徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

足立さん

2006-12-04 23:45:21 | LB中洲通信2004~2010
渋谷で『幽閉者テロリスト』の足立正生監督の取材。密室映画に込められたストレートなメッセージを再確認。ネット周辺で評されているほど「難解」でも、拷問シーンが「苦痛」なこともなく、極めて明快な言葉(メッセージ)に貫かれている作品である。配給の取材担当Tさんに聞いたところ、若い編集者(足立さんにしてみたらオレだって子供の世代だが)はどうも取材に二の足を踏んでいるらしいけれども、わからなかったら足立さんに訊けばいいのだ。そういう作品。今後もどんどん撮り続けるとのこと。2月号特集で掲載予定。
画像は足立さんに表紙用の墨文字を書いていただくの図。これもかなりいいよ。

神楽坂の事務所に寄って最新号を持って帰宅。即原稿。

足立正生『映画への戦略』(晶文社)、板垣真理子『武器なき祈り フェラ・クティ、アフロ・ビートという名の闘い』(三五館)『the best of little walter』購入。

アップ

2006-12-04 03:18:50 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
リーグが終了した翌朝、スポーツ新聞の浦和優勝関連記事に埋もれるように、衝撃的なベタ記事が掲載された。

<G大阪が、来期補強の有力候補として甲府FWバレー(24)の調査に乗り出したことが2日、分かった。今季限りで退団、清水移籍が決定的なMFフェルナンジーニョ(25)に代わる新助っ人として浮上した。甲府関係者も、既にG大阪から接触があったことを認めている。(中略)西野監督は来季に向けて「今季をベースに攻守とも10%上げられれば」と話しており、26得点で得点王のマグノ・アウベスと、16点の播戸を中心としたFW陣にバレーが加われば、V奪回へ強力な戦力が整うことになる。>(日刊スポーツ 12月3日付け)

清水はこれで攻撃力20%アップ。

……ガセでなければ。

静岡から東京への帰路、いろいろと夢想する。やっぱり優勝だな。

『blues live! sleepy & hammie meet japanese people』、arrested development『3 years,5 months and 2 days in the life of』、『the best of swing out sister』、muddy waters『the real folk blues』購入。