徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

バランス/麗蘭2006 [明日の為に、今日もある。]

2006-12-27 05:23:10 | Music
日曜日。SHIBUYA-AXで麗蘭2006 [明日の為に、今日もある。]
まずは麗と蘭、ふたりでアコースティックセット。1曲ずつ早川さんを呼び、北澤さんを呼び、いくぶんまったりした感じでライブが始まる。それが『あこがれのSouthern Man』『アメリカンフットボール』『今夜R&Bを…』から『時代は変わる』で、いつもの緊張感のある流れになり(この4曲だけで1時間いっちゃったか)、チャボのThe Times They Are A Changingの叫びに間髪置かず『Get Back』、そして『ミュージック』という必殺のジャンプナンバーで一気に空気が変わったように感じた。実はここまでで本編終了なんだが、もちろんその後はアンコールという名の第二部である。ということでここからオーディエンスの声も出る出る。アンコールでは麗蘭初の『雨上がりの夜空に』も飛び出して、これも当然盛り上がる。一瞬RCのライブを観ているような気分になった。それはもちろん公平の華やかでファンキーなフレーズがあってのものだけれども。要するに麗蘭というバンドとオーディエンスが辿り着いた絶妙なバランス。

今回は何だかちっとも「長く」は感じなかった。それでも3時間。まあ「明日の為に」という感じがしないでもなかったが。磔磔も盛り上がるだろうなあ…。

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2 コメント

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Unknown (Blue)
2006-12-27 22:04:00
ご無沙汰しております。やはりあの場にいらっしゃったのですね。

バランスかぁ…。何だかライヴで私が感じたものがとても簡潔に、しかも的確にまとめられたような気がします。

>この4曲だけで1時間いっちゃったか
確かに(笑)。でも、我々はもう慣れっこなんで、全然長く感じませんねぇ。
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Unknown (編集人)
2006-12-28 00:13:09
どーも。Blueさんのライブ評も読みましたよ。確かに一体感はありましたよね。
あと、やはり清志郎の件は予想以上にチャボのステージングにも影響してるかなという感じがしました。単に快気祈念で「雨上がり」なわけではなくて、スピリットを託された(引き受けた)感じですかね。という意味の清志郎的なバランス感覚も感じたということでもあります。だから公平の役割もこれまで以上に重いかなと。

4曲1時間はまったく長くは感じませんでしたね~。『Southern Man』と『アメリカンフットボール』で1時間でもオッケーですが。それぐらい公平にもっと弾いて欲しいもんです。
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