徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

BNフェアその後(転載)

2010-08-01 10:15:12 | LB中洲通信2004~2010
6月に東京・ジュンク堂書店新宿店で行われたバックナンバーフェアも好評のうちに無事終了し、早1ヶ月が経ちました。多数のお客さまに、書店でバックナンバーを手に取って読んでいただくことができ、編集部一同、感謝感激でありました(ジュンク堂書店新宿店様にも大感謝!)。今回はバックナンバーフェアで反応の良かった特集号、ベスト3を紹介します!

1位 30周年大感謝号(2010年3月号)
2位 いぶし銀な男たち 寺島進(2006年6月号)
3位 ラジオマニア非公式ガイドブック(2003年7月号)

さすがに書店販売はしていなかった「大感謝号」(2010年3月号)の反応が一番良かったようで、堂々の1位(予想通りかな)。続くのが現代の名バイプレーヤー寺島進さんの迫力ある表紙が目を惹いたか、「いぶし銀の男たち」(2006年6月号)。こだわりの逸品ともいえる寺島さんのスカジャン姿がサイコーです。一方、意外だったのが「ラジオマニア非公式ガイドブック」(2003年7月号)が3位にランクイン。東京のラジオの顔とも言える高田文夫先生や吉田照美さん、さらには今なお深夜のラジオ王として君臨する伊集院光さんのギャラクシー賞受賞直後のインタビューも掲載されている、かなり力の入った特集号です。
その他、「盛場伝説 新宿ゴールデン街」(2002年11月号)、「江利チエミふたたび」(2003年1月号)、「SIONという生き方 そのままで」(2005年10月号)、「100周年とは何か? みうらじゅん」(2003年11月号)、「愛の行方 趣味で生きる人 ピーターバラカン」(2008年1月号)などの特集号の反応が良かったようです。やっぱりみうらじゅんさんやピーター・バラカンさんは表紙のインパクトかなあ…。もちろん内容にも自信はありますが。

本誌は現在休刊中ですが、バックナンバーとはいえ今でもLB中洲通信に興味を持ち続け、また実際に手に取って読んでいただける読者の皆さんが少なくないというのは、本当に編集者冥利につきます。今後も何らかの機会がありましたらバックナンバーフェアを企画していきたいと思っております。
読者の皆様、ご関係者の皆様、今回はありがとうございました。

バックナンバーの在庫は本誌HPでご確認の上、編集部にお問い合わせ下さい。

いつもの事情

2010-05-13 02:13:13 | LB中洲通信2004~2010
続いて業務報告。

ナカス復活の件ですが、当初の予定は6月下旬だったのですが、諸般の事情…というよりも、(わかる人にはわかる)いつもながらの事情で、もうしばらくズレ込むことになりました。詳細が決まり次第、このブログでも報告するつもりだったのですが、秋にナカス関連のビッグイベントが控えていまして、そちらの動向次第という感じになるかと思います。ということで予告していた別ブログの始動も今のところは未定です。ほったらかしにはしませんが。
まあいろいろと考えるところはあるのですが……いつものことですけどね。

本日よりバックナンバーフェア

2010-05-01 01:02:10 | LB中洲通信2004~2010

5月26日とインフォメーションしながら延期になっていた「LB中洲通信」のバックナンバーフェアが、ジュンク堂書店新宿店様のスペースをお借りして本日5月1日から始まります。市販されなかった大感謝号も並ぶと思いますのでこの機会に是非是非手に取ってご覧下さい。
開催は5月下旬までとのことです。

ジュンク堂書店新宿店
<中洲通信バックナンバーフェア 8Fエスカレーター横>

また別サイト<LB中洲通信presents リンドバーグ藤堂和子とSTAFFブログ>もスタートします。まだ試用運転てな感じなので内容はアレなんですが、ここからも情報を発信していきます(本格始動は6月下旬を目指しています)。
Twitterでそれなりに盛り上がるweb方面ですが、やっぱりblogから始めます。これが一番オーソドックスで持続力あるでしょ、ということで。旧「LB中洲通信」とは趣きもコンセプトも変わった形で再始動することになりましたが、こちらも是非是非よろしくお願いします。

このBlogもいつもの調子でやっていきますので、今後ともよろしゅう(鬼六センセ風)。

ミーティング

2010-04-14 02:59:53 | LB中洲通信2004~2010
昨日と今日は博多で打ち合わせ。
方向性はほぼ決まっている(と思う)んだが、今回のミーティングではwebに関してはかなり見通しがついた(と思う)。まあ今後はがらっと変わった展開になる予定です。

今日の昼、藤堂編集長のケータイに久留米のライブハウスさんから連絡が入った。過去に特集を組んだ、とあるミュージシャン氏が5月に来福してライブをするのだが、そのときに掲載した写真を使用させて欲しいとのこと。
今後の展開はがらっと変わっていくのは確かなんだが、これまでの30年…20年というのはやはり、どう考えたって財産だよな、と再認識した次第。

まあぶっちゃけ、それナミさんのことなんですが。
ちなみに2006年のナミさん特集はオフィシャルサイトの<掲載記事>から見られます。2月に行われた「水と星のまつり in チェン・ダーオ」も無事成功した模様です。おお!来年も?

そして、久々のインフォメーションです。
4月26日(月)よりジュンク堂書店新宿店でバックナンバーフェアが開催されます(期間はまだ未定…1週間? 2週間? 1ヶ月?)。これまでのバックナンバーとともに、一般販売していない感謝号もたぶん並ぶと思いますです。ぜひこの機会にお求め下さい。
ジュンク堂書店新宿店様、ありがとうございます。

感謝号

2010-03-02 00:58:28 | LB中洲通信2004~2010


LB中洲通信3月号こと30年大感謝号到着。
ご協力者の皆様、ありがとうございました。
明日から続々発送予定です。

今回は書店販売の予定はありませんが、4月に某書店様がフェアを開催して下さるそうなのでそちらで手に取って見てください。詳細は間もなくオフィシャルで発表すると思いますです。

(追記)
今回は表紙だけでも一見の価値あり。
中綴じも久々に新鮮だし(15年位前は中綴じだったけど)、紙の手触りもいいし。ムラ、ホントにお疲れです。

フェアのときには拡大してポスターにでもしようか…。

コピー

2010-02-11 19:17:02 | LB中洲通信2004~2010
昼から始めた目次その他のコピー取り、ようやく終了。
途中インクが切れたので錦糸町のヨドバシに行ったついでに買ってきたコピー紙がスミベタに弱すぎマシンと相性悪すぎで紙詰まりまくり。安物はあかんね。
バックナンバーをツー・スリーに発送。

そろそろ大感謝号のアンケートのご回答も到着。

長老対談

2010-02-09 13:16:47 | LB中洲通信2004~2010
昨夜は神楽坂で出田さんと長老・小川さんのナカスの新旧プロデューサー対談。
ツー・スリーに行ったら(もちろん話には聞いていたけれども)スタッフ激増でちょっと熱気があったりして。
近くの居酒屋で2時間対談の後、2時間呑み。その後、M'sで3時頃まで。

ほとんど酔わなかったが、何か久しぶりな心地好い緊張感はあったですよ。ああ、ナカスって本当はこういう感じだったなという。そういえば聞いた記憶も微かにあるけれどもスタッフの変遷とか真意とか。
いろんな意味で状況は変わった。クロスオーバーでハイブリッドな状況でアナーキーはあり得るのか。これは、もはやいかんともしがたい状況ともいえる。

しかしこの後、ブログに転載されるtwitterのタイムラグというのも、これはこれでいかんともしがたい。

2月号発送

2010-01-06 19:11:05 | LB中洲通信2004~2010


神楽坂の事務所で2月号発送作業。
特集は国際ジャーナリストで作家の手嶋龍一さん。ここでのr手嶋さんはジャーナリストというよりも漢。テレビやラジオではなかなか見られない漢の美学を語って頂きました。その他、2月末にタイでキャンピング・フェスを主催する南正人さん、初のDVDリリース間際のオオタスセリさんのインタビュー。
ご関係者、ご協力者の皆様、ありがとうございました。
さて、ナカスの今後は…まだ未定。

ジェブの田邊さんからご丁寧に電話を頂く。ありがとうございました。
電話を切ったあと、そういや訊きたいことが浮かんできた。
アレ、どうなるんすかねえ…。

(追記)
話題:中洲通信30年で幕/今月発売号で・発行人の名物ママ「一つの節目」(毎日jp 1月7日付

えー……と、一応もう2月号は発行されております。念のため。

最終コーナー

2009-12-18 17:51:13 | LB中洲通信2004~2010
編集長チェックを残して中洲通信通常号の作業はほぼ終了。

編集部からの休刊の挨拶はずいぶん前から考えていたような気がするが、まあ、そういうことです。
来週からは大感謝号の作業に入ります。

Sさんごめんなさい。企画は週末に書きます。
ということで、これから飲みに行きます。

スセリさん

2009-12-10 02:30:26 | LB中洲通信2004~2010


15時前に袴田さんと合流し、中野でオオタスセリさんの取材。
イマドキのタレント、芸人ならば誰でもすぐ簡単にDVDをリリースしてひと山当てようとしている。そしてスセリさんもいよいよ初のリリース(昨夜撮影)……なのだが、近年は作家として外部に本を書く方が多いということで、本人にはまったく、というか、ほとんど、ひと山当てるとか映像を残したいというようなパフォーマーとしての欲がないらしい。
ということでバイオグラフィを追いながら今後の展望を訊く。

てか、スセリさん、歩くの早いよ。
オレも歩くのは結構早い方だと思うんだが、あんなに早い女は初めてです。
まあ、ちんたら歩いてる女より余程清々しいですが。

打ち合わせ

2009-12-09 03:14:00 | LB中洲通信2004~2010
10時過ぎにホテルを出て、本、資料類はコンビニから宅急便で自宅へ送り、天神のネットカフェに荷物を置いてメールチェック等など。前夜、藤堂さんから借りたDVDも観る。前回博多に来たときに取材されたRKBのワイド番組の10分ほどのワンコーナー(今日感テレビ「中洲のママさん雑誌つくり30年!」)。出田さんのコメントも字幕スーパー付きである。
別人みたい……ということはないか。

正午前に藤堂さんから連絡があり予定変更、自宅で今後の下打ち合わせ。ぐるーぷぱあめが制作していた80年代の中洲通信のバックナンバーも何冊かお借りする。
15時過ぎには打ち合わせも終わり、ネットカフェに戻る。たぶん7時間近くスペースは借りていたと思うのだけれどもおそらく滞在時間は2時間もない。まあ下手に街中のコインロッカーを使うよりもまったく便利ですけど(貴重品は専用のロッカーに入れておけばオッケー)。
もうPCを持ち歩くなんてことは滅多にないけれども、その代わり電源コードは必ず持ち歩いている。

天神から中洲に向かって、川端商店街を通って早めに空港へ。スカイマークの最終便で帰る。
羽田着陸直前、気流の問題で機体が揺れまくり、さらに機内の気圧が異常に高くなり、飛行機で初めて頭痛がした。あれ、一体何だったんだろう。
さすがに怖いっての。

ちなみに、前日大甲君が惜しがっていた旭軒は開いていたが、その時間客はひとりもいなかった。
昨日の同じ時間だったら腹一杯注文したのに。

冨さん取材(非公式)

2009-12-09 01:50:51 | LB中洲通信2004~2010
月曜日。通常号としては最後の特集取材。
午前中に福岡に入り、昼からグランドハイアットで、国際ジャーナリストで作家の手嶋龍一さんと藤堂編集長の対談を取材。これ、このまんま起こして大丈夫だろうかというような展開になってしまったのだけれども、まあ、これもナカスらしいといえばナカスらしいか。かなりリミックスを要しそうでもあるが。

取材終了後、藤堂さんと一旦別れ、再集合の時間までいつもの角打ちで軽く。カメラマンの大甲君は翌日の午後から東京で取材があるので、今回は日帰りということでナカスの思い出トークをビデオで収録。この2、3年ほど博多取材のレギュラーだっただけに日帰りは(いろんな意味で、実にいろんな意味があるのだが)かわいそうだったが、話していくうちに彼の最初の博多取材も、山本華世さんを取材したグランドハイアットだったのを思い出して、まあこれも偶然とはいえ皮肉だよね、なんつってしみじみ。大甲君はどう思ってるかわからないけれどもいい相棒だったよ。良くも悪くも気使わなくて放っておいても、勝手に楽しんでるから(ハードな現場はこれが大事)。

夕方から来年2月に刊行予定のホントに最後の大感謝号用に、リンドバーグとロイヤルボックスで藤堂さんのポートレートを撮影。事前に考えていてどうしても撮っておきたかったワンショットも最高の出来(だと思う)。手嶋さんもいらしていたのでリンドバーグのカウンターでツーショット。これでばっちし扉も決まり。必死にアイデア搾り出して演出するよりも、場が持っている空気があっさりベストショットを決めてしまうなんてことはよくあることだ。

彼のお気に入りだった春吉橋の旭軒は残念ながら休みだったのだが、撮影後改めて近くの焼き鳥屋で飲み直し。つっても1時間ちょっとぐらいか。このとき、大甲君はある行動を起こしたのだが、ここには書かない。本人了承の上、これはしばらく酒場トークのネタにさせてもらう。

大甲君とは20時過ぎに別れ、ホテルに荷物を降ろして改めてリンドバーグへ。何だかよくわからないが、月曜ということであまり混まなかったこともあり、結局チーフの冨さんを残してスタッフもすっかり帰った2時過ぎまで飲む。
よく考えたら何のことはない。撮影のために向かったリンドバーグで、ひとりで開店前の準備をしていた冨さんにまず挨拶して(17時頃)、ちょっと時間を置いて、カウンターで冨さんがいかに男女問わずモテているのかというトークをハイペースで飲みながら聞き(21~1時頃)、最後にはもう誰もいない閉店後の後片付けしている冨さんに挨拶して帰ったわけである(2時頃)。
「お疲れ様でした」なんつって。

冨さん密着取材か、オレ。
てか最近、毎週日曜は冨さん定食なるメニューも始まったそうだ。
冨さん、どんだけフル回転してんだろうと思う。
オレにとってはリンドバーグのオアシスですよ、富さん。



男だけど。

3時ぐらいにホテルに戻る。
酔ってんだか酔ってないんだかわからなかったけれども、別のホテルに行ったわけでもないのにエスパルスのリングとか、喧嘩をしたわけでもないのに手袋の片方とか、朝起きたらいろいろ無くなっていたのできっと酔っていたんだと思う。