徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

どこかで読んだことあるような、みたいな

2008-09-29 11:08:04 | Books
第3回日本ケータイ小説大賞:あたし彼女

あたし彼女のガイドライン(アルファルファモザイク)

この文体、

この雰囲気、

どこかで

読んだこと





みたいな。

何となく、

あたしナツコ。高円寺の女

いざまんさんはお元気だろうか。

そして2005年5月号

もう3年前かァ……。

で、

パンクは必然なんだけど、

おじさんたちに受容されちゃう

パンクってのも

何だかな、

みたいな。

ハイテンション/第27節鹿島戦

2008-09-29 00:35:59 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
カシマサッカースタジアムで「鹿島対清水」戦。
終わった瞬間はかなり凹んだ。「……これでリーグは終わった!」とさえ思った。

今季は2勝1分で勝ち越しているとはいえ、鹿島はACL惜敗でモチベーションをかなり上げている。だからこそ健太は「それに負けてはダメだ、倒してこそ自分たちの力だ」とプレーヤーにメッセージした。
しかしここまで歯車が狂いっぱなしのゲームになるとは思わなかった。ここ数ゲームで見せていたスムーズなコンビネーションは陰に潜み、それぞれが孤立無援の状態でファイトしていた。そんな状態では、とてもじゃないが「頑張るだけじゃ駄目」なのだ。
件のモチベーションを別にすれば、状況的には充分勝機のある戦いだったはずで、今日の、予想外の負けはかなり堪えた。

鹿島にとって今日のゲームは、ACL敗退直後のホームゲームで、かけがえのないプレーヤー(小笠原)の離脱があり、今季惜敗し続けた清水相手という、ハイテンションな精神状態にあったのではないか。
つまり、この鹿島は、あの鹿島ではない。
ちょっとショッキングなくらい、ハイテンションでゲームを支配し続けた。もうこうなると運が悪かったとしか思えない。健太の言う通り、序盤のいくつかのチャンスを確実に決めていれば、ゲームの流れは一変しただろう。
そしてちょっと予想屋的に書けば、この鹿島が、決してこのまま続くとも言えない。決して選手層が厚いとは言えないチームにとって、主軸プレーヤーの離脱はボディブローのように効いてくるはずだ。鹿島を含めたACL組はいずれも下位相手のミッドウィークの戦いこそ真価を問われる。

だって、まだシーズンは2ヶ月もあるのだ。何が起こるかわからない。上も下も。

ただ、ここ一番であのハイテンションを持ち得るのが、鹿島が鹿島たる所以なんだろうと思う(それはアルカディシア戦の浦和にも言える)。そして健太が言う通り、本物になるにはそんな火事場の馬鹿力に「負けてはいけない」わけで、やはり、オレたちは4年戦い続けて、なぜそれを持つことができないのか、悩ましい問題ではある。
それを「若さ」と言ってしまえば簡単なのだけれども、「若さ」をエクスキューズにするほど時間はない。
かもね。

東京はまだか/みうらじゅん「色即ぜねれいしょん」

2008-09-28 03:29:44 | Books
昨日の向井康介さん取材の関係で、みうらじゅんの『色即ぜねれいしょん』を読む。MJ好きにはお馴染みの青春小説なので速読、瞬読。小説版のラストシーンはどう考えても『アイデン&ティティ』のイメージそのまんまなのだけれど、向井さんと田口トモロヲ監督がこれをどう脚色して、演出するのか、非常に楽しみ。
MJってホントにロック思想家である。

にしても。関西の青春は井筒監督やMJに任せておいて、トモロヲ監督もそろそろ自分語りで70's、80'sの東京の青春を描いてもいいのでは…とか。

向井さん

2008-09-26 23:48:32 | LB中洲通信2004~2010
青山で映画『俺たちに明日はないっス』の脚本家、向井康介さんの取材。
向井さんの盟友の山下敦弘監督はここのところ新作ごとに取材し、本作で監督を務めるタナダユキ監督は『タカダワタル的』で取材し、田口トモロヲさんはもちろん、主演の柄本時生君……は残念ながら取材してないが、アニキの祐君は『夜のピクニック』で取材した。ということでナカスで映画を取り上げると、どういうことになるかというと、今回はもちろん、いよいよ、とうとう向井さん単独インタビューである。
今回のテーマは<コンビ>。『俺たちに明日はないっス』と併せて、山下監督とのコンビについて話を伺った。

さそうあきらの名作『俺たちに明日はないっス』。非常に生々しくて暗い映画である。今すぐセックスしたくてたまらないだけの鬱屈した男子高校生が主人公なのだから、バカで童貞で暗いのは当たり前なのである。今しかないのだから明日はない。そして輝ける17才というバカの季節、<今>が過ぎ去ってしまうと、待っているのは怠惰な<明日>でしかない。まあそれがブルーズというものだ。銀杏BOYZのラウドなロックンロール『17才』も素晴らしい。
ラストシーンの雄叫びと呟きがとても爽やかな青春映画。
12月号で特集予定です。

駅南酒場

2008-09-25 12:35:39 | 素日記
水曜日。PCを持って行ったので、FAXを転送してもらい静岡でちと作業。
ということで、ひとまず早急に帰京する必要がなくなったので静岡でぶらぶらする(ホントはこういうことを書くと約1名様、激怒する人がいるのだけれども)。
さすがに夕方になり、そろそろ帰ろうかと思い、南口のセブンイレブンに寄ったら、派手な看板が目に入った。「しぞーか駅南酒場」。
「しぞーか」と書くところがあざとい感じもしないでもないが新幹線の時間まで軽く呑むか…ということで、結局約2時間、フライ各種と桜海老で生ビールと静岡割り(要するに焼酎のお茶割り)を5、6杯。たまたま隣に座っていたピンクレディーヲタの大阪人、Wさん(同い年だった…)と何故だかひとしきり盛り上がり、ちょっとどころではなくなった。8月にオープンしたかりだそうで、まあチェーン系ではあるみたいなのだけれども、静岡好きにはわりといい感じの店です。せっかく15時オープンなら、もう少しカウンター席が多くて、立ち飲み系のオープンさがあるともっといい感じかも。

ちなみにカウンターの中にいた愉快なスタッフのおっちゃんは、静商ネット裏会の人だということで、出田さん、袴田さんにはオススメな店なのであります。旧静岡市ってホントに野球の町なんだよなあ…。ウチから一番近い高校って静商だったし。

順当に勝つということ/第26節東京ヴェルディ戦

2008-09-25 00:29:18 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
健太「試合前から『絶対に今日の試合は勝て!勝つ!!』という話を選手にしてました」
西澤「もう俺らはチャンスだよ、相手はバテてるし裏行こう」
Sの極み 9月23日付)

火曜日。日本平で「清水対東京ヴェルディ」戦。
前半はミスから押し込まれる場面もあったが、危なげない展開で失点するような予感はほとんどなかった。あとはいかにゴールして、勝ち切るのか。健太は後半に入ると兵働に替えてパウロ、神戸戦の殊勲者であるオカとヤジのコンビを無理に引っ張ることもなく、一樹と西澤を一気に投入。もちろんスタメンが悪いわけがないのだけれども、ゲームに変化を起こせるメンバーが揃っているということで、ここ数ゲーム、本当に健太の采配はハマっている。
そして後半33分、一樹が待望の先制点をゲット。この後はほぼ磐石のボールキープで逃げ切る。以前だったら、それでも攻め続けることを要求したスタンドも、この日はさすがに野次は少なかった。サポも、ファンも気持ちの余裕がなかったのがよくわかる。

懸念していた神戸、ヴェルディ戦をきっちり勝ち切ったことで今後の期待も大きくなった。置かれている状況がわかっているのかいないのかわからないが無茶攻めしてくる札幌のようなチームならともかく、北本、土屋を中心にしたガチガチにディフェンシヴな両チームを相手に引き分けるような事態が一番怖かった。ということで、勝つべき相手にきっちり勝てたことは大きい。
今はむしろ上位相手の方が安心してパフォーマンスを発揮できるのではないか。日曜日の鹿島戦、中断前のFC東京戦が本当に楽しみだ。ここを突破できればリーグも……。

決してナメるわけではないけれども、状況的に言ったら、アウエイとはいえ今の鹿島もきっちり勝つべき相手だろう。
ただし、これからというときにいつでも鹿島は清水の前に立ちはだかってきた。例えば2年前の鹿島スタジアム、今と似たような状況でスケジュールで苦しんでいた鹿島相手に内容で圧倒しながら、逆転負けを喰らったゲームを思い出す(浩太、真希が揃い踏みするというユースファンには夢のような展開だったのだが)。
あれから3年、オレたちの成長を証明するにはぴったりな舞台ではないか。

ナビスコカップでは、シーズン前から明言していた鹿島越えを果した健太と若いチームは、どんな戦いを見せてくれるだろう。少なくとも準々決勝のアウエイ鹿島戦とは違う戦いを見せてくれる、はず。
今季無敗とはいえ、手負いの鹿はそれでも怖いが。

ゲーム終了後、ドリームプラザでサポーターズパーク。

みんなお前が悪いのさ/VIBRASTONE

2008-09-22 21:44:21 | VIBE RHYME

<みんなお前が悪いのさ>

嫌われ者の兄ちゃんが
猟奇事件の犯人と
間違えられてとっつかまって
どうせ嫌われ者だから

やったやらぬは別として
懲らしめられる格好で
朝な夕なのお仕置きに
いくら喧嘩が自慢とて
命あってのものだねと
「うん」と言ったが三年目
これが噂の冤罪か
諦め切ったその時に

別の事件で捕まった
他の男の自供から
晴れて無実にゃなったけど
一度貼られたレッテルは
剥がしようにも世間の目
もとが嫌われものだから
誰が同情するものか
みんなお前が悪いのさ

そんな話を聞きつけた
興味本位のワイドショー
人の心の奥底に
潜む妬みが飯の種
別に正義の味方とは
(ほんの?)思っちゃいないけど
虐げられた人々を
救うふりならお手の物

マイク片手にVTR
知られたくないことならば
余計知りたい覗きたい
さらけ出したい暴きたい
向こう三軒両隣
訊けば出てくるボロが出る
叩きゃ埃の出る身体
ひょんなことから

合わぬ辻褄合わせようと
苦し紛れの言い訳に
出しちゃいけないその人の
名前どころか秘密まで
あっと思ったその時にゃ
にんまり笑うリポーター
なかったことにしてくれと
頼む姿も容赦なく
朝のテレビに大写し
少しゃ真面目に働こうと
思った矢先のこの仕打ち
まとまりかけてた話まで
何でテレビが壊すのか
抗議しようと出かけたら
どいつに文句を言ったやら

埒もあかずにとぼとぼと
止めた車に戻ったら
駐車禁止のレッカー車
待ってくれよと拝んだが
そんな話が通るほど
甘くないのが世のならい
文句あるなら裁判所
文句ないなら免許証

おっといけねえあの時に
ちょうど期限が切れてました
慌てついでの間の悪さ
積もり積もった鬱積が
切れたぷっつんその後は
何が何だかわからない
我に返って見回せば
毎度お馴染み鉄格子

(以下、国本武春ソロ)
歌の文句じゃないけれど
こんな男に誰がした
生まれついての星めぐり
みんなお前が悪いのさ
歌の文句じゃないけれど
こんな男に誰がした
生まれついての星めぐり
みんなお前が悪いのさ

なんて間合いの悪いこと
あ、世間じゃこれを弱り目に 
祟り目なんていうけれど
とんと浮世に見放され
他人の事を笑ってる
あんたの背中に忍び寄る
義理と人情、親孝行
欠いちゃ世の中通らない

歌の文句じゃないけれど
こんな男に誰がした
語り尽くせぬお話は
丁度時間となりました

完全燃焼/第25節神戸戦

2008-09-21 02:31:51 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
スカパーで「神戸対清水」。
そもそもスコアが動くような組み合わせではないのでセットプレーが鍵になる。神戸のようにガシガシとハードワークしてくる相手だと、ここのところ調子の良かったオカやエダも80分ぐらいは“消えていた”し、優雅なプレースタイルのパウも簡単に潰される。“消してくる”タイプの神戸に対しては、とにかく我慢である。比較的ボールを支配していた前半はともかく、後半の神戸の超絶チャンスを何とか切り抜け、ぎりぎりまで我慢。我慢していたのはどう見ても疲弊していた兵働も同じで、淳吾どころか、このゲームではここのところ有効なプレースキッカーだった真希を捻挫で欠いていては、疲弊していたって兵働に頑張ってもらう他はない。
そして残り10分を切ったところで岩下から、運動量の多い児玉に交代。そこからは一昨年のエコパダービーを思い出すような展開。
ガンバ、札幌とは違う展開になることはわかっていたが、ここ数試合、不完全燃焼を起こしモチベーションもかなり上がっていたはずの神戸相手だからこそ、そんな相手に粘り強く勝ち切ったことは大きな自信になる。
久しぶりの無失点も素晴らしい。
完勝もいいのだけれども、こういう我慢比べのゲームというのは負けたら不完全燃焼感しか残らないが、勝てば最後の最後でスパークして、痺れるような完全燃焼ができる。完全燃焼してあとには何も残らない(もちろん今日の健太の好采配はもっと評価されるべきだが)。

この後ゲームは中2日、中4日と続く。順位も一ケタに上昇した。ようやく風が吹いてきたかもしれない。
残り2ヶ月を完全燃焼するために、9月最後の2ゲームもきっちりと勝ち切ってもらいたい。これからは闘うゲーム、全部がトーナメントだよ。もっと痺れさせてくれ。

(c)ちばてつや/講談社『あしたのジョー』20巻より(オカも読むべし)

大力さん

2008-09-17 02:52:25 | LB中洲通信2004~2010
月曜日。亀戸とよく間違えられる亀有でコの字取材。今回はホルモン焼きの「大力 亀有店」さん。この日はオープンと同時に30分ほどでほぼ満員。コの字取材史上、最速。ここまで出足が早いのはさすが珍しいそうなのだけれども、確かに名物のハイボールと焼肉、ハラミ刺しはウマ~。
日立台での柏戦の帰りに、是非是非オススメのお店であります。ちなみに本店は金町にあるので、柏と東京サポにはこちらもイチ押しか(一応、この辺りはアルディージャのエリアのようだが……大宮は駅前にコの字の名店があるし)。

亀戸もいい町だけれども、亀有も悪くない。たぶん錦糸町に隣接している亀戸と、北千住・綾瀬に隣接している亀有は同じような匂いを持っている。

両方とも魔都・新小岩に(比較的)近いし。

ようやく本格化/第24節札幌戦

2008-09-17 02:30:21 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
土曜日。日本平で「清水対札幌」戦。

キックオフ前はいい感じで晴れていたのだが、ハーフタイムあたりから雲行きが怪しくなり、後半から完全に雨が降り出した。
そんな天気とはまったく関係なく、ゲームの方はほとんど完勝と言える内容。ナビスコのガンバ戦と合わせて<調子のよくない相手ながら……>というような余計な一言を書きたがる人もいるのだけれども、シーズンも、リーグも終盤入ろうという現在、相手の調子を慮って自らの力を計るなどというのは本当にナンセンスである。これまで散々書いていることだが、終盤の総力戦、そして本当の選手層というものは、こういうゲームで表れるのだ。この日もエダ、真希、オカと言った若手がきっちりと仕事を果たし、マイペースで出場を続ける西澤もきっちり結果を出した。状況的にディフェンシヴにならざるを得ない札幌相手に、サイドを切り裂き、中央を崩し切って快勝には、今後の可能性も充分抱かせた。ロスタイムのわけのわからない失点だけは本当に余計だが、それ以外はナビスコ準決勝の勢いそのままに、札幌を撃破した。
ということで、アウ不発、淳吾離脱という、層の薄いチームなら空恐ろしい状況ながらも、真希(28番)の本格化に象徴されるようにようやくチーム作りも実を結びつつあるようだし、内容的にもぐんぐん良くなっているのは確かなのだけれども、それにはあまりにも残りゲームが少なすぎる。それ? 優勝ですよ、優勝(本気)。まだ、間に合うか。神戸戦で、と言い切ってしまうのは、ちとアレなので、9月の残り3ゲームの結果で腹を括ろうっと。
泉谷の「果てしなき欲望」(これは崖っぷちの名曲)でも聴きながら、結果を待ちますか……。

翌日、シーチケ、後援会員先行でナビスコ決勝のチケットを買うつもりだったが、あっという間に指定席は完売。オレはゴール裏でいいんだが(もちろんすでに購入済みだが)、一般発売を抑えるか……。

会見にて

2008-09-12 02:29:12 | LB中洲通信2004~2010
渋谷のセルリアンタワーで「昭和島ウォーカー」の記者会見。
作・演出はヨーロッパ企画の上田誠、出演は井ノ原快彦、京野ことみ、松本まりか、粟根まこと、福田転球、中山祐一朗。ということで登壇者も、この7人。

写真も撮らなければいけないのでスチールカメラのエリアに座る。会見がはじまってしばらくすると、最前列に座っていたスチール・カメラマンが寝始めた。壇上からどう見えているやら、と思っていたら案の定、イノッチや京野ことみあたりが、さすがにちらちらと見ていた。当たり前だっての。真後ろにいるオレが申し訳なくなってくるわ(というようなナイーブな感想は現場では一切無用だが)。
やっぱり芸能マスコミは逞しいよなあ…。

近未来を舞台に町工場のワーカーたちを描くという、この作品。そんなワーカーだったイノッチの父上もタイトルだけですでに喜んでいるそうで、MADE IN JAPANな舞台になりそうであります。
11月号でレポート。

はなわさん

2008-09-11 01:26:56 | LB中洲通信2004~2010
恵比寿のケイダッシュ・ステージではなわさんの取材。バイオグラフィ的なインタビューから、現在<ジャジィはなわ>としてプロデュースしているアイドル・ユニット<中野腐女子シスターズ>、そして9月にCDデビューする<腐男塾>についてもインタビュー。もちろん、全てはなわさんの作詞作曲。訊けばきくほど、ソング・ライティングについては、実は自己流の、年季が入っている人なのだ。中野腐女子シスターズの「Go!Fight!腐女子シスターズ」も、腐男塾の「男坂」も、詰め込むだけ詰め込んどいて結局、煎じ詰めればサビ一発という、21世紀のアイドル・ナンバー必殺パターンのツボをきっちり抑えている。
その他にも、日テレ、セブンイレブンと組んだおでんのCMソングも近く配信されるということで、今回、オレが決めたテーマは<はなわ=21世紀の所ジョージ説>。何か、いいセンいってると思うんだけどなあ。
素のはなわさんは兄、弟の真ん中に挟まった次男坊ということで、気持ちはヒジョーによくわかった(周りで見ているほど次男というのは気楽じゃないのである)。

はなわさんのつくった腐男塾の「男坂」には、こんなフレーズがある。
<腐ってナンボ>
いいフレーズだなあ…。男女問わず、人間、腐らなきゃ味は出ない。アミノ酸も発生しない。「肉は腐る寸前が一番美味しい」のである。腐り切っちゃ駄目だけど。

ということで、11月号特集予定です。

ファイナリスト/ナビスコカップ準決勝第2戦ガンバ大阪戦

2008-09-08 03:07:34 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
スカパーでナビスコカップ準決勝第2戦「ガンバ大阪対清水」。
引き続き起用された若いプレーヤーたちが第1戦の勢いをそのままに打ち合いを制し、3年前の天皇杯決勝以来の国立ファイナリストを決めた。

清水のゲームは、今季もすでに30ゲーム以上観ているわけだが、ウチってこんなにピッチを広く使えたっけ? というぐらい、縦横に自分たちのスタイルを貫き通した。いや、ようやく貫き通せるようになったというべきか。正直言って心臓に悪い展開になり始めた後半30分過ぎから観るのを止めようと思ったぐらいだったが、結局アウエイゴールの利を生かして、終始ガンバにプレッシャーを掛け続けた。

中継の最後で実況の西岡さんは何気なく「4年目の選手が多い」と口にしていた。要するにそういうことなのだ。長谷川健太という男がスクランブル状態だった清水の監督に就任したのが4年前。すべては4年前に始まり、現在に繋がっている。
今となってはフェルナンジーニョの突然の離脱も、健太エスパルスのオフェンスを構築する上で必然だったのかもしれないとさえ思う。もちろんJリーグを勝ち抜くには外国人FWの個の力というのは無視できないのだけれども、フェルどころかアウレリオまでもが残念な状況になってしまった今、清水は日本人だけの力でオフェンスを構築している。それにはパウロ、そしてテルという献身的に走り続けるベテランの存在を抜きには語れないのだけれども、とにかく清水は日本人だけでピッチを広く使い、サイドからファストブレイクしてゴールをこじ開けていく。今や清水のオフェンスは、誰かの圧倒的な個の力に依存することはない。ただしそれは、文句を言われながらも、でも宇宙開発し続け、空振りし続け、ポストやバーにボールを当て続け、そんなことをやり続けた先にしか成就することはないのだ(もちろん成就などないのだが)。それが健太エスパルスの4年間というものである。
今回、ガンバのディフェンスに問題があったのは確かだが、打ち合いを宣言されて、それに打ち勝ったことは、自分たちの力の、大きな証明になったと思う。
去年、こんなことを書いた。ディフェンスの構築に2年かかったのだから、オフェンスも2年かかるかもしれない。何か、それが現実化してきたかなと思う。

そして、これももう一度書く。何度でも書く。健太初年度のメッセージ「3R(REVIVE/REJOICE/RESPECT)」だ。REJOICEの時は確実に近づいている。目標はまだ先にあるはずだが、ひとまずその舞台に上がる権利は得た。
11月1日、国立競技場で12年ぶりの優勝を目指す。
誰が何を言おうとも、その権利は清水と大分にしかない。

打ち合い前日

2008-09-06 23:17:16 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
西野「今はガンバのスタイルを取り戻すことが重要。 攻撃的にいく。最初からスコアレスドローを考えているようなやつは先発で使わない」
播戸「引き分けとか、ややこしいことは考えられない。勝てばいい」
日刊スポーツ 9月6日付

西澤「今度の試合はね、最低1点はまあ絶対条件なんで、まあ一つでもいっぱい点取れるように、打ち合い歓迎なんでね(笑)」
Sの極み 9月6日付)

どう考えてもガンバからしたら引き分けとか、ややこしいことも考えるべきだと思うのだが、それならそれで上等。遠慮しないで打ち合っちゃって下さい……でもリアリストの健太の方がディフェンシヴに動いちゃったりして(ま、それも判りづらいが勝負ってもんなのよ、これが)。
駆け引きも含めて見所満載である。

準決勝第2戦G大阪vs清水
【解説】風間八宏【実況】西岡孝洋【リポーター】小穴浩司
初回9月7日 (日) 生中継 18:50 Ch.181(無料)
(スカパー/サッカー)

10月号到着

2008-09-05 03:48:41 | LB中洲通信2004~2010
ということでLB10月号到着。
「クライマックス甲子園!!」で今年の夏は露出しまくった柳沢慎吾さんだが、今回は<役者・柳沢慎吾>を中心にインタビュー。
すっかり撮影も終わって、マネージャー氏の運転する車の中に乗り込んで、それでも取材陣に声を掛け、手を振り続けた慎吾ちゃん。パブリック・イメージ通りのサービス精神で、それだけで「柳沢慎吾はやはり柳沢慎吾だった!!」という感じで、感動的ですらありました。インタビュー中も自然にウインクしていたし。
そのほか、新作目白押しの西島秀俊さん、硬骨の季刊誌『冤罪File』レポート、
宮崎イカキン健さん等など登場。
関係者、ご協力者の皆様ありがとうございました。