新橋で『タカダワタル的ゼロ』の試写。
前作同様、淡々とライブと吉祥寺(今はもうない旧・いせや総本店と中央線のオレンジ色の車両)の風景が映し出されるという構成は変わらない(あえて書いておくと、これはライブを見せることを第一に掲げるこの音楽映画シリーズのコンセプトなので、説明過多な“ドキュメンタリー”風味を求めるのは筋違いというものである)。今回は扇動家・泉谷しげるがライブシーンに登場し、客席を煽りまくり、ひとしきり盛り上げる。ほぼ同年代ながら、渡さんが天性のフォークシンガーならば、泉谷さんは時代と状況がフォークギターを持たせた天性のロックシンガーなので、ふたりの対照的な生き方も映像からオーバーラップしてくる。そんな泉谷さんも涙ぐんでいたように見えた本編ラストの「くつが一足あったなら」は非常に感動的だった。さすがのイズミヤも「負けた!」という感じか。
今年はミュージシャンモードに入っているらしい泉谷さんには、早く「泉谷しげるの一週間」inパワステも映像化してもらいたいものです。
試写後、プロデューサーのTさんと話す。5月の公開に併せて未発表ライブCD(訊いた限りではかなり充実した内容になるらしい)、自叙伝『バーボン・ストリート・ブルース』復刊と同時進行のプロジェクトがいくつかある。これは楽しみ。
また記憶の片隅で気になっていた音楽映画シリーズ第4弾「こまどり姉妹がやって来るヤァヤァヤァ(仮)」もついに年内には完成の見通しとのこと。執念ですね。
前作同様、淡々とライブと吉祥寺(今はもうない旧・いせや総本店と中央線のオレンジ色の車両)の風景が映し出されるという構成は変わらない(あえて書いておくと、これはライブを見せることを第一に掲げるこの音楽映画シリーズのコンセプトなので、説明過多な“ドキュメンタリー”風味を求めるのは筋違いというものである)。今回は扇動家・泉谷しげるがライブシーンに登場し、客席を煽りまくり、ひとしきり盛り上げる。ほぼ同年代ながら、渡さんが天性のフォークシンガーならば、泉谷さんは時代と状況がフォークギターを持たせた天性のロックシンガーなので、ふたりの対照的な生き方も映像からオーバーラップしてくる。そんな泉谷さんも涙ぐんでいたように見えた本編ラストの「くつが一足あったなら」は非常に感動的だった。さすがのイズミヤも「負けた!」という感じか。
今年はミュージシャンモードに入っているらしい泉谷さんには、早く「泉谷しげるの一週間」inパワステも映像化してもらいたいものです。
試写後、プロデューサーのTさんと話す。5月の公開に併せて未発表ライブCD(訊いた限りではかなり充実した内容になるらしい)、自叙伝『バーボン・ストリート・ブルース』復刊と同時進行のプロジェクトがいくつかある。これは楽しみ。
また記憶の片隅で気になっていた音楽映画シリーズ第4弾「こまどり姉妹がやって来るヤァヤァヤァ(仮)」もついに年内には完成の見通しとのこと。執念ですね。