について、そしてタイトル争いの終盤10ゲームに向けて、結果を出す以上の薬はないのだから、内容はともかく、これでいいのである。

このあとアウエイ山形、ホーム神戸という難敵との対戦が控えている。特に神戸戦は大宮戦のような内容になることは必至で、実に嫌な相手である。
しかしタイトルのために勝ち続けなければならない。「勝ち続けるしか道はない」のだ。
ゲーム後の岩下のインタビューは観ていて熱くなった。

岩下「まあホントナビスコがね、なかなか……納得のいく結果じゃなかったですし、まあそのピッチにも立てなかったっていう不甲斐ない結果に終わってしまったっていうのに対して、チームに対してもホントに迷惑掛けましたし、もちろんナビスコ(決勝)でリベンジするっていう気持ちもあったので……まあでも終わったことはしょうがなかったので、まあ切り替えてやるしかないですし(中略)まだまだ満足してはいけないですし、まだ僕らはホントにタイトル取るためにやってますし、ACL圏内目指してやってるので、まあそれを成し遂げてからだと思うので、まだまだホントに次に次にってどんどん切り替えてやって行けたらなと思います」(Sの極み 9月12日付)

鹿島対川崎のノーゲームについて。
あれは本当に天候の問題だけだったのだろうか。
とにかく、もう鹿島スタジアムで19時キックオフのゲームは金輪際止めていただきたいものである。

それほど改善が見られたとも思えない鹿島にとってこの裁定は本当にラッキーだったのか、川崎にとっては例えこれから決定する再ゲームが後半30分からのキックオフであっても、ただでさえ過密なスケジュール的にもアンラッキーには違いない。
まだまだ、わからんね。ナビスコもリーグも。
ナビスコを仮に東京が勝っちゃうのも癪なんだがリーグの清水戦、決勝の直前なんだよね……。
アウスタは最高に盛り上がると思う。